銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

さよなら中山浴場

2021-03-31 06:43:00 | 銭湯



横浜市の緑区にあった中山浴場が、2021年3月21日に幕を閉じました。



▲最寄り駅はJR横浜線の中山駅です


▲降りてすぐ左にある中山商店街のアーケードを抜けます




▲その突き当たりを右に向くと中山浴場がありました


実は、この閉店に気が付いたのは22日の朝で、連日に渡って中山浴場が上位にランクしていたため、なにがあったのだろう?と思い検索してみたところ、その時にはじめて閉店を知りました。
中山浴場は個人的に思い入れがあった銭湯で、じつは子どもの頃に初めて銭湯を経験したのがこの中山浴場でした。









小学生の頃だったので、いまはもう定かではないのですが、湯船に入った記憶はおぼろげにあって、いま考えるとたぶん水でだいぶ埋めて入ったのではないかと思います。
きっと店主かお客さんが「水を入れていいぞ」と言ってくれたんだと思います。


ほとんどが失念してしまい、大人になって初めて訪れたときは懐かしいというよりも、こんな感じだったんだというのが率直な気持ちでした。


中山浴場は68年間のあいだ営業をしてきたということで、半世紀以上に渡ってこの街を見守ってきたことになります。
寂しい気持ちと同時に、一つの時代の終わりを感じました。















YouTubeでは、かつての中山浴場を偲ぶことができます。



地蔵湯(東京・東十条)(閉店)

2021-03-30 06:40:00 | 銭湯
#地蔵湯
2021年3月31日閉店






JR京浜東北線
#東十条駅
▲東十条駅






▲南口を目指す






▲改札口


▲改札口を抜けたら


▲左に曲がる


▲坂道を下っていくと








▲いつもの草月の行列がある


▲行列を横切り




▲有名な黒松。黒砂糖と蜂蜜を使った東京三大どらやきの一つらしい


▲横断歩道の前で立ち止まり


▲草月を目印に左折する


▲ちょっと歩けば




▲右手に地蔵湯がみえてくる






▲ちなみに地蔵湯の名前の由来であるが


▲建物の左隅にお地蔵さんがある


▲手を合わせる人もおり、地元から愛されたお地蔵さんのようだ



▲閉店前なのに、さっそく解体する旨のお知らせが貼られてあった。展開が早い






▲到着


入り口に入ると、下足箱に靴を入れて自動扉をあければ、目の前がフロント。座るのは50代ぐらいの女性だ。ちょうど入浴客の男性と話している最中だった。
お金を差し出して「貸しタオルありますか?」と訊ねると「はい」とすぐに出してもらえた。千円を出してお釣りが510円だったので、貸しタオルは20円だったのだろう。有料であることに文句は一切ないが、生乾きだったのか、帰りに使ったあとは体が生臭くなってしまった(体を洗った意味なし)。使ったあとは入り口横にあるバケットの中に入れて返す。
フロントの奥には、いかにも家庭的なロビーがある。このあたりは店主の人柄が反映されてると感じた。

出典:東京銭湯ホームページ引用
▲フロント。すぐ横に男湯の入り口がある


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲奥がロビー。女湯はこちら側


男湯はフロントすぐ右にあって、のれんをくぐると脱衣場はかなり広めである。必要最低限のものしかなく、動きやすくて快適。ただ、歩くたびに床がギシギシ音が鳴るのと、見た目では分からないが、すり鉢状に傾斜が掛かっている。このあたりはさすがに老朽化を感じた。
真ん中には椅子があって、手前と右壁にロッカーが並ぶ。一部で鍵を返してくださいとの張り紙があり、このあたりはすべての銭湯に共通する悩みどころだろう。結局新しいところはコインリターン式のロッカーになってしまう。


