銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

新生湯【太陽の湯】(東京・荏原町)

2017-08-31 06:26:21 | 銭湯

先週に引き続き、再びやってきた新生湯。
前回は大地の湯に入ったのだが、そのときに知った太陽の湯の「洞窟銭湯」が気になったために、今回は連続しての訪問となった。



▲荏原町駅


▲改札口をでて


▲商店街の方面へ


▲東京でよく見かけるオオゼキ


▲住宅街の中へ


▲歩いてすぐのところで新生湯がある




▲新生湯に到着


前回は大地の湯だったので、今週は太陽の湯ということでやってきた。
前回同様に、受付は若い男性。


のれんをくぐると、脱衣場になっていて、大地の湯同様に、至る所に注意書きが貼られてある。真ん中ちょっと奥側に島ロッカーがあり、左壁際にもロッカーが並ぶ。
それと、前回とは異なり、太陽の湯だけにテラスの休憩室があった(大地の湯は、休憩室にないが、浴室にはある)。
また入り口には給水器と洗面台と体重計。天井は格天井。設備は新しいが、歴史ある銭湯であることが分かる。


浴室に入ると、大陸の湯以上に個性ある作りだ。
まず目の前に島カランがあって、右壁際にもカランが並ぶ。立ちシャワーは右手前側にある。
左にはサウナとさらに一番奥に水風呂。その前に歩行湯がある。


歩行湯は、ほとんど温水プールに近い温度。
それと、少し掘り下げられた場所にあるので、階段を降りなければならない。
ほかの銭湯だと、歩行湯といってもお湯の温度は熱いままなのですぐに体が火照ってしまうのだが、ここだとプールにいるような感覚だ。
そのため、いくらでも歩くことができるし、足下もふつうのタイルになっているので、足が痛くならない。
隅っこには、なぞの機械。なんのためにあるのかよく分からないが、これほど注意書きがしつこい銭湯なのに、操作方法に関する説明が一切ない。


それと入り口の視点に戻ると、島カランの奥に浴槽がある。
この浴槽は右側が深めになっていて、そこにヒップアップジェットと、ボディジェットがあり、真ん中は中ぐらいの深さで、左側になるとかなり浅い作り。
それとこの浴槽の手前左側に丸い浴槽があるのだが、これが炭酸泉になっていた。
ここの炭酸泉は、ピンク色の岩塩が置かれてあり、そこにお湯を掛けると塩が溶けて炭酸泉と混じる仕組みだ。


そして左側には露天風呂の出入り口がある。入り口目の前には外気浴用の椅子が三つほど並び、その右奥に小さな露天。電気風呂も兼ねている。
さらに奥には、洞窟を模した空間があって、短い通路を通ると、ドーム状となった空間が広がっている。
真ん中に空気穴が空いているので、完全に閉ざされた空間ではないが、波立たせる音が反響していて、面白い演出だ。ここなら小さな子どもも喜ぶだろう。


陸の湯と太陽の湯、両方を体験してみると、双方とも非常に凝った作りをしていて、創造性の高い銭湯だと感じた。
それが単なる奇抜さだけでなく、実用性も高いのだから、つい長湯してしまう。
Googleに投稿される評価は決して高くないが、個人的には東京の中でも屈指の銭湯ではないかと感じた。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 荏原町駅
経路 商店街の途中で住宅街の中へ
周辺の環境 住宅街
●空間演出
建物外観 和風建築
壁画・眺望 太陽の湯は、古典的な富士山のペンキ絵
統一感 広義的には統一感があるが、狭義的にはめちゃくちゃな作り
置物 注意書き
照明 明るい
★設備
休憩所 フロント横
脱衣所 普通の広さ。外にはテラスが作られている
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 ボディジェット、ヒップアップジェット、歩行湯、電気風呂、高濃度炭酸泉、露天風呂(洞窟湯)
※お湯は、ぜんぶ地下水を使用
サウナ あり
温度 42℃
棚 あり
男女入れ替え あり
■サービス
接客 丁寧で良い
清潔さ きれい
貸しタオル あり(40円)
備え付け あり
◆人
受付 若い男性
客層 中高年がほとんど


