茶飲み話、ちょいとした時の話として『甲が大分下がってきたな』窯を作った時から作業
がある度に見ているので様子はよく分かっているはずのにそう思えてしまう。しかも、この
話は昨日今日のことではなくずっと前から、誰彼となく口にする。皆がそんなに口を揃え
て言うことが正しければ、とうに甲は落ちているはずなのに下がってきたとする場所には
ひびすらない。
皆が錯覚する理由は甲の手前、焚口の上は焚口を作る度(毎回ではない)に少しずつ泥
が盛られて手前が高くなり、奥が低いように見えるからだと思う。確かに甲を作る時はもう
少し盛り上がっていたが乾燥した時には、今と余り変わりのない姿だ。
同じアングルの写真はないため正確な比較はできないがブログ管理人も時折『甲が段
々、下がってきた』と感じていた。
平成26年7月の暑い日の窯造りからもうすぐ丸5年、この窯も桑炭会会員と共によく頑張
っている。
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