出典:東京銭湯ホームページ引用


扉をあけると、浴室はそれほど広くはないが、マンション銭湯にしては天井が高く、開放感がある。
真ん中に島カラン。右手前には立ちシャワーが一つだけあって、ハンドシャワー仕様。すべて勢いがあり、使いやすい。
その奥にサウナがあったが、閉店間近のせいか使用停止になっていた。脱衣場から中を覗くことができたのだが、椅子が交互に並び、かなり狭い。
そのサウナの横に水風呂があって、手を入れてみたところだいたい20℃ぐらいだろうか。2人が入れる程度だが、サウナがなくても意外と利用されていた。
右壁奥には2つだけカランがある。


出典:東京銭湯ホームページ引用


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲男湯


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲女湯


浴槽は奥にあって、実質一つの湯船。
なので当然ながら白湯で、右は浅い作りのバイブラ仕様。真ん中から深くなって、一人用のボディジェット。そして、最後の左端は座湯が2つある。
水枕はあるものの、もちろん機能していなかった。ただ、首を預けるのにはちょうどいい高さだった。温度は41~42℃ほどと長湯するにはピッタリ。


客層は若い人が多く、この地域に銭湯文化が浸透していることを伺えた。話し声は一切聞こえてこず、みんな淡々と過ごしていた。


壁絵は赤から黄色へとグラデーションが掛かった現代美術風のタイル絵で、当時としては斬新なものだったろう。
基本的にシンプルな作りで、温度もそんなに高くないので万人向けである。
設備は老朽化で閉店する割にはしっかりしてて、まだまだ営業できそうな感じだったが、客の立場では分からない様々な問題があったからこうして閉店してしまうのだろう。
東十条や十条周辺は設備の豪華さを売りにした銭湯が多いが、地蔵湯は日常使いに特化した堅実で地元向けの銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 東十条
経路 南口を出て左
周辺の環境 地蔵

●空間演出
建物外観 マンション
壁画・眺望 グラデーションのタイル絵
統一感 あり
置物 地蔵(お隣)
照明 ふつう

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 広い
シャワーの出 使いやすい
浴槽の種類 バイブラ、ボディジェット、座湯
サウナ なし(使用停止)
温度 42℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 よかった
清潔さ ふつう
貸しタオル あり(20円)
備え付け あり

◆人
受付 50代前半の女性
客層 若い人から高齢者まで


【案内】

住所
〒114-0001
北区東十条2−14−6

電話番号
03-3914-0090

アクセス
京浜東北線「東十条」駅下車、徒歩4分

休日
金曜

営業時間
14:15−23:30
23時30分で閉めます!

※東京銭湯ホームページ転載

テルメ末広(東京・志茂)

2021-03-27 07:16:00 | 銭湯
東京・志茂
#テルメ末広 
 




東京メトロ南北線
#志茂駅

▲東京の北辺に位置する志茂駅

▲赤羽岩淵をすぎれば埼玉だ




▲エスカレーターでのぼり



▲近辺施設を案内した解説があった

▲隅田川と荒川の違いを説明している。岩淵水門が建造されてからは、荒川から分岐した下流(西側)が隅田川で、放水路(上流・東側)がそのまんま荒川という。紛らわしいけど、岩淵水門を経由した荒川の一部が隅田川である。荒川の分家みたいなものか

▲改札口


▲出た先にある地図。下が北になるので、地図でみると右に進む

▲2番出口にでる








▲地上がみえてきたら

▲出て右側

▲そのまま大通り沿いを歩く






▲郵便局を横切り








▲横断歩道を渡って


▲ここでストップ


▲右折する


▲あとは荒川方面に真っ直ぐ進むだけ










▲ここらへんでテルメ末広がみえてくる








▲北区に来ると、やたらと渋沢栄一の大河ドラマ推しのポスターを見かける。
なんだかんだで、大河ドラマの影響力は大きいようだ

▲猫を使った啓蒙ポスター

▲手洗いも猫バージョン





出典:東京銭湯ホームページ引用





▲到着


ここはちょうど面白い場所で、そのまんま川沿いに向かうと、荒川から分岐した隅田川と、西側から隅田川に注ぐ新河岸川が合流する場所だ(※一番下のところで河川を歩いたときの写真を貼っておいたので、興味ある方は見てください)。
分岐と合流が同時に行われている場所はそうそうないだろう。