【案内】

住所
〒142-0064
品川区旗の台4−5−18

電話番号
03-3781-3476

アクセス
東急大井町線・池上線「旗の台」駅下車、徒歩5分
東急大井町線「荏原町」駅下車、徒歩5分

休日
月曜

営業時間
15:30−24:30
土曜は15~24時半、
日曜は11~24時、
祝日月曜は13~24時

※東京銭湯ホームページ転載

大盛湯(東京・下神明)

2017-08-29 06:16:57 | 銭湯

東京大井町線の下神明駅に下車して、住宅地の中に入ると大盛湯がある。
昭和の姿を今も残す、昔ながらの銭湯だ。レトロ好きには是非とも訪れたい銭湯だろう。



▲下神明駅


▲線路の下を抜けて


▲左側にヘリポートもある公園がみえる。視線の奥にみえるのは品川


▲坂道を下り


▲広い道路を横切り


▲そのまま住宅地の中へ






▲一度、左折して


▲今度は、右の道へ


▲この道で大丈夫なのか不安に思っていると、後ろで桶をもったおじさんがついて来るので大丈夫と確信


▲途中左折すると


▲大盛湯に到着




▲煙突も立派だ


外観は絵に描いたようなレトロな銭湯。下足箱もいい感じで古びた感じだ。
ただ、扉を開けると、受付は今風のフロントである。
貸しタオルを尋ねるが、ないといわれ、しかたなく手ぶらセットを購入。


のれんをくぐって中に入ると、期待以上に重厚感ある脱衣場だった。
少し薄暗い空間には、必要以上の物は一切なく、清潔さと静寂な空気が漂っていた(ただし、テレビの音だけは響いていた)。
それと脱衣場の奥には、坪庭があるのだが、これもまたすごく立派。真ん中に木があり、その周りを岩がうずたかく積まれている。


浴室に入ると、期待を裏切らない古典的な作り。ただ、ここの特徴としては、浴槽の後ろにも庭が広がっていることである。そのため、ペンキ絵を描く壁が存在しない。
そのかわりなのか、男女の仕切り壁にはタイルのモザイク絵があった。


カランの配置は、島カランが一つと、左右壁にもカランがあるのだが、左のカランはシャワーがない。
あとは手前右側に立ちシャワー。ちなみに立ちシャワーはカーテンを閉めずに使っていたら、年配の人から怒られてしまった。


それとカランのシャワーは、場所によっては出がマチマチ。新しい感じのヘッドだと使い勝手が良いのだが、古いのだとお湯の変な方向に飛び出すので、まったく使えない。


浴槽は、7対3ぐらいの割合で、左側の7が浅浴槽で、44℃前後ぐらいか。ジェットバスがついていた。右側の3が深浴槽で、47℃ぐらい。
ともに白湯で、久しぶりに熱めのお湯を浸かることができた。
訪れたのは8月初旬ということで、一年で一番暑い季節だけれども、こういう暑いときこそ熱いお湯は最高だと思った。


入浴客はほとんどが中高年で、特に高齢者が目立った。
お湯の温度が高めなので長くゆっくり浸かる感じの銭湯ではないが、この銭湯特有の空気感は、なかなか得難い体験だと思う。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 下神明
経路 大井町線下をくぐって、住宅街の中へ
周辺の環境 住宅やお寺、商店街
●空間演出
建物外観 レトロな建物
壁画・眺望 坪庭、モザイク絵、タイル絵
統一感 素晴らしい
置物 特になし
照明 やや薄暗い
★設備
休憩所 脱衣場兼ねる
脱衣所 清潔感がある。天井は、格天井
シャワーの出 場所によって良くも悪くもある。立ちシャワーは勢いがある
浴槽の種類 浅浴槽と深浴槽
サウナ なし
温度 44℃、47℃(推測)
棚 あり
男女入れ替え なし
■サービス
接客 ふつう
清潔さ きれい
貸しタオル なし
備え付け なし
◆人
受付 70代ぐらいの女性
客層 中高年。それと刺青を入れた人が多かった


