前進あるのみ

真面目で何事にも一生懸命に前向きにをモットーに頑張るのみ!

夏の終わりの鈴鹿スペシャル その2

2011年08月29日 | Weblog
本当に本当に今年鈴鹿に申し込んだのを後悔しながら、なぜか今年も鈴鹿のスタート列に
並ぶ私。
けど、ここまで来たからには走るしかない!と覚悟を決め、けれど今年は本当に期待していないため、
あまり緊張もせず、逆にリラックス状態。

私も日付が変わると同時にエントリーしたため、最前列に並ぶことが出来た。
なんと、京都に住むチームメート、さとちゃんと今回初めて走るKステさんも最前列、しかも隣同士に
並ぶことが出来て、やっぱりそれが心強かった。
Kステさんはレース経験も初めてだから、少々緊張気味だった。
私は出来るだけ緊張をほぐそうと、もし走っててしんどくなったら一度大きく深呼吸してリラックス
してね・・・とアドバイス。
そう、緊張して心拍があがり、走ったらよけいに心拍が上がり、ただでさえ息が浅くなり、血流が
悪くなる。それを、大きく深呼吸することによって、少し酸素が身体全体に回り、気も落ち着くのだ。

一息入れるには一番いい方法なのだ。

そして、女性3人でスタート前、記念撮影。喜
思いっきり話しながら思いっきりリラックスできたのは、良かった。
女性のエントリーも増えてるんだよね~
今年は66人のエントリーがあった。(エントリーリストより)




そして、私たちが出走する一歩前にフラットバーロードの出走がある。
そこで、うちのチームのエース、まー君が出場する予定だった。ゆっくりとまー君も召集場所へと
到着。
そして、一緒に写真写真・・と旦那が構えてくれていると、撮りましょか・・・と声を掛けてくれる
人が・・・
よって、皆で揃って記念撮影することができた。喜

まー君は、この前にも1時間サイクルマラソンを走って、見事優勝している。
とっても速い人。だから、どことなくとっても余裕の表情である。驚

この日はとっても暑かったけど、暑い上に11時51分スタートって・・一番暑い時間帯に走る
私たち。おまけに朝よりもかなり風がきつく感じられる。止まっているこのときですら、風が
きつい・・と感じられるということは、実際自転車で走るともっと風の抵抗を受けるということ。
風の向きや強さが勝敗に大きく左右されることを知っている私は、どの辺りが向かい風でどの辺りが
追い風になるかを予測。けど、走ったらそんなのそっちのけになるんだけどね。汗

そしてしぶしぶスタートラインへ移動。




フラットバーの選手が先にスタートし、ゾロゾロと女子インターミディエイトの出走者が歩いて
スタートラインへと並ぶ。
これから、スタート1分前からカウントが始まる。その瞬間から皆緊張しだすのだ。
あ、スタート2分前からアナウンスがあるんだったっけ?汗

会話していたサイクリストもこのときぐらいから静かになり、辺りは緊張感で一杯になる。
という私は今回は全然緊張せず・・・(珍しいけど、今年はあかん・・とあきらめていたから・・)

そして皆一斉にスタートするのだった。




女子とはいえ、鈴鹿のエントリーは一番多いのが常である。
皆一斉にスタートを切る。
私は、今回スタートに失敗する。
というのも、大会前日にクリートを新品に換えてもらった。凄くへたっていて、なかなかクリートが
はまらなくなっていた。
そのクリートが、なかなかはまらず・・・
スタートがかなり出遅れる。皆スーッと前に出てくる。
かなり遅れたけど、私は落ち着いてクリートをはめ、スタートする。ま、大丈夫やろう・・・とこんなに
落ち着いてていいのだろうか?自分で自分に問いかけながら、けれど先頭はちゃんとマークする。

最初、皆少し牽制し、次第に列をなす。その列にうまく入る私。周りをよく見ながら、どんな人が
いるか観察。その意味でも後ろから行くのも懸命な策なのだ。最初、出遅れてもさほど気にすることは
ない。要は最後のスパートが肝心なのだから・・・・

風はやっぱり容赦なく私たちサイクリストに牙をむく。
しかし、それは走っているどの選手に対しても同じ条件。私にだけ当たっているのではないのだ。

集団で走る人の中には、集団走行に慣れていない人もたくさんいる。
けど、しばらくすると、力のない人は脱落していく。私は常に第一集団に食らいつくべく、冷静に
走る。少し余裕を持ちながら、常に先頭が見える位置で前に出るタイミングを見計らう。




1周目を走っているとき、前で出走したフラットバーロードの選手たちが2周目に入るため、
ホームストレートに戻ってくる。
まー君もしっかり走っているところを、旦那が撮影してくれていた。

まー君頑張れ~~~

って、まー君が走っているとき、同時に私たちも走ってたんだけどね。






やがて、私たちもホームストレートに入ってきて、2周目に入る鐘が鳴る。
って、この1周目を走っているとき、目の前で落車があり、何人かこけた。私も危うくハッとしたが、
間一髪危険回避!危なかった~
危うくコースアウトしかけたけど、大きく右にふくらみ、スピードを落として体制を整える。
先頭から少し離れたけど、しばらくして無事追いつくというハプニングがあった。
良かった!こけなくて・・・汗