中に入ると下足箱のスペースで、飾り付けの置物が横に置いてある。女性らしい感性を感じた。




左の扉を抜けると、その左側にフロント。
座るのは、60代ぐらいの女性だ。ちょうど新聞をみているところだった。落ち着いた佇まいで上品な雰囲気がある。
「貸しタオルありますか?」と訊ねると、「大きいのと小さいのがありますが?」と聞かれたので「小さいのでお願いします」とこたえると、無料で貸してもらえた。戻す時は、横にある赤いバケットに入れてほしいと言われる。
支払いはSuicaが使えるので、Suicaでお願いすることに。
ただ、この日は最初の使用者だったらしく「すみません、はじめだと時間が掛かって…」と言われ、端末の立ち上がりに少し待たされた。
その先には休憩用のロビーがある。そこそこの広さながら様々なアイテムがあるので賑やか。きちんと整理もされて落ち着ける空間だ。


出典:東京銭湯ホームページ引用


男湯は左側で、のれんをくぐると入ってすぐ左手前にはぶら下がり棒がある。真ん中には座るテーブル。壁沿いをロッカーが並び、カゴも置いてあるのでそれを使う人もいた。


浴室の扉をあけると、普通の銭湯にしては少し広いと感じさせるスペース。
右手前にはサウナがあり、そのサウナの横に一つだけ立ちシャワーがある。立ちシャワーはハンドシャワータイプだった。


真ん中には島カランがあり、左右の壁にもあるのだが、左のみカランの裏側に水風呂があった。
水風呂の温度は16℃ぐらいだろうか。かなり冷たいと感じる。
その水風呂の奥に隣接するのが漢方薬湯で、実宝湯と呼ばれるもの。カランで体を洗っていると薬湯の匂いが漂ってくる。温度は41℃ぐらいか。


主浴槽は奥にあって、2つに分かれる。といっても、右側は2人が入れる程度なので、実質、左側の主浴槽がほとんど占めている。
右は深浴槽で熱湯とあるが、それでも43℃程度。
左側の主浴槽はかなり広めで、薄緑色をたたえていた。ミカンの皮を袋に詰めて湯船の中に投入されているので、そのミカンの色のようだ。
ミカンの皮を入れたお湯は初めてだったが、少し生臭い感じがして、正直苦手な臭い。
真ん中にはバイブラのようなボディジェットがあり、かなり勢いがある。
左側は半円を囲むようにジェットバスが並ぶ。温度は41℃ほど。
それとものすごい泡だった。ミカンの皮を入れたためなのか、それともバイブラにジェットが多数あるせいなのか分からないが、泡尽くしの湯船だった。



出典:東京銭湯ホームページ引用
▲こちらは女湯


ここは露天風呂もあって、薬湯の目の前にある扉をあけると、狭いスペースであるが、露天風呂もミカンの皮が投入されており、薄緑色に染まっていた。
半分以上が軒下になっているので、雨の日でも入ることができる。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲写真では広くみえるが、実際はちょっと小さい感じ


こんな感じで、決してスペースの恵まれた銭湯ではないものの、バリエーションが多く、経営者の努力が垣間見える。
主浴槽をかなり広くとったりするなど、ここならではの拘りも感じた。


客層はほぼ、というか全員高齢者。若い人は見かけず、地元を中心とした客層なのだろう。かなりにぎわっており、地域密着型の人気があるところのようだ。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 志茂
経路 隅田川方面
周辺の環境 住宅

●空間演出
建物外観 新しい建物
壁画・眺望 タイル絵
統一感 あり
置物 なし
照明 明るい

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 きれい
シャワーの出 勢いがある
浴槽の種類 水風呂、漢方薬湯、バイブラ、ジャグジー、水風呂、露天風呂
サウナ あり
温度 41~43℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 落ち着いている
清潔さ あり
貸しタオル あり(0円)
備え付け あり