【案内】

住所
品川区二葉2-4-4

TEL
03-3788-8477

営業時間
午後3時から11時

定休日
金曜日


最寄駅
東急大井町線 下神明 徒歩4分
JR横須賀線 西大井 徒歩5分

※品川浴場組合ホームページ転載


そしがや温泉21(東京・祖師ヶ谷大蔵)

2017-08-27 09:28:06 | 銭湯 温泉
小田急の祖師ヶ谷大蔵駅を降りると、駅前のウルトラマン商店街を歩き、その途中に「そしがや温泉21」がある。
商店街のわき道にあって、しかも駅から近いということで利便性の高い銭湯だった。
そして、なによりも特筆すべきは施設の充実ぶりだ。事前情報なしで訪れたので、入ったあとは驚きの連続だった。



▲祖師ヶ谷大蔵駅下車


▲ウルトラマン商店街を歩く


▲円谷英二の自宅が祖師ヶ谷商店街にあったらしく、ここではウルトラマンがシンボルの街


▲カレー屋さんがあるところを左折すると


▲大きなコインランドリーがあって


▲奥に、そしがや温泉21がある


▲ふつうの銭湯とは思えない立派な建物。一見すると、介護施設のような雰囲気もある


開店直後に訪れたのだが、自販機前にはかなりの列をなしていた。しばらく順番を待って、ようやくチケットを購入する。
ちなみに貸しタオルは100円で、ちょっと高めだなあと思っていたが、フロントでチケットを渡すと、渡されたのはフェイスタオルとバスタオル。これで100円なら、むしろ安いほうだろう。


フロントのあるところは、全体を見渡すと休憩室の一角にあって、かなり広々としている。それと、マッサージチェアやテレビ、ソファー、雑誌などがあって、一通り揃えられてる感じだ。
これだけでも十分だと思うのだが、脱衣場の方へ進むと、なんと脱衣場の隣にも休憩室がある。しかもフロント同様にしっかりした作り。
かなりサービスの徹底した銭湯だと思ったのだが、驚くのはまだ早かった。


その奥に脱衣場があって、けっこう広く確保されており、壁際にはロッカーがギッシリ並んでいる。ロッカーの大きさも色々あって、荷物が多い人にも親切な作りである。
浴室の入り口右側には給水機と体重計。それと、左側には謎の扉。なにかと思って開けてみると、休憩用のデッキになっていた。しかもかなり凝った作りである。


そんな感じで、いざ浴室に入ると、最初に目に飛び込んでくるのが、備え付けの潤沢ぶり。
シャンプー、ボディシャンプーはもとより、夏用のクールミントシャンプーとボディシャンプーまである。加えて固形石鹸。
このセットが、島カランに2つずつ(1.5人に1つぐらいの割合で)用意されているので、カランの棚はほとんど備え付けで埋まっているといってもよい。
ここまで用意されてるところはスーパー銭湯も含め、ほかにないだろう。
それと椅子とケロヨン桶ははじめから置かれてあるので、運んで戻す必要もない。


そのカランや浴槽の配置は、左手前に立ちシャワーがあって、あとは壁際にカランが並ぶ。壁にあるカランはすべて大きな鏡なので、きらびやかな雰囲気がある。
あと横に並ぶ島カラン(片面3人分)が奥に向かって4つほど並ぶ。
右側は浴槽のスペースとなっていて、大まかに黒湯のところと白湯のところに分かれる。


黒湯のところは手前側が浅浴槽で、奥に向かって電気風呂、バイブラとなっている。黒湯の電気風呂は強力なのか、入っている人が苦悶の表情で手すりにしがみついていた。
そして通路に隔てられた先が白湯で、手前側から微細気泡の電気風呂、隣が広めの主浴槽となっていて、端っこに寝湯が2基と続く。


