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2012-09-05 01:05:32 | 雑記

 今年は9月に入っても残暑が厳しく、朝晩が涼しくならないパターンで、今のところ、秋には程遠い 

感じである。   

 秋 

*意味;四季の1つ。太陽暦で9月から11月まで。太陰暦では7月から9月まで。24節季では立秋か

ら立冬まで。

●秋の語源由来

(1)空由来・・・遠くまで見渡せる空の色=「清明(あきらか)」な時季という意で「あき」になった。

(2)収穫由来・・・穀物などの採り入れが豊穣で「飽き満ちる(あきみちる)」季節の意で「あき」になっ

 た。

(3)草木由来・・・紅葉などに使われる「紅(あか)」が転じて「あき」となった。

●秋の字源

 「禾(こくもつ)」を「束(たばねる)」の意

または「禾(こくもつ)」につく「亀(いなご)」を焼き殺す季節の意。

 秋の夜

*「虫のこえ」の歌詞に「秋の夜長を 鳴き通す ああおもしろい 虫のこえ」とあるように、コオロギ、

 スズムムシなどの大合唱(奏)。

  秋の夜はなぜ長く感ずるのだろう?素朴な疑問である。確かに秋は夏に比べれば、だんだんと夜

 が長くなっていく。でも冬の方が夜はもっと長い。「秋の夜長」?朝晩の気温が下がり過ごし易くなる

 季節で、つい「夜更かし」もしがち。「読書の秋」という言葉もある。

 秋の夜は起きている時間が長くなるから「秋の夜長」なのである。ところで夏の寝苦しい夜は「夏の

 夜長」??-論外である。

 9月の異称に「長月」とある。これは「夜長月」が由来と考えられている。

 茜(あかね

*「茜」というと「アキアカネ・秋茜」「赤とんぼ」が思い浮かぶ。「茜色」とはアカネ(植物)で染める色

 でベニバナ染めの赤とは違う。国旗の赤が茜色である。

 また、現代人にとって「茜色」とは、太陽や夕焼けを表わす色である。

*「あかねさす 紫野 標野(しめの)行き 野守は見ずや 君が袖振る」(額田王) 

 意味:紫草の生える野を、狩場の標(しめ)縄を張ったその野を行きながら、ああ、あなたはそんな 

 に袖をお振りになっておられるのを、野守が見ているかもしれませんよ。

 この歌では「あかねさす」は「紫」にかかる枕詞だが、「日」や「昼」にかかる枕詞である。枕詞は「特 

 定の語の前に置いて語調を整えたり、ある種の情緒を添える言葉」で、ある言葉を導き出す言葉で

 ある。「あかねさす」の「さす」は「映(は)える」の意で、、あかね色が紫草の染料の色「むらさき」に

 響いている。現代人にとって「茜さす」は夕暮れを連想させるが、万葉の人々は「朝日」の色を連想

 したと思われる。

赤とんぼ(アキアカネ)は、涼を好むようで、夏の間、山で避暑し、最低気温が10℃を下回るように

 になるとふもとに下りてくる。

 食欲の秋

*秋の味覚といえば「秋刀魚」。さんまの旬は8月から11月いっぱい、ピークは9月。食べ方は、塩

 焼きが一番。粗めの大根おろしにポン酢。美味しいですよね。新鮮なさんまの肝はとろっとしてい

 甘い。鮮度が落ちるにつれて苦味というかエグ味が増す。

 スーパーで生さんま1尾138円程、目玉商品のときは100円くらい。少し高めのように思う。  

 さんまの美味しい旬は脂がのる10月下旬から11月にかけて。

カツオの旬は4月から9月にかけてで、ピークは6月(意外に思う)と1年の半分。9月のかつおは

 脂ものり戻りがつお(トロカツオ)の中でも絶品で「トロカツオ」中の王様。

*9月が旬な果物は、くり類、日本梨類、ぶどう類(大粒のもの)、いちじく類など。

*9月が旬な野菜は、マツタケ、きのこ類、さつまいも、さといもなど。