Saint-honoré(サントノレ)は、パン屋や菓子屋の守護聖人の名前です。
キリスト教では毎日「聖~の日」と決められていて、フランスのカレンダーには聖人の名前が記されていたりします。
ちなみに・・・5月16日がSt-honoré(聖オノレ)の日です。
聖人なので通りの名前にも使われています。
由来は諸説ありますが、このお菓子は1840年頃パリのサントノレ通りにあった菓子職人シブーストの店で、彼の弟子オーギュスト・ジュリアンによって考案され、菓子の守護聖人とされるサントノレ(聖オノレ)に捧げたからとも言われています。
クレーム・ア・サントノレともクレーム・シーブーストとも言われるクリームは、生クリームを使用せず温かいカスタードにイタリアンメレンゲをつぶさないように混ぜ合わせてゼラチンで固めているので軽いのが特徴・・・キャラメルがけの香ばしいシューとの食感の違いが印象的です。
大きなものの生クリームの飾り等に使われる、とんがったシルエットが特徴的な口金は、今では様々なお菓子に使われますが、サントノレの口金と呼ばれているのです
基礎コース修了の生徒さま作品より・・・盛り沢山の内容ですがよく頑張りました
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