浴室の奥には、右側からサウナ(有料)、小さな水風呂、ミストサウナ(無料)、冷凍サウナ(無料)、それに左端に立ちシャワーが3つ。
頭上には、大きなテレビ。100インチはあるだろうか。音声はなく、この日は夏の高校野球が放映されていた。
それと冷凍サウナだが、これはマイナス11℃の空冷を体感できるというもので、ほかの銭湯では見たことがない珍しい設備だ。


扉は二重扉で、引き戸を開けて緩衝スペースで開き扉を開けると、中は意外にも一人か二人立てるだけの空間(一人しか入ってはいけないルールになっている)。
頭上には、大きなクーラーがグワングワンと音を立てて稼働していた。
足元には、小さな氷が転がっている。マイナスともなるので、自然と氷ができるのだろう。それとこれだけ寒いということで、入り口横には非常用ボタンも用意されている。


ところで極寒を覚悟して中に入ってみたのだが、意外にも寒くない。体を温めすぎたせいか、むしろ涼しいぐらいの感覚だった。
ただ、パイプの上には氷柱(つらら)ができてるし、やっぱり相当寒いのだろう。
温度計をみると、マイナス7℃。あれ?11℃まで届いてないと思った。
開店直後だから、しばらくすればマイナス11℃に届くのかな?と思っていたが、お客さんが混み始めてきた30分後にもう一度入ってみると、今度はマイナスどころか、プラス3℃。それでも十分に寒いはずだけど、やはり人の出入りが激しいと、マイナス11℃を維持するのは難しいようだ。
個人的な体感だと、初冬の外気浴をしてるような感覚に近いかな?と思った。本格的な真冬はマイナス11℃までいかないけど、真冬のほうがもっと寒い気がする。


それと入室したときの話に戻るが、入ってすぐのときに館内放送が入り、一から十まで懇切丁寧に銭湯のルールを紹介していた。
人によってはお節介に感じる放送かもしれないが、個人的には店側の真摯な姿勢が感じられて好感がもてた。


あと、ここのもう一つの売りは、なんと言ってもプールである。
プールは、有料サウナの料金を支払うと利用できる仕組みらしく、このへんのことはなにも知らなかったので、のちに知ったが後の祭り。
扉から外のプールをのぞき込むと、ちょうど子どもぐらいなら、本気で泳げそうな大きさだった。
夏休みは、まさにもってこいの銭湯だろう。


総じて、ここの銭湯ほど設備が充実したところはないと思った。
時間に余裕があれば、半日は楽しく過ごせるだろう。
ただし、当然ながら入浴客の混雑ぶりも半端なかった。
ここを訪れるなら、できれば開店直後に来るのが望ましいと思う。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 小田急・祖師ヶ谷大蔵駅
経路 ウルトラマン商店街
周辺の環境 住宅街や商店街
●空間演出
建物外観 外観は、介護施設のような雰囲気
壁画・眺望 なし
統一感 あり
置物 特になし
照明 ふつう
★設備
休憩所 フロント前と、脱衣場入り口
脱衣所 そこそこの広さ
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 黒湯、白湯、電気風呂、ジェットバス
サウナ あり(ミストサウナは無料)
温度 41℃、42℃
棚 あり
男女入れ替え なし
■サービス
接客 良い
清潔さ きれい
貸しタオル あり(100円)
備え付け あり
◆人
受付 50代から60代ぐらいの女性が3人
客層 中高年や若者、子どもと勢ぞろい


【案内】

住所
〒157-0072
世田谷区祖師谷3−36−21

電話番号
03-3483-2611

アクセス
小田急線「祖師ケ谷大蔵」駅下車、徒歩5分

休日
無休(元旦のみ休業)

営業時間
14:00−26:00
入浴券購入は25時30分終了

※東京銭湯ホームページ転載

桜館【弐の湯】(東京・池上)

2017-08-25 06:15:27 | 銭湯 温泉

東急池上線の池上駅を降りると、道路沿いを5分ほど歩けば、桜館がみえてくる。
ビル型の銭湯で、若干古い建物ではあったが、広く充実した銭湯だった。



▲池上駅。観光地のためか、バスターミナルが広く確保されている


▲踏切を渡り




▲ひたすら真っ直ぐ歩く




▲すると横道に銭湯らしき建物がみえてきて


▲桜館に到着




▲桜館が経営してる飲食店だろうか?