そして、ホームストレートの登りも先頭集団に食らいつき、しっかりと走る。
問題はここからなのだ。
今年のレースは、最初から先頭争いが絶えず、私も前に行こうとして一旦先頭に出たんだけど、
すぐに又他の選手が前に来る。すると、ズルズルと後退する・・・
常に前を位置しようと試みるが、今年はなかなかそれを許してくれない。

普通、先頭を引くのを嫌がるものだけど、今年の選手は意外にも積極的なのだ。
って、私、今年あんまり足に自信がないのに、なんで前に行こうとしたんだろう・・と後で考えると
ちょっと大胆な行動してたなーと反省。
そこがいのししの特性かな?干支がいのししだけあって、向こう意気が強い・・・?笑

最近走っていなかったため、足はそんなに疲れておらず、ちょっと足が回る感じはあった。
だから、ちょっとだけ走ってみたくもなったのだ。喜
けど、やっぱり集団走行は怖いよね。1周目に落車があっただけに、ちょっと慎重に走る私。




そしてまー君が無事ゴール。
サイクルマラソンで力を使い果たしたか?今回は入賞ならず・・・
それでもたいしたもんだよね。凄いよね。

まー君は毎年色んなカテゴリーで表彰台に立つ。
メダル、何個持ってるんだろう?驚
元自衛隊で、並外れた身体能力の持ち主。ほんと、あやかりたや・・・・

登りも速ければ平地も速い。正にオールラウンダー。私の理想とする走りを難なくクリアする人。
お疲れ様でした~~~

とゴールしている間も私たち、女子カテゴリーは以前走り続けてるのだった。





そして、私もいっちょ、ゴールスプリントに加わってやろう!と、最後の緩やかな登りカーブに
さしかかったときだった。
丁度私の前で走っていた人が、登りで前の人のスピードが少し落ちたのをきっかけにブレーキをかける。
とっさに私もブレーキをかけてしまった。

さとちゃんはうまく左柄に逃げ、ブレーキをかけず先頭を追う。
あー、・・・出遅れた!しまった!私は思った。
すぐに前を追うも、スプリントしようと一気にスパートをかけ、スピードアップしている他の選手と
離れてしまう。
あー、待って~~
必死に追うも、ゴールスプリントに加われず、先頭が見えているにもかかわらず1人2人ぬいたけど、
スプリントにはほど遠かった。

第一集団内でゴールできたことは良かった。
今年は先頭集団についていけるかどうか・・・とすっかり弱気になっていた私だったけど、先頭から
4秒遅れの15位フィニッシュ。
出来ることなら10位以内には入りたかったけど、今年はちょっと弱気だったね。
反省点は本当に色々考えたら出てくる。あのとき、ブレーキをかけなかったら・・・あのとき、
さとちゃんの後ろについていたら・・・なんて色々考える。
けど、一瞬の迷いが勝敗や順位を変えてしまう難しいロードレース。ほんと、駆け引きが物を言う。

まだまだ勉強が必要な上、まだまだ走りが十分ではない私は、既に次の目標を立てる。
来年はちゃんとトレーニングしてから鈴鹿に挑もうと・・
そして、又入賞できるような力を備えると・・・

今年はほんと最後の最後で失敗してしまった。泣

けど、先頭集団についていけたこと事態が、今年の私にとってはまあまあかな・・・と思う。
って、そんなことで満足してたら駄目なんだけど、本当に今年は自信がなかったから・・・
来年は飛躍して戻ってこよう・・・




あー、やれやれ・・ロードレースが終わった・・・
と、自転車を置きに戻ったところ、CSYのジャージを発見。
くぅちゃんの入っているチーム。そして、何人か知っている人のいるチーム。
その中で、雅紀さんを発見。雅紀さんも私に気付き、一緒に走ってましたね~と声を掛けてくれる。

そして、くぅちゃんも遭遇。
オ~~~~イ!私は大きく手を振り、挨拶。

これからレディースTTに出場するのだった。
CSYといえば、猫ちゃんをトレードマークにしており、かわいくマスコットに形取られた布を
メットにかぶせる。

記念写真撮らせて~~~と言って、皆でとってもらったのが下の写真。喜

ね、かわいいでしょ。

そして、皆TTに向けて出発していった。
頑張って~~~~~~






私は、3階の自分の陣地?に戻り、一呼吸して買ってきたパンを食べようと試みる。
これが、又私の悪いところで、口の中がパサパサで全然食べれない。
のどばかり渇き、アクエリやミルクティばかり飲む。
少しでも食べようとするけど、本当に食べれない。
仕方ないからウイダーのゼリーやバナナを食べ、パンは旦那に食べてもらう。

思ったより疲労感があり、しばらく放心状態になっていた。
それを見たナカヤ○さんは、心がどこかに行ってますよ・・・と言っていた。笑

いつも走っているはずなのに、レースで走るとなると、なぜか凄い脱力感がでてくるのが不思議。
やっぱり普段の力より、倍以上の力で走ってるのかな?どうなのかな?

今回の平均時速は35.08km/hだった。
まずまずかな・・・私にしては・・・
けど、平均時速はあまりあてにはならないんだけどね。集団のスピードによって、大きく変わって
くるから・・・

ま、来年出直そう・・・

次のレースは加東サイクルロードレース。播磨中央公園である。

ま、次のレポは男性人のチームTT、そして私たちレディースのエンデューロレポへと続く。

今日はこのへんで・・・
又ね~