前進あるのみ

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ついに最終章 GF福井レポ その5

2011年10月21日 | Weblog
長らくの愛読、ありがごうございました。
ついに本日のレポをもってGF福井のレポは最終章とします。

ということで、張り切っていってみよ~~~~~~~~~~う


大自然の中を風を受けて走る乗り物、自分の力で進む実感がある乗り物、そして感動や夢を追い続ける
乗り物、そんな素晴らしい乗り物がすぐ近くにある。
誰にでも手が届く手軽な乗り物、しかしそれにはとても奥が深く、考えれば考えるほど本当に
神秘的な乗り物だな~と思える乗り物。
そんな乗り物、自転車に出会えた私は何と幸せなんだろう・・と感じながら、一歩一歩と歩み寄る。

自転車には本当に物語がある。物語があるというか、自分で物語を作ることが出来る乗り物。
そう、ドラマを生み出せる力のある乗り物なんじゃない?
たかが移動する手段だけで使っている人も世間一般には多いし、世間ではそれが普通なんだろうけど、
私たちはそんな使い方ではなく、心底自転車を愛好するサイクリストである。
自信をもって、いいだろう~いいだろう~といわんばかりにかっこよく乗る。
しかし、今、問題視されているような乗り方は決してしない。待ち乗り自転車を我が者顔のように
乗り回す、迷惑行為をしながら乗る人が増えているニュースを見て、私は残念で仕方がない。
私たちみたいにきちんと正しく、綺麗に乗る人たちにとってはあんなニュースは迷惑きわまりないよね。

何も知らない人たちは、自転車事故が急増するニュースを見て、私たちまで非難の目を向けてる
ドライバーの人も多いんじゃないかな?
私たちは違うよ~って声を大にして言いたいね。


無事、勝山スキージャムに到着し、一人たたずむななしさん。
まだ、私が走り始めた頃、冬の間はななしさんはマラソンをしており、一緒に走り始めたのは忘れもしない
3月7日、梅林ツーリングの日だった。この日、初めて遭って、意気投合し、色々話をしたのが
印象的だった。最初から気さくで話やすく、すぐに打ち解けることが出来て、本当に嬉しかったのを
覚えている。
それから2ヶ月後、普段の日曜も一緒に走ってたけど、淡路ツーリングにGWに行った。
当時、まだ泉佐野からフェリーが出ており、1時間半の道のりを進んでいたフェリーの中での会話で、
お互い中学時代の陸上部の先輩・後輩の間柄だったことが判明。中学時代の私の知っているななしさんは、
本当にまだ小さかった。私より・・・って、私が中3のときにななしさんは中1で、陸上部に入りたての
時代だった。だから私の知っているななしさんの苗字の人は小さい人・・というイメージだったから、
まさかそのときの後輩がななしさんだとは、思わなかったのだ。

そこで一気に話が盛り上がり、1時間半、2人ともすっごいハイテンションでしゃべり続けた。
あれから約8年が経とうとしている。男の人が多いチームの中で、唯一大切な女の人と一緒に走れている
私は今でもとっても嬉しい。同じ女性として、同じ趣味で、お互いの健闘をたたえあい、励まし合い、
しんどいことも楽しいことも共感しながら、一緒に走れる仲間。

私は会社の同僚の薦めがきっかけで自転車を始めた。ななしさんは通勤途中で上○自転車店が気になっていた
みたいで、ある日をきっかけに店に寄ったとか・・・
そんな縁がなかったら今頃、再会は出来ていなかったのだろう。縁って凄いよね。ひしひしと感じる。
これからも一緒に走り続けようね。サボってたら渇入れるよ~~~って。笑






そして、この人がいなかったら面白さに欠けていただろうN瀬さん。
私もとってもしゃべりだけれど、N瀬さんには負けるかな?笑
とってもおちゃめで、ムードメーカー的存在。チームになくてはならない存在の人。
ジンさんとたまたま私たちがチーム練で走ってゴールした牛滝で偶然会い、それからジンさんがチームに
入ってくれた。同じ会社で勤めるN瀬さんは、そのことをジンさんから聞いていたみたい。
ジンさんの薦めで我がチームに入ってくれたのだ。

このときは、何か考え事をしていたのだろうか?
いつもニコニコしている姿をしているN瀬さんだけど、このときは真剣に前を見つめ、何か考え事を
しているように見えた。

このチームに入って良かったな~・・・あるいは、どうしたらもっと速く走れるようになるのかな~
と考えてたのかな?

