東京メトロ表参道駅から3~4分ほど歩いたところに南青山清水湯がある。ポルシェ販売店の脇にあるので、ポルシェをランドマークにすると分かりやすいだろう。南青山とあるのは、武蔵小山にある同じ名前の清水湯と区別するためである。
裏通りに向かう道は途端に閑静な空気が漂いはじめ、新鮮な気持ちになる。都心によくあるビルに作られた銭湯だが、中はやはり表参道らしくこだわった作りを感じさせる。靴を下駄箱にあずけて自販機でチケットを購入するとカウンターに提示するが、さっそく都会の洗礼を受けた。人数制限が掛かっていて、番号カードを手渡されたのだ。スーパー銭湯でもほとんど見られない人数制限がまさか銭湯であるとは思いもよらなかった。実際にあとで入ってみると人数制限を掛けなかったらカオス状態だったろうなと思われた(特に脱衣場が)。とはいえ、それほど待たされるわけでもなく、すぐに呼ばれて入ることができた。
休憩所では、外国人(女性)の姿も。銭湯で外国人は初めてみたし、浴室の中では、本を読んでる人がいた! なにもかもがはじめてづくしである。さすが意識高い系の人々が集う表参道だと感心する。
しかし、意外にも年配者が多いことに気がつく。場所的にもっと若者が多いかと思ったのだが、元々100年近く地元に根ざした銭湯だったみたいなので、そうした昔ながらの客と自分みたいなヨソから来た人間がない交ぜになっているのかもしれない。
この銭湯も新しくリニューアルしたお店で、内装も湯船もほかにない独自色を出している。ただ、カウンターのまえの販売品だとか、どうも雑然とした印象をおぼえる。自販機の横には、補充用のダンボールが無造作に置かれてたりと、このへんは少し改善の余地がありそうだ。
浴室は、入ると左手にサウナと水風呂。カラン群があり、右にメインとなるジェットバスと泡立ちがすごいバイブラ(と呼ぶべきなのか分からない)。ジェットバスは三種類あって、リクライニング、ボディジェット、ハイパワーと弱中強に分かれる。別の扉で区切られた浴室は、高濃度炭酸泉とシルク湯がある。
炭酸泉はスーパー銭湯だと珍しくないが、銭湯施設ではなかなかお目に掛かれない。
シルクは、最初てっきり薬湯の一種かと思っていたが、薬剤を一切使ってないという。全部ミクロの泡だというから、その白さに驚きだ。シルク湯は名前の通り、しっとりとした感触を楽しむことができる。
ジェットバスのほうは温度計が38℃とあったが、そんなに低かっただろうか? 最近は温度感覚がよく分からなくなってきた。ただ、昔ながらの銭湯のような熱さはない。おそらくスーパー銭湯と変わらない温度だろう。
総じてみると、ほかの銭湯と比べればたしかに施設は素晴らしいのだが、かといってこれほど人気がある理由は、やはり表参道という立地とお洒落なお店だからだろうなと思わざるをえない。
そもそも、施設の良さを求めるならスーパー銭湯のほうが良いはず。一般の銭湯がスーパー銭湯と差別化するのは、温度が高かったり、地元に根ざした利便性だが、この銭湯はどちらかというと外部からの客層に向けた作りになっている。
しかし、その作りが実質ミニスーパー銭湯ならば、わざわざ遠くから足を運ぶ必要があるのだろうか?(運賃を差し引いたら近くのスーパー銭湯のほうが安く済む)
表参道でお洒落というブランドに惹かれる人はいいかもしれないが、そうでない人はそれほどお勧めできる銭湯とは思えない。
評価チェック箇所
・値段 460円
・アクセス(道程) 近い
・周辺の店 いろいろありすぎ
・休憩所 ちょっと良くなかった
・混雑ぶり 経験した中で最高の混雑ぶり
・清潔さ 普通
・接客 全員、アルバイトの女子大生だろう。あまり良いとはいえない
・客層 意外と年配者が多いのと、若い女性がわんさか入ってくる銭湯はほかにないかも
・脱衣所 普通
・キャパシティ 足りてない
・洗い場仕切りの有無 あり
・シャワーの出 良い。が、ドイツ製のシャワーはそんなにいいと思わなかった
・温度 ちょうどよい
