2日目

夕ごはんが18時なので、18時～はお風呂が比較的空いてる。
30分ごとに区切ってあり、朝7時(！)に自分でその日に入りたい枠に名前を書き込むという予約システム。
今日は18時に予約して、風呂上がりに部屋に戻ったらご飯が用意してありました。
まるで温泉に来たみたい。
ビールないけど。

食事は和食のような洋食のような、名前があるようなないような、
要するに私が作るようなものが出てきます。
今晩はケチャップ味の豚肉と、カレー味のキャベツの千切りと、鳥のささみが入った野菜でした。
ヘルシーで美味しくなる必需品はこちら。お肉にはマグマ塩、山椒強めブレンドの七味、手作り梅干し。


明日手術なので(来なくても大丈夫よって言ったんですけど)叔母と姉と妹と甥っ子のももちゃんが来てくれました。
姉は近くのホテルに泊まって手術を見届けてくます。

それから「もう電車乗ってます。A病院とB病院どちら？」という、お見舞いとかいいからっていう変人の私を軽々と突破して、波動が高そうな御守り届けてくださった方も。。💕
ありがとうございました。まぶしい。


病室は7人部屋。
こう言っちゃなんですが、建物が古いので狭くて小汚ないです。掃除はちゃんとされて清潔なんだけど、それだけではカバーしきれない歴史の汚れが見える。これはもう仕方ないものだと思います。
抗がん剤治療をされていたり、朝から血圧が160もあったり、みなさん大変そうだけど、とても優しくしてくれる。
お菓子くださったり、パジャマ誉めてくれたり、病気のこと心配してくれたり。ご年配の方が多いです。

それぞれご主人がお見舞いに来るんだけど、聞こうとしなくてもすぐ近くで聞こえてきちゃうんだけど、
ずーっと入院してる奥さんに小言言ってる人もいるのよ。
「何言ってるか全然わかんないよ、もっとしっかりしろよ、マスク外せ、俺だって地獄なんだ　etc.」
うわ、やめろ、だから奥さん病気になっちゃうんじゃないか、じじーのばーか、ばーか
って奥さんに代わって悪態ついてしまう。(心のなかで)

今朝話してたら、他の方も
「この間個室にお見舞いに来てたご主人らしき人が、面会の間中ずっと入院してる奥さんにガミガミ言ってたのよ。ドア開いてるからずっと聞こえてきたの。」
と、聞いただけでも飛びゲリしたくなること言ってて、
日本の女性は本当に抑圧が強いなかで生きていると思いました。

いったい男の人はどいつもこいつもどーなってるんですか。自分の奥さんが病気なのにいたわれないの？赤ちゃんなの？人の気持ちも考えられないの？
手術前日にもやもやしてしまいました。

お隣のベッド(カーテンあるけど50cmくらいしか離れてない)の方は逆で、
「おとーさんジャマよ」「せっかく寝てたのにお見舞い来られて起こされたわー」etc.
聞いてるんじゃないの、聞こえてきちゃうの、ヘッドホンしてても。

他人の人間模様が刺さる大部屋生活です。
おかげで手術は全然心配じゃありません。