▲入り口


下足箱に靴を預けて、左の自動扉を開けると、入り口の左右両脇にチケットの自販機がある。それと入った場所が休憩室になっていて、フロントが右側にある。
ちょうど自販機のところでは店主がボタンの張り紙を直していた。


ここは半月ごとに男女の入れ替えがあるらしく、今回は男湯が左側の「弐の湯」。
のれんをくぐって中に入ると、脱衣場はめちゃくちゃ広いわけではないが、そこそこの広さ。それと無駄がない分、すっきりしている。
壁際にロッカーが並び、真ん中にテーブルと二脚の長いす。それと私物を仮置きする棚があった。
入り口横には給水器。洗面台が二つ。あとはトイレ。
脱衣場の右端にはくり抜かれたスペースに整髪用の台も用意されている。パーソナルスペースとして確保されているので、使い勝手がよい。
あと珍しいと思ったのが、刺青(いれずみ)制限の張り紙。開店から夕方頃までしか刺青の人は入れないとあった。刺青に時間制があるのは驚きだ。


浴室に入ると、横に広い作りとなっていて、島カランが三つある。それと右の壁際にもカラン。
縦の奥には浴槽。浴室に併せて横長の作りだ。
さらにその浴槽の後ろ側に透明なアクリル板があって、その背後に水風呂がある。
左手前側には立ちシャワーとサウナ。さらに左奥にカランが並ぶ。そのカランの前にあるのが天然温泉。加水なしの濃厚な黒湯だった。
ここの温泉部分は天井が一段と高くなっており、ガラスの天井からは光が差し込んでくる。


白湯の浴槽は、8対2ぐらいの割合で、8割の右側がショルダージェット、二基の手すり付きジェットバス。
2割の左側が強力なバイブラで、あとは端っこに電気風呂。


入ったのは開店まもなくの10時近くだったが、かなりのお客さんがはいっていた。ほとんど中高年だが、朝風呂の割にはみんな懸命に体を洗っていて、浴槽に入る人はほとんどいない。


設備などはとても充実しているが、若干古いかな?という印象を受ける。
池上というと、なんとなく下町のイメージがあったが、お客さんはたしかにそんな感じの人が多かった気がする。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 池上駅
経路 踏み切りを渡ってまっすぐ
周辺の環境 住宅
●空間演出
建物外観 ビル
壁画・眺望 特になし
統一感 あり
置物 特になし
照明 ふつう。ただ、温泉のガラス天井から入ってくる光がお湯に反射されて幻想的だった
★設備
休憩所 フロント前
脱衣所 開放感がある
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 黒湯、ショルダージェット、ジェットバス、バイブラ、電気風呂
サウナ あり
温度 42℃
棚 あり
男女入れ替え あり
■サービス
接客 ふつう
清潔さ きれい
貸しタオル あり
備え付け なし
◆人
受付 70代ぐらいの男性
客層 ほぼ中高年


【案内】

住所
大田区池上6-35-5

電話番号
03-3754-2637

定休日
無休

営業時間
12:00 ~ 25:00(平日)
10:00 ~ 25:00(土、日、祝)

交通機関
東急池上線 池上駅 より徒歩 6分
東急バス 徳持小学校または池上6丁目停留所 より徒歩 2分

※太田浴場連合会ホームページ転載

末広湯(東京・大井町)

