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銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

ゆ家和ごころ 吉の湯(東京・永福町)

2025-03-22 06:54:00 | 銭湯
#ゆ家和ごころ 吉の湯




京王井の頭線
#永福町
▲永福町駅

▲改札口

 
▲この駅は屋上に公園がある

▲新宿方面を眺める

▲降りるのは北口

▲大勝軒がある方面にすすみ

▲奥の隣にミニストップがあるが

▲そのミニストップのひだりにある道をひたすら進む


▲道のりが長いので途中は割愛。駅周辺はおしゃれな飲食店が多い

▲住宅街が続く

▲一度十字路を直進し(この道を右に進んでもいい)

▲その先の右にファミマがあり

▲ファミマに沿って右に進む

▲その先に横断歩道があるので

▲左の横断歩道をわたる

▲すると大宮八幡宮の案内がみえる

▲そのまま直進すると

▲左に大宮八幡宮がある。これを通り過ぎて

▲川を渡り、和田堀公園を過ぎて(和田堀公園の画像も省略)

▲和田堀公園を過ぎたら坂道を上る

▲松の木中学校を横切り

▲再びファミマが出現する

▲ファミマに沿って左折する

▲住宅街を歩き

▲最初の十字路かあったら右に進む

▲ちょっと歩けば

▲右側に吉の湯がみえてくる

▲歩いて30分もかかった。健脚以外、バスで来ることをお勧めする




▲到着


扉をあけて中に入ると、真ん中には消毒液があった。いまでもコロナ対策が続いているようだ。
奥へと進むと、左側に券売機が設置されている。入浴料は550円で、サウナ込みだと1000円!だった。
サウナの追加料金は当然にしても、合計で1000円は強気に感じた。使い切りのシャンプーとボディソープは無料で配ってると書いてある。
自販機の右隣は受付で、やはりシートで覆われていた。やりとりのするところだけ空いている。
座るのは20代ぐらいの男性。
「貸しタオルありますか?」と尋ねると、「自販機でお願いします」と言われる。フェイスタオルの100円を購入。チケットを渡そうとすると、すでにバスタオルが用意されていた。受付の男性はフェイスタオルのチケットを見るなり、「フェイスタオルか」と残念そうにひとりごちていた。フェイスタオルは持ち帰られるようにビニールに入っていた。
受付では下駄箱の鍵を出すように言われて、ロッカーの鍵と交換する。
受付の右対面のところが休憩所になっており、すべての椅子が正面に並べられてあった。これも感染対策だろうか。まるで講演会の会場のようだ。
壁沿いに自販機があり、アイスや飲み物を買うことができる。
右側が男湯で、左側が女湯だった。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲玄関の入り口


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲休憩所は写真とだいぶ異なる


のれんをくぐると脱衣場はすこし複雑な形をしていて、ロッカーが壁に沿いに設置され、左側に洗面台がある。
トイレは多目的トイレだったり、外気浴のスペースが設置されてあったり、設備がかなりしっかりしている。おのずと浴室への期待感が高まる。


出典:東京銭湯ホームページ引用


浴室の扉をあけると、最初の印象は普通の銭湯かな?という感じ。
壁全体に沿ってカランが並び、立ちシャワーは手前の左側に2つと奥の右側にも2つ。ハンドシャワーと固定シャワーに分かれていた。
通常のカランは、やや古いタイプのカランで、一部ボタボタのシャワーになっていた。湯量は多くていいが、ボタボタだとやはり使いにくい。


出典:東京銭湯ホームページ引用


真ん中の奥にある湯船は、先端がカマボコのように丸くなっていて、奥は長方形である。
湯船に入ってみると左壁のところに電気風呂があった。威力はふつう。
奥にはジェット関連が並び、左がショルダージェット、真ん中がボディジェット、右がミドルジェットだった。
ショルダージェットはその名の通り上半身を湯船に傾けると、微妙ではあるがギリギリ肩にぶつかる。
真ん中のボディジェットはそのまんまだが、勢いがそこそこあった。最後の右にあるミドルジェットは、やはり中程度の威力。腰あたりに当たるようになっている。些細ではあるけど、いくつもの仕掛けがあった。
温度は41℃ほどと長湯するにはもってこいの温度だ。


右奥に目を向けると、露天風呂への入り口がある。
二重扉になっていて、最初に目に飛び込んでくるのは、つぼ湯だ。一般の銭湯でつぼ湯があるのはかなり珍しい。
2つ並び、温度は42℃ぐらい。最初は少し熱いと感じた。
露天風呂の眺めは住宅街の中にあるのにかなり開けている。
天井は格子になっていて、湯船のある部分だけすだれがかかっていた。
つぼ湯の奥にはサウナがある。今回は迷ったあげくにパスしたが、中を覗けば10人ぐらいは入れそうな広さだった。たしかに高い料金を取るだけはある。ちなみに2時間の制限が設けられていた。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲写真でみると高級感があるが、実際はかなり古くてくすんだ印象


露天風呂の手前側には水風呂。
水風呂も広くて、4~5人ぐらいは入れそうな広さだ。水温はさほど冷たくなくて、せいぜい18℃ぐらいだろうか。
一年で一番寒い時期に来たのにこれだと、夏はかなりぬるいかも。あるいは冬だからあえてチラーを使ってなかったか(チラーがあるかどうか知らないけど…)。


最後の左側のところに高濃度炭酸泉がある。温度は39℃ほどと冬場からするとやや足りない感じもするが、入っていて寒くはなかった。
炭酸の濃度はスーパー銭湯と比べて微妙だが、まずまず。4人前後が入れる広さだった。
全体の広さは一般の銭湯と比べてけっこう広めで、休憩用の椅子が横と奥に合計で6つほどあった。
残念だったのは、水はけが悪いので椅子の足下に水たまりができていたことだ。衛生的に問題がある。


出典:東京銭湯ホームページ引用


出典:東京銭湯ホームページ引用


客層は、幅広く年代が偏ってる感じはしなかった。平日に訪れたせいか分からないが混雑しておらず、ゆったりと過ごすことができた。
壁絵などは一切なく、最初から最後まで完全にミニスーパー銭湯だった。
銭湯料金だけで考えるとかなりコストパフォーマンスが高いところである。
設備自体は古さがあり、いまのデザイナーズ銭湯と比べると前時代的なところがあるが、大半の人が満足できるのではないだろうか。
悔やまれるのはどこからアクセスしても遠く、歩くと30分。バスを使っても18分。待ち時間などを考えると徒歩とあまり変わらない。
サウナ込みで1000円を払うとなると、これなら近場のスーパー銭湯が選択肢として考えられるし、なんとも微妙な心証が残る銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 永福町
経路 北へ進む
周辺の環境 住宅

●空間演出
建物外観 自宅兼銭湯
壁画・眺望 なし
統一感 あり
置物 なし
照明 明るい

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 ちょっと複雑
シャワーの出 勢いがある
浴槽の種類 電気風呂、ジェット関連、坪湯、炭酸泉、水風呂
サウナ あり
温度 38~42℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 ふつう
清潔さ ふつう
貸しタオル あり(フェイスタオルは100円)
備え付け 使い切りをもらえる

◆人
受付 20代の男性
客層 幅広い年齢層


【案内】

住所
〒166-0015
杉並区成田東1−14−7

電話番号
03-3315-1766

アクセス
京王井の頭線「永福町」駅よりバス。「松ノ木住宅」下車、徒歩5分

休日
月曜

営業時間
13:30−22:00(最終入場21:30)
土曜・日曜は8:00~11:00も営業

※東京銭湯ホームページ転載


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