上海双龍ラグビー倶楽部

上海にてラグビーを愛する者達の活動報告です。

(Vol.514)7人制女子江蘇省代表と毛蟹の試合

2011-03-08 12:14:33 | レフリー日記
最初に個人メッセージ。奈央ちゃん、生日快楽~!
 
三八婦女節だけど、オバチャンはフルタイムで働きます。
 
 
 
3月5日(土)は、昨年末の VAJIRAVUDH CENTENARY RUGBY SEVENS (@バンコク)
以来、約2ヶ月半振りの実践でのレフリー。
 
正直、ちょっとボロボロでしたね
 
先ずは、地元上海の女子チーム/Sharks vs 7人制女子江蘇省代表。Sharks は昨年(?)、
チームとして正式に発足したチームで、徐々に参加人数を増やし、それ也にスキル
の有るメンバーも入っている。一方の7人制女子江蘇省代表メンバーが見据えるのは
勿論、2016年リオ五輪に中国国家隊(代表)の一員として出場する事。他の色々な競技
からの転向者の集まり。未だ数ヶ月程のラグビー歴という事で、ラグビー選手として
今は未だ見るべきところは無いけれど、見るからに運動能力の高い人達である事だけ
は確かな様だ。中国はもう完全に、7人制と15人制を全く別の競技として捉え、強化
しているらしい。
 
ゲームは7分ハーフの前後半/セット × 3セットで 僕は真ん中の第2セット目を担当。
ミス(主にノッコン)が多いので、アドバンテージを取っては短い目に解消……の繰り
返しでこれに対応。
 
さて、この日のメインは男子の15人制で毛蟹レギュラー(Green) vs その他(Colors)。
春節も終わって、ようやく暖かさの兆しも見えて来たので、ここらでひとつ開幕の
花試合でもしましょうかーという感じの主旨。
 
試合は40分の前後半(20分でウォーターブレイク)。僕はその内の前半(40分)と 後半
ラスト10分をレフリー担当。
  
 
うーん、キツかった。今日はカッコイイところ、何も無かったわーーって言ったら、
マネジャーのNさんは「(今日に限らず)カッコイイところなど望むべくもないです」
とのコメント。キビシイね。二の句が告げない。一方のマネジャーSさんは「今日
はなんか手 上げてばっかだったよ」と。このコメントは或る意味マトを得ていて、
開始早々から反則の多い事多い事。
 
(長めの笛) 
 
ブレイクダウンの周辺、上手く捌け(裁け)なかった。試合後に、片方のキャプテン
から「俺らも久し振りだし新人も多いから反則も多かったけど、段々と慣れて来る
から」と、労いのひと言が嬉しかった。
 
(軽めの注意も、Green キャプテンはちょっと不満そう)
 
レフリーコーチからは「ボールキャリアよりタックラーの反則をもっと見るべき」
とのアドバイス。タックラーのノットロールアウェイやノットリリースが、ボール
キャリアー(アタック側)の次の攻撃チャンスをことごとく妨げているのに、そこを
見逃しているケースが多い。防御側によるターンオーバーは出来なくてもまぁ±0
みたいなところが有るが、攻撃側が次にボールを活かせないダメージはそれどころ
ではない。だからストレスも貯まるし、レフリーへの注文も多くなると。クリス、
どうも有難う!
 
 
双龍からは、立田キャップ、イッチー、山ちゃん、カッキー、マッキーイママキの
5名が途中から出場。立田キャップはゴール前のノッコンとノットリリースの反則
でトライ×2本、取り損ねた~(残念)。イッチーはラストでナイスフォロー&トライ。
双龍のメンバーは総じて、ボールを持てば確実にゲインしていたし、守っては相手
の前進をしっかりと止めていた。フィジカル的にも全然劣っていないし、イッチー
のステップなんか、毛蟹の連中には止めにくいんだろうなーと思う。
 
 
Ushi-sanもメールの方で書いていたし、森田⑥号も練習レポート書いていますが、
「TWIN DRAGONS、いつも遠くで練習しているけど、もっと日常的に気楽にね、
10分とか20分とかの短時間でもイイし、10人制でもイイので、ゲームやろうよ~」
と、これは毛蟹のキャプテンである James からのメッセージです。お伝えしとき
ます。
 
 
レフリー陣も、徐々に試合勘を戻して、来るべき上海杯に臨む事としよう。
 
(Thanks Sakie to take photes!)
 
 
Michael. 

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