そう、自転車のことを考えると、時間の経つのもほんと、忘れるぐらいなんだよね。
それにすぐに時間がたってしまう。
自転車を見つめていると、これまで走ってきた色んな場所や、色んな思い出が次から次へと思い浮かぶ。
家で、私は時々ジッと自転車を見つめ、こんなところに行ったときが楽しかった・・とか、この走り方は
しんどかったかも・・:みたいに色々考えるときがある。

N瀬さんもそんなことを考えていたのかな?





そして下の写真は泊まった宿の前に広がる田園地帯。その奥に何やら大きなお寺があった。
あ、この奥が平泉寺だったのかな?
写真ではわからないけど、五重の塔もあったから・・・・

春に種を撒き、苗を育て、それを田んぼに植えて水を加えると色んな生物が育ち、梅雨には蛙が鳴くのを聞く。
やがて稲が豊かな実をつけ、ふっくらとしてきて、収穫の秋を迎える。
私の実家も最近まで田んぼでしっかりお米を作っていた。自給自足の生活。そう、お米には困らなかった。

しかし、今ではもうお米を作る元気が親にはなく、業者に田んぼを使ってもらっている。
正直、それは悔しいことだけど、仕方ない。お米を作るには、会社員をしながらでは無理だから・・・
田植えをした後は、ほっておいても休みのときに手入れをするだけで大丈夫なんだけど、もみから苗を育てる
過程のときは、朝・昼・夕方と一日3回大量の水を与えなければならず、田植えが終わってからでも
田んぼに薬を撒いたり、手入れを怠ったりしてはならず、又、臼引き(もみすりとも言う)→もみから
玄米にする作業をするときは、大きな機械を田んぼに持っていき、玄米になった米を30km/袋に詰めた
ものを運ばなければならず、男手が必ず必要になる。
まず、苗を育てるのに昼間に水をやることが勤めに出ている人だと無理だから・・・
そりゃー、お米を作るのって容易ではないからね。臼引きのときは埃まみれになるし、母親はたいていそれが
終わったあと、風邪を引いていたのを思い出す。

田んぼを見ると、いつも凄いなー・・・この田んぼを扱っている人、尊敬するな~と思うのだ。
出来ることなら私も田んぼは引き継ぎたかったけど、なかなか現実は難しい。





と、ちょっと福井レポとは反れたことを書いちゃったけど、私たちはこのあと、温泉でゆっくり疲れを
取ることにした。

粟風呂、普通のお風呂、ジェットバスや水風呂などあって、ゆっくり入って気持ち良かったな~

身体の芯からぬくもった。
出てきて、皆で揃っての記念撮影。

皆爽快な表情をしている。喜





水芭蕉。
この温泉に入ったのだ。

やっぱり疲れた身体を一気に癒してくれる温泉。最高だね。

温泉最高。大喜




そして私たちは福井を後にし、高速で大阪目指して帰ることに・・・

びっくりしたのが、高速を走って草津辺りに差し掛かったときだった。
私たちは左車線を走っていた。すると、大きな車が2台、右側からスーッと行った。
なんと、SHIMANOのレーシングカーとメカニックカーが行ったのだ。
私はその瞬間を見逃さなかった。一気にテンションが上がり、ワー、SHIMANOや・・・と
大きな声で叫んだ。
通り過ぎるとき、旦那も丁度車を見ていた。
私はちょっと興奮状態。え?どこ行ってたんやろう?そういえば・・・
私は前日、SHIMANOのHPでレースがあるのを知っていた。
確かどこか、福井のどこか・・・で・・・と思っていた。そう、帰ってからもう一度HPを調べると、
能登半島でレースがあった。Jツアー最終戦が・・・

