昨日担当した生徒が、試験が近いにもかかわらず試験勉強のやり残しが多いことがわかりました。今日は夕方からの平常授業の時間帯に授業を行う予定でしたが、急きょ朝からその生徒を呼び、試験対策を行っています。
やり残しを解消し、残りの日数で間に合いそうになれば良いのですが、そうでない場合には夜まで勉強を見るつもりです。休憩をはさみながら、朝9時から夜9時30分までと長時間になりますが、受験生にとって重要な試験ですので頑張ってもらわないとなりません。7月19日から始まる夏期講習は、受験学年は平日の朝から夜まで1日10時間を最大25日間行います。ちょうどその予行演習になるかもしれません。夏期講習中は、私も朝から塾に来て、夜になって生徒が帰るまでずっと塾にいます。講習が始まって数日間は生徒も教える私たちもかなり疲れます。しかし、徐々にそのリズムに体も慣れ、毎年何とか乗り切っています。
前にも書きましたが、受験生にとっては、1)これまでの復習および弱点補強、2)未修範囲の予習、3)応用問題への対応、4)過去問演習などを行うことを考えると、これだけの時間でも生徒によっては十分でないかもしれません。
今年の春の高校入試では、多摩地域の都立高校は人気校とそうでない学校の倍率に想像以上の大きな差が出ました。長引くコロナの影響もあり、来年も同じような傾向になる可能性があります。「行きたい学校へ進む」ために、勝負の夏が間もなく始まります。