前進あるのみ

真面目で何事にも一生懸命に前向きにをモットーに頑張るのみ!

愛着あるマウンテン

2009年10月21日 | Weblog
これぞ私の自転車ライフの原点である自転車、マウンテンバイク。
ブロックタイヤも持っているけど、使うのは雪山に登るときか、あとレースで
2インチ以上のタイヤと限定されているとき意外は、普通このスリックタイヤを
履いている。
もう6年前になるのかな?いや、7年前?ん~ 思い起こせば6~7年前の11月中旬、
まだその時は店のマウンテンを借りて2~3回走らせてもらったのを覚えている。
注文していたMTBがまだ完成できていなく、それでもチーム練に参加したいという
私の願いを快く上○自転車の店長が叶えてくれた。

寒いぐらいのこの季節、私は格好だけ一人前のジャージを身にまとい、足取りも
おぼつなないペダリングで、当然ギアの変速も全然わからず、重いギアにしたいのに
軽くしたり、逆に軽くしたいのに重くしたり、本当になかなか覚えられなかった。

皆ロードで軽軽しく登っていく緩やかな登り坂でさえ、私にとっては激坂に感じる。
一から色々経験ある人に教えてもらいながら、やっとのことで牛滝山にたどり着く
頃は私一人だけヘロヘロ状態。けど、私は始めから自転車の素晴らしさ、楽しさを
一つ一つかみ締めながらしっかりと進んでいたような気が・・・

元々スポーツの好きな私。小さい頃から活発で負けず嫌いで、何事にも一生懸命
取り組んだ。そんな根性が自転車のペダリングへとかりたたせる。
皆私より速いのは当たり前。登りになると遅れても私はひたすらちょっとでも皆に
ついていこうと一生懸命だった。人より遅けりゃ家でトレーニングして、少しでも
人に追いつきたい。そんな気持ちが朝早く起きてランニング、エアロバイクをする
気持ちにもなった。

まだロードのロの字も知らない頃、マウンテンが凄く速く走れる自転車だと思い、
感動して、尚且つどっしりと安定感があるマウンテンに魅了され、会社にも初めて
マウンテンで行ったときにはそりゃー皆にびっくりされたよ~ 
え?自転車で来たん?岸和田から?え~~~
皆声を揃えて言ったのを覚えている。それはマウンテンというものを知って確か
1年未満だったような気が・・・
車では味わうことのできない爽快感、風を切って走る心地よさ、自分の足で進むという
実感がなんとも言えない幸せを呼び寄せるような気がする。
そう、いつしか自転車に乗っている自分が終始にやけているのだ。

今でこそ普段はロードに乗っているものの、やっぱり一番愛着があるのはマウンテン。
そう、マウンテンに乗ると一番最初の原点に戻れる気がするのだ。
ロードで我が物顔のような大きな顔をして無謀な運転をする人を最近道でよく見掛ける
ようになった。車にとっては大迷惑。自分が車の運転をしているときに自転車で
危ない運転をしていたら迷惑と感じるのと同じなのに、平気で車の間を通っていく人が
いる。平気で信号無視をする人がいるマナーの悪さがやけに最近目に付く。
自分もあんな自転車乗りと思われたら嫌やなーと多々思うときが最近しょっちゅう。
皆の道路、譲り合う精神で気持ちよく通行したいよね。
はじめの頃はそんな無謀な運転を誰もしなかっただろうに・・・
そう考えると、自分もふと最初の頃と今とではどうだろうか?と考えるときがある。
そんなとき、マウンテンに乗ると、本当に原点に立つことができる。
あのときはこんなことを教えてもらった、このときはこんな走り方をしていた・・・
な~んて色々昔のことを思い出す。

初心に戻って色々考えるいい機会を与えてくれる自転車。忘れかけていた自分を
思い出させてくれる自転車。そんなマウンテンが私はやっぱり大好き。