おにいちゃんへ

おにいちゃんへ

あと七日でじゅけんだね。さいしょは、○○もやくにたたないとおもったけれど、ちょっとならやくにたてたよ。それはきのうあげたシールだよ。ほら、あのチョコのおかしの。日本のれきしのもんだいもあるとおもったからね。
○○、ほんとうにやくにたてるかなぁ。じゃあねー。じゅけんがんばれー。
それで、○○ほんとにやくにたてるかしんぱいだなぁ。　　○○
＜○○には本人の名前が入ります。それ以外は原文のままです。＞


　これは、小学校1年生の女子○○さんが受験目前の小学校6年生のお兄さんへあてた手紙です。文中にあるシールは、このお菓子におまけでついてくるものです。「カプッチョ」←クリックすると株式会社ロッテのカプッチョ紹介ページが開きます。
　この手紙は便せんや封筒が色鉛筆で丁寧に塗られていて、文字も含めて一生懸命書いたことが伝わってくるものでした。お兄ちゃん思いの気持ちにうたれました。

なつかしい「合格お守り」

　先日、私のフェイスブックにもう20年も前の卒業生から友達申請がありました。もちろん承諾し、何回かやり取りをしていると、「今でもあの時の合格お守りを持っていますよ。」と驚きとともにうれしい書き込みがありました。
　写真つきで送ってくれたので見てみると、当時はまだモノクロでイラストは無く、シンプルなものでした。お守りの中に、家庭で使う滑り止めシールを入れていたのですが、それもちゃんと保管してくれていました。今は人生の滑り止めとして活用してくれているとのことで、大変感激しました。