2017-08-23 06:25:12 | 銭湯
JR大井町駅を下車すると、光学通りのほうに歩き、セブンイレブンを背にまっすぐ進めば、5分ぐらいのところで末広湯に到着する。
マンションの階下にある銭湯で、ややこじんまりしたところではあったが、いろんな「形」にこだわった銭湯だった。



▲大井町駅に到着


▲阪急百貨店に沿って裏側へ(阪急の中には、おふろの王様大井町店が入っている)


▲光学通り


▲まっすぐ進んで、左手にセブンイレブンがある(イートインがあったので、そこで休憩した)


▲まっすぐ行けば良かったものを、曖昧な記憶のために迷ってしまい


▲間違った道を軌道修正


▲公園のそばにあったはずと思い出して


▲マジックショーの看板のところを曲がると


▲末広湯が見えてくる


▲末広湯に到着


回り道をしてしまったために、余計な時間を食ってしまったが、帰りはストレートに歩いて5分もしなかった。


下足箱のところは小さくまとまっていて、すぐ横が自動扉。目の前に休憩室がみえる。
自動扉を抜けて左側に目をやるとフロント。受付は、40代ぐらいの男性だろうか。


左側が男湯で、右側が女湯になる。
のれんをくぐって中に入ると、ちょっと変わった曲線の脱衣場。
木目調のロッカーが島と壁際に並び、ベンチのような木の椅子が緩やかな曲線で奥に作られていた。
この銭湯は、全体的に形にこだわっているようで、それは浴室に入るとより顕著だった。


浴室の扉を開けると、まず目の前にカランがあるのだが、そのカランの列が六角形をしている。
内側と外側とで使用できるようになっているのだが、正直使い勝手は良くない。
斜めに座る人のシャワーが後ろから掛かったり、微妙に隣の人と距離が近かったりと、実用性としてかなり疑問だ。
それと、シャワーの勢いが安定しないのも気になった。全体の使用状況によっては、水量が落ちてしまうのだろう。


そのカランの奥には、サウナ。サウナの横には三角形の小さな水風呂。
浴室全体から見て右側に浴槽があって、手前側から寝湯、電気風呂、座湯と続き、その奥には5~6人は余裕で入れる白湯の主浴槽。さらに隣が薬湯。
薬湯が40℃ぐらいとぬるく、ほかは42℃だ。個人的には物足りないが、健康的な温度設定ともいえる。


天井もちょっと凝ってて、全体的に低めなのだが、男女の仕切壁上あたりはカマボコ状にくり抜かれてある。
入り口横の立ちシャワーも出入り口が半円状になってたりと、その形へのこだわりが隅々まで徹底していた。


客層は、ほぼ中高年だが、若干若い人もいた。品川浴場組合のホームページによると、客層は3割が周辺マンションのお客らしい(どうやって調べたのか分からないが)。
そういえば、2~3才ぐらいの女の子が出入り口で一人遊んでいて、その姿をみた老夫婦が楽しそうに話しかけていた。こういう光景は地元客が集まる銭湯ならではという気がした。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 JR大井町駅
経路 光学通り
周辺の環境 マンション
●空間演出
建物外観 マンション
壁画・眺望 壁画はないが、形が変わっている
統一感 あり
置物 特になし
照明 明るい
★設備
休憩所 入り口目の前
脱衣所 ふつうの広さながら、変わった曲線で演出されている
シャワーの出 悪い(安定性に欠ける)
浴槽の種類 寝湯、電気風呂、座湯、ミクロバイブラ、薬湯
サウナ あり
温度 40℃、42℃
棚 あり
男女入れ替え なし
■サービス
接客 ふつう
清潔さ きれい
貸しタオル 未確認
備え付け あり
◆人
受付 40代ぐらいの男性
客層 中高年


【案内】

住所
品川区大井1-42-4

TEL
03-3777-7084

営業時間
午後3時から夜12時まで

定休日
水曜日

最寄駅
大井町駅より阪急デパートの前を通り、三又地蔵様のすぐそば。駅より約4分ほどです。

※品川浴場組合ホームページ転載