全国的な寒波に見舞われ・・・・と警戒していたが構えるほどのこともