前進あるのみ

真面目で何事にも一生懸命に前向きにをモットーに頑張るのみ!

いよいよジャパンカップ 本番 前編

2009年10月30日 | Weblog
前夜祭のプロ選手集結の興奮覚めやらないまま、翌日の本番、日本最高峰のワンデー
レース、ジャパンカップの開幕となった。
去年の教訓を得ていた私たちは、誰よりも早く現地入りしようと、自分のレースでは
ないものの、朝5時に起きて、宇都宮森林公園行きのバス、一番乗りに飛び込んだ。
しかし、地元の人たちには叶わず、既にバス以外のルートで参入してきた観客達が
ステージの一番いい場所を陣取っていた。泣
しかし、ここでもわたしたちは何とか少し横だけど一番前を陣取れた。

白戸さんナビゲーター率いる今中さんが各チーム紹介をする。ここでもSHIMANO
だけ、私は写真を撮った。 
さりげなく、今回日本ナショナルチームとして走るSHIMANOの土井ちゃん
(白いジャージのサングラスをかけた何となくカメラ目線の人)が通ったから
すかさず写真をパチリ。 
スキルシマノとしてヨーロッパ登録をしている土井ちゃんだから、シマノレーシングと
しては走れないようだ。

そしていよいよレーススタート。 




サクソバンクの選手3名ほど、遅れて慌ててスタートしたという海外の人ならではの
ハプニングもあったけど、無事ジャパンカップのスタートラインを切った。
激しい逃げの攻防戦がありながら、うまくSHIMANOの畑中さんが逃げにのれた。
ロードレースは必ず逃げ集団とそれを追うグルペット集団で形成される。ある一定の
距離を保ちながら集団が安定した走りをし、残りの距離を測りながら徐々にタイム差を
縮めていき、最後はエースに勝たせようとアシストの人が動き、エースを休憩させる。
その逃げを決めたのが畑中選手。レース終盤まで畑中さんが頑張っていた。




少し距離があき、やってきたのが後続集団。走りも綺麗で、サーっと通り過ぎていく。
タイヤと地面の摩擦の音が何とも軽やか。見ていて気持ちいい。
走っている人も今のところ余裕すら感じられる。





下の写真は違うアングルからのもの。先頭集団に逃げのスペシャリストとも言える
地元チーム、ブリッチェンの元SHIMANO所属、廣瀬さんもいる。先頭を引いているのが
SHIMANOの畑中さん、2番目が廣瀬さん、そして3番目が梅丹の福島晋一さん。




そして、森林公園の一番の見所と言えばやっぱり古賀志林道。
距離はさほど長くはないものの、それでも2kmほどかな?で、途中葛城よりも
明らかに勾配のきつい坂がある。選手はそんな勾配もおかまいなしかのように
いとも簡単に?え?簡単じゃないって?驚 軽やかに登っていく姿がまたかっこいい。
ここでも畑中さんが勇姿を見せてくれた。



そしてメイン集団のグルペットが何分か後に上がってくる。この人たちも本当にまだまだ
余裕の表情をしている。身体のブレもなく、かっこいい走りをする。この人たちの走りを
見ていたら、本当に登り坂を登ってるの?って言いたくなるぐらい普通のペダリング、
平地と変わらないようなフォームでいとも簡単に登っているかのように見えるのが
何とも不思議で違和感さえ覚えた。
あまり息切れもしてなさそう・・・・驚 事実、プロのロード選手の場合、平常心拍数は
30~40ぐらいという。これまた凄い!アームストロングやウルリッヒという超トップ選手
になると、20代とか・・・驚
ちなみに一般の中では少しはいい方になるであろう私は46~50を行ったりきたり・・・




そして、以前鈴鹿ロードレースに参戦したとき、何とSHIMANOの野寺選手の
ご両親に話し掛けられ、そのときに、今度は宇都宮、ジャパンカップ行きますと
言っていた。そして、会えるとしたら古賀志の登りかな~と思い、会えることを期待
しながら歩いていた。

そして、何と又再会できたのだ~~~~ 嬉 喜 感激~~~~
人の多い中で私たちに気付いてくれた野寺さんのお母さんが、声を掛けて
くれたのだ。喜 あ~ 会えた~~~ 私は凄く嬉しかった。

お母さんは恥ずかしがって写真は撮らせてもらえなかったけれど、たくさんお話できた。
もう感激しまくりだった。 
本当に再会できて凄く嬉しかった。
聞くところによると甥っ子さんが凄く絵が得意で、横断幕を描いたとか・・・・
野寺さんがウイリーしてる姿を凄く綺麗に描いていた。写真を撮らなかったのが
ちょっと後悔・・・

本当にいいお父さんとお母さんで、野寺選手が凄く羨ましい。



下の写真はSHIMANOの鈴木真理さん。集団から少し遅れて上がってきた。
ちょっと疲れたか?いや、これも作戦のうち? 
コースはホームストレート以外は全てフェンスも何もないため、選手が間近で
走っているのが見れる。だから臨場感あふれる写真が撮れるのだ。
海外のレースではあまりに選手に近づきすぎて接触事故で選手が落車するシーンも
とく見受けられるけど、日本ではマナーを心得ている人も多く、あまりトラブルは
ないようだ。かといって、ちょっとした油断が大事故にもつながりかねないから、
一人一人が気を付けて、見る人も走る人も気持ちよくなるように心がけないとね。



そしていよいよレース終盤。
逃げていた選手が後続集団に吸収され、そこから一気に力をためていた選手が
動き出す。
これもレースを見ていたらよく見掛ける光景。
体力を温存させていた選手が次から次へとアタックをかけ、いよいよ本領発揮と
なるわけだ。
私ならあのきつい勾配の坂を何度も何度も走ったらそれだけで力尽き果てる
だろうに、選手たちはここからレース本番といった感じなんだもんね。凄いよ。



そして又次へと進む。
今日はとりあえずここまで~ 又ね~