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運行管理者試験対策講座を実施しました。

2023-02-04 17:13:38 | 日記
今日は、ある企業からご依頼いただいている運行管理者試験対策講座を実施しました。今日は全3回で行う講座の第3回目でしたので、この企業の今回の講座は今日で終了することになります。受講者の方の中には、私の講座が数回目と言う方もいらっしゃいました。体調不良や本番で緊張してしまってなかなか合格に至らない方もいらっしゃるのです。
リモートでの授業終了後、その方が退席せずに残ってくれていたので、ほんの1,2分でしたがお話することができました。「最後の模擬試験、出来はいかがでしたか?」と私が声をかけると「模擬試験とわかっていても緊張しました。通常ならわかるはずの問題でしたが、急に数字が混乱して間違えてしまいました。」とのことでした。正答率を尋ねると90%できていたそうですので、今度こそ合格は間違いないと思いますが、それでもご本人は心配なのだと思います。「今日は○○さんのことを考えて、あえて模擬試験を開始する前に「思いっきり緊張して模擬試験に取り組んでください。そして本番では練習のつもりで力を抜いてください。」と全体に呼びかけました。○○さんはきっと私よりも豊富な知識をすでに身につけていると思います。自信を持って本番に臨んでくださいね。」とお話ししました。少し安心した表情がパソコンの画面越しに見られましたので、体調さえ万全であればきっと余裕を持って試験に合格してくれるものと思います。
私が主に担当する小中学生においては、リモートでの授業はなかなか成果を上げることが難しいと感じています。一方、社会人に対してはリモートでの授業は、多くの資料を使いやすいですし、正確にデータを指し示すことによるメリットが大きいと思います。例えば会議などで「それでは資料の○ページの中ほどご覧ください。」と伝えても、どこなのかうまく伝わらなかったあるいはどこのことかよくわからなかった経験は誰しもが持っていると思います。細かなデータなどではプロジェクターで指してもどこなのかわかりにくいことが良くあります。また、研修参加者に一カ所に集まってもらうことが困難なケースは意外とよくあるもので、そんな際にもリモートでの講義は効率が良いです。
再来週からは別の会社で同じ内容の講座を実施します。そちらはリモートではなく対面で実施することに決定しています。どちらがより授業の効果が高いのか、検証もかねて講義を行うつもりです。