桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

紺屋の白袴

2019年12月27日 17時54分14秒 | 日記

以前、同様のテーマでアップしたような記憶がある。ざざーっと調べたが

分からず、重複するかもしれないが改めて『紺屋の白袴』、意味の説明は

釈迦に説法なれど、他人のことばかりに精を出して自分のことができない。

桑炭会の現状をよく表している。

つまり、炭焼きをする目的の一つには自家用の炭を確保することにある。

ブログで紹介の通り、近隣の炭窯の休止、作業開始の遅れなどによりお客

様への供給が満たされていない。大量に注文いただいた方へは分散納入

にして貰い広く、薄くの納品で凌いでいる。そのしわ寄せは会員にも及び

カシ専用の人でも他の炭にしたり、数量を減らす、場合によっては敷木混

じりの屑炭で凌ぐしいった具合。

先日、焼き上げた窯を出せば一息付けそうな塩梅になると思われていたが

年末から寒波の予報もあり、寒くなると再び注文増となるかもしれない。

月並みながら『老体に鞭を打つ』・・・

あんまり強く打たないでボチボチと白袴状態の解消を目指して頑張ろう、と

いうことになる。

***おまけ***

同じ意味のことわざとして

『医者の不養生』

『髪結い髪結わず』

『易者の身の上知らず』

外国にも同様のものがある。

『染物師は白い服を着る』

『靴屋の子供たちははだしで歩く』

 

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