そこで見事、SHIMANOの新人選手が優勝していた。喜

まさか、ここで逢えると思っていなかった私だったから、本当に嬉しかった。
会えるというか、一瞬で通り過ぎただけだったけど・・・
相変わらずSHIMANOに関係することに関しては、むっちゃテンションが上がる私。

そして・・・




レポが前後しちゃったような気はするけれど、私たちはサービスエリアで晩御飯とすることに・・・

私はあんかけちゃんぽんを、旦那はラーメンをたのみ、まだ食べていなかったおにぎりをおもむろに
出してきて食べていた。




N瀬さん・ジンさん・ななしさんは揃ってカツカレーを食べていた。

皆おいしそうに食べていた。喜
自転車に乗るにはしっかり食べないといけない。そう、エネルギーは自分自身なのだから・・・

どこをどう間違ってか?会社の同僚は痩せるためにあまり食べないようにしているだの、食べなくてもあまり
痩せないだの、運動はあまりしてないだのと、色々言っている。けど、それって全部間違いだよね。
食べなくて痩せるというのは大きな間違い。栄養が行き渡らなければ骨はもろくなるし、筋肉が減るだけで脂肪は
減らない。食べてしっかり運動するほうがよっぽど身体にいいことできるっていうのに・・

それに私はカーヴィーダンスを薦めるんだけど、それもまったく関心なさそう。そりゃ駄目だね。
身体に悪いことばかりしてるのに、それに気付いてないんだもん。

野菜やお肉、しっかり栄養分を採ってしっかりと走る方が絶対いいんだよね。

びっくりしたのが、私たちがサービスエリアから出て帰ろうとしたとき、なんとくぅちゃん夫婦が
同じサービスエリアに来ていたのだ。
ちょっと時間が違っていれば会えていなかっただろう。
何か引き寄せられるものがやっぱりあるのかな?くぅちゃんとは、そんな出会いがよくあるんだ~
これも縁だね。喜




そして今回、ほんと、このメンバーで福井を一緒に走れて私は本当に楽しかった。
2日間という日がとっても短く感じられた。

それだけ終始楽しい時間を過ごせたということ。
楽しい時間はあっと言う間に過ぎるんだよね。

楽しいときもしんどいときも、苦楽を共にし、同じ自転車で繋がっている結束がものを言う。
そんな感じがしたね。

帰ってお疲れさんメールをしたら、やっぱり皆最高のツーリングだった、一緒に走れて本当に
嬉しい・・・という言葉をくれた。
私は、誘って良かったな~ 又一緒に行きたいな~と思った。

これからもこの素晴らしい縁を大切にしていきたい。
そう、たまたま自転車がきっかけで、お互い引き寄せ合い、一緒に走れることとなったこの貴重な
縁をつぶすわけにはいかないのだ。

メンバーは、一人、又一人・・と面白いほど増えていくのが私にはとっても嬉しい。
お互い知恵を出し合い、素晴らしい景色を目標に前だけを見て走り続ける。

これからも色んなドラマが待っている。
そう、ドラマは自分で素晴らしい出来に仕上げなければならない。

まだまだ自転車は奥が深いし、知らないことだってたくさんあるに違いない。
それを一つずつ自分で解決していくには、まだまだ自転車に乗らなければ答えが見えないものなのさ。

私には課題がある。
いつか自転車を自分の手で組みたい・・・それを目標にし、まだまだ私は自転車人生を歩むのさ。
そう、皆、一緒に自転車をこれからも楽しもう。
そして、一緒に進んでいこう。明るい未来に・・・・