・高低差 なし
・眺望 良くない
・食事 なし
裏通りに向かう道は途端に閑静な空気が漂いはじめ、新鮮な気持ちになる。都心によくあるビルに作られた銭湯だが、中はやはり表参道らしくこだわった作りを感じさせる。靴を下駄箱にあずけて自販機でチケットを購入するとカウンターに提示するが、さっそく都会の洗礼を受けた。人数制限が掛かっていて、番号カードを手渡されたのだ。スーパー銭湯でもほとんど見られない人数制限がまさか銭湯であるとは思いもよらなかった。実際にあとで入ってみると人数制限を掛けなかったらカオス状態だったろうなと思われた(特に脱衣場が)。とはいえ、それほど待たされるわけでもなく、すぐに呼ばれて入ることができた。
休憩所では、外国人(女性)の姿も。銭湯で外国人は初めてみたし、浴室の中では、本を読んでる人がいた! なにもかもがはじめてづくしである。さすが意識高い系の人々が集う表参道だと感心する。
しかし、意外にも年配者が多いことに気がつく。場所的にもっと若者が多いかと思ったのだが、元々100年近く地元に根ざした銭湯だったみたいなので、そうした昔ながらの客と自分みたいなヨソから来た人間がない交ぜになっているのかもしれない。
この銭湯も新しくリニューアルしたお店で、内装も湯船もほかにない独自色を出している。ただ、カウンターのまえの販売品だとか、どうも雑然とした印象をおぼえる。自販機の横には、補充用のダンボールが無造作に置かれてたりと、このへんは少し改善の余地がありそうだ。
浴室は、入ると左手にサウナと水風呂。カラン群があり、右にメインとなるジェットバスと泡立ちがすごいバイブラ(と呼ぶべきなのか分からない)。ジェットバスは三種類あって、リクライニング、ボディジェット、ハイパワーと弱中強に分かれる。別の扉で区切られた浴室は、高濃度炭酸泉とシルク湯がある。
炭酸泉はスーパー銭湯だと珍しくないが、銭湯施設ではなかなかお目に掛かれない。
シルクは、最初てっきり薬湯の一種かと思っていたが、薬剤を一切使ってないという。全部ミクロの泡だというから、その白さに驚きだ。シルク湯は名前の通り、しっとりとした感触を楽しむことができる。
ジェットバスのほうは温度計が38℃とあったが、そんなに低かっただろうか? 最近は温度感覚がよく分からなくなってきた。ただ、昔ながらの銭湯のような熱さはない。おそらくスーパー銭湯と変わらない温度だろう。
総じてみると、ほかの銭湯と比べればたしかに施設は素晴らしいのだが、かといってこれほど人気がある理由は、やはり表参道という立地とお洒落なお店だからだろうなと思わざるをえない。
そもそも、施設の良さを求めるならスーパー銭湯のほうが良いはず。一般の銭湯がスーパー銭湯と差別化するのは、温度が高かったり、地元に根ざした利便性だが、この銭湯はどちらかというと外部からの客層に向けた作りになっている。
しかし、その作りが実質ミニスーパー銭湯ならば、わざわざ遠くから足を運ぶ必要があるのだろうか?(運賃を差し引いたら近くのスーパー銭湯のほうが安く済む)
表参道でお洒落というブランドに惹かれる人はいいかもしれないが、そうでない人はそれほどお勧めできる銭湯とは思えない。
評価チェック箇所
・値段 460円
・アクセス(道程) 近い
・周辺の店 いろいろありすぎ
・休憩所 ちょっと良くなかった
・混雑ぶり 経験した中で最高の混雑ぶり
・清潔さ 普通
・接客 全員、アルバイトの女子大生だろう。あまり良いとはいえない
・客層 意外と年配者が多いのと、若い女性がわんさか入ってくる銭湯はほかにないかも
・脱衣所 普通
・キャパシティ 足りてない
・洗い場仕切りの有無 あり
・シャワーの出 良い。が、ドイツ製のシャワーはそんなにいいと思わなかった
・温度 ちょうどよい
・高低差 なし
・眺望 良くない
・食事 なし
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