◆人
受付 60代ぐらいの女性
客層 高齢者


【案内】

住所
〒115-0042
北区志茂5−16−14

電話番号
03-3901-6316

アクセス
東京メトロ南北線「志茂」駅下車、徒歩7分

休日
金曜

営業時間
14:00−23:00

※東京銭湯ホームページ転載


テルメ末広からさらに真っ直ぐ歩くと、河川にぶつかる。




▲最初のみえてくるのが、新河岸川

そこの橋を渡ると

▲荒川知水資料館がある




▲荒川知水資料館を横切ってさらに奥に進むと


▲絵図が掲示してある。かなり複雑な川であることが分かる


▲岩淵水門を眺める


▲赤いのは旧岩淵水門


▲奥が荒川で、手前に入ってくる水が岩淵水門を通ると隅田川と命名される。まさにここが隅田川の生まれる場所だ




▲岩淵水門に吸い込まれる所


▲かなり大きい


▲岩淵水門から隅田川になる川を眺める


動画でみると、よりわかりやすい




▲岩淵水門の裏手


▲欄干が低いので近づくと怖い


▲岩淵水門の橋を渡ると


▲荒川がみえてくる


▲ヘリポートがあって、子どもたちがなにかのイベントに参加してた


▲工事中の時だった


▲岩淵水門からスカイツリー側を眺める。左が隅田川で、右の新河岸川が隅田川に合流する場所。ここから右に戻ればテルメ末広がある




昨年と今年の渋谷を比較してみました

2021-03-25 07:31:00 | 日記


新型コロナの流行で街の風景が一変した2020年。それから一年が経過して緊急事態宣言が全面解除される今年の春はどう変わったのか。歓楽街で有名な渋谷を例に比較してみたいと思います。
去年の写真は緊急事態宣言に入った直後の渋谷です。今年の写真は緊急事態宣言が解除される直前の土曜日に撮影した写真です。若干時期がズレていますが、ほぼ一年前後の比較となります。

2020年

2021年


2020年

2021年



2020年

2021年



2020年

2021年



2020年
2021年


2020年

2021年



2020年

2021年



2020年

2021年


昨年度は、渋谷とは思えない人の少なさで、二度とこのような風景はお目にかかれないだろうなと思い、記録として撮影しました。

ピーク時と比べるとまだ少ないほうとは思いますが、それでも以前の活気を取り戻しつつあります。

外国人旅行者がいないので、基本的に日本人ばかりですが、今年の夏にかけては外国人の姿も見られるようなるかもしれません。

下の写真は新型コロナがさわがれる前の2019年の写真です。はやく以前のような姿が戻ることを願ってやみません。



















大門湯(東京・町屋)

2021-03-23 06:27:00 | 銭湯
東京・町屋
#大門湯







東京メトロ千代田線
#町屋駅

▲東京の北側に位置する町屋




▲路線図をみるとこんな感じ。真下に上野がみえる


▲出口に向かう


▲なぜここは0番出口があるのだろう?

▲階段をのぼり

▲町屋はとにかく風が強い。エスカレーターあたりから、夏でも肌寒く感じるほどの強風がふく

▲改札口

▲地図をみると、方向としては都立大学がある方面だ

▲1番出口にむかう




▲出たところ


▲横断歩道を渡り、この路線電車沿いを真っ直ぐ歩く





















▲大きな交差点も渡り







▲まいばすけっとを横切り


▲宮本スポーツ商会がみえてきたら


▲ここを右折する


▲肉眼だと、もうこの時点で大門湯がみえている








▲渋い建物だ








▲サビ具合が時の流れを感じさせる


▲建物は古いけど、剪定はきちんとされている







▲到着


中に入ると、昔ながらの下足箱スペースで、男湯は左側である。






音を立てながら扉を開けると、右に番台。座るのは、80代ぐらいの男性だ。
「こんにちは。貸しタオルありますか?」と訊ねると、「はい」と頷いてくれた。
反応はやや弱いけれども、ご高齢のためだろう。
お金のやりとりをした後に、おもむろにタオルを出してもらえた。この貸しタオルはかなり真新しくて、ほぼ新品のうえ(吸収は悪かったけれども)無料で貸してもらえた。


