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私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

2011年10月29日ダイヤ改正(3)

2011年11月01日 |   ┣ ダイヤ改正2011
(つづき)
10月29日に運行を開始した「橋本駅循環バス」。

冒頭の画像は、主にルートB(野方三・四・二丁目方面)で使用されている車両。



バス好きの人が自家用車をスマートループに塗装したようにも見えなくもない(決して馬鹿にしている訳ではありません笑)。



車内はこんな感じで、「かわせみ」のようなモニターもあり、気合いが入っている。



ルートBのルート。
「壱岐小南学校前」というバス停は実在しません(笑)。



ルートA(壱岐団地方面)の車両とルートと車内はこんな感じ。

ざっと眺めた感じでは、ルートAよりもルートBのほうが利用されている感じがした(ルートAのバス停でも、バス停の時刻表を書き写している人も居て関心は得ているようだが、まだ利用には結びついていないのかも)。
定員がA>Bなので、利用「率」でみると現時点では圧倒的にA<Bという印象。
ただ、12人しか乗れない訳なので、利用率が結構高いからといって「採算がとれるのか」というのはまた別問題なのかも。

ルートBには、一般車両との離合にも苦労する箇所がある。
また、ルートAの経路では、保育園の送迎で道路の両側に車が停まっていてバスがなかなか進めないという場面にも遭遇した。
バスがこの先ちゃんと地域に根付いていくためには、単にバスを利用するというだけでなく、様々な面からの地元の人の「理解と協力」が必要といえそうだ。



黒ビニールが取れた「橋本駅」のバス停。
「社会実験実施中」であることをもう少しアピールしてもよいのではないかと思った。
バス停だけでなく、駅構内の案内、七隈線の車内放送など、まだまだできることがある気がした。

また、野方から姪浜駅南口まで210円で行けることを考えたら、「200円均一」という運賃は高い気もする。
でも「大量輸送」ではないことから、運賃を下げたところで乗れる客の数は限られているし、また、西鉄の既存路線に打撃になりすぎるのも困るという面もあると思う。

まあ、「社会実験」なのだから、そういうことも含めて検証・検討したうえで、改善すべき点があればどんどん改善していけばいいのだろうけど。

それに、この「小さな西鉄バス」は、西鉄にとってのデメリットではなく、メリットにつながっていく可能性も大いにあると思う。
例えば、「香椎花園前駅~香住ヶ丘四・五・六・七丁目~御島崎~留学生会館前」とか、「高宮駅~多賀~大池~寺塚~長丘方面」とか、「大橋駅西口~筑紫丘~南大橋~若久団地」…などのように、西鉄電車や都心への既存バス路線と乗り継ぐことを想定できるケースも多いと思う。

いろいろと妄想は膨らんでいくが(笑)、「小さな西鉄バス」は沿道の人の目を惹くようで、注目率は非常に高かった。
目立つのはいいことなので、関心がさらなる利用につながることを期待したいと思う。
(つづく)


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