脱衣場は、広さこそ普通という感じではあるが、とても清潔感が保たれていて無駄がないので広く感じる。
そしてなによりも年季がよい感じで染み込んでいるので、全体的にとても味わい深い色をしていた。
ロッカーは島と左側にある。
縁側もあって、タバコの灰皿が置いてある。ちょっと扉の隙間があると煙が入ってくるので、その辺はマイナス点か。
最近では、受付まわりを透明シートで覆うことが多いが、ここはそうしたものが一切なくて、ロッカーの上に非接触型の体温計が置きっぱなしになっていた。


出典:東京銭湯ホームページ引用


浴室に入ると、浴室もすごく綺麗なところだ。床やタイルがよく磨かれているなと感心した。
カランは島が一つと、左右の壁にあって、左手前に一つだけ立ちシャワーがある。立ちシャワーはハンドタイプで、お湯の出も古い銭湯にしては良いと思う。
カランも悪く無かったが、やはり若干くたびれた感は否めない。


出典:東京銭湯ホームページ引用


浴槽は奥にあって、3つに分かれている。
右が深浴槽で、輪切りにされたレモンがプカプカと浮いている。ざっと10数個ほどが入っていたが、かすかに匂う程度。
湯船の温度は45℃ぐらいで、すべてのお湯がこの温度だった。



出典:東京銭湯ホームページ引用
▲こちらは女湯


出典:東京銭湯ホームページ引用


真ん中がここの白眉で、座湯(ジェット)であるが、微細泡が出るタイプ。泡の量はかなり豊富なので、まるで間違って洗剤を落としてしまったかのように泡立っていた。ジェットの勢いもかなりあるため、熱気がさざ波のように押し寄せてくる。
水枕もあって、驚いたことにちゃんと機能していた(大半は壊れているので、古い銭湯で生きているのはかなりレアである)。


最後の左端は主浴槽で、これはほぼ単なる白湯ともいえなくはないが、底のところがタイル絵(ドット画)になっており、金魚が描かれていた。ここにも水枕があって機能している。
間仕切り壁のところは、ポピュラーな田舎の湖畔に西洋風建物が並ぶ風景であるが、とにかく綺麗でビックリした。
途中で中普請したと思うが、それにしても継続して磨かないとここまで維持できないだろう。
脱衣場も高齢の女性がマメに清掃していたので、日頃から相当頑張ってるようである。頭が下がる思いだ。


出典:東京銭湯ホームページ引用


出典:東京銭湯ホームページ引用


客層は、自分を除いて全員高齢者。おそらく地元の人たちばかりだろう。
常連客ばかりだからみんな熱湯に慣れてると思いきや、「あつゥ」と言ったり、少しずつ入ってたりと、やはり45℃ぐらいなると厳しいらしい。
こうした常連客ばかりのところだから久しぶりに視線を感じたが、特に干渉されるようなことはなかった。


全体を見渡すと、やはり老朽化した部分もあり、天井付近の黒ずみや木材部分が剥がれてる部分もあった。
ただ、そうした点を差し引いても清潔感に溢れ、風呂屋としての矜持を見せてくれる素晴らしい銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 町屋
経路 東京トラムに沿って北側
周辺の環境 住宅街や酒屋

●空間演出
建物外観 古典的な宮造り
壁画・眺望 富士山の壁絵
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう

★設備
休憩所 脱衣場
脱衣所 綺麗
シャワーの出 勢いがある(若干拡散してるけれども)
浴槽の種類 レモン湯、座湯
サウナ なし
温度 45℃
棚 なし
男女入れ替え なし

■サービス
接客 良い
清潔さ 綺麗
貸しタオル あり(0円)
備え付け なし

◆人
受付 80代ぐらいの男女
客層 高齢者のみ


【案内】

住所
〒116-0012
荒川区東尾久6−11−2

電話番号
03-3895-4668

アクセス
都電荒川線「東尾久3丁目」駅下車、徒歩3分

休日
月曜

営業時間
16:00−21:00

※東京銭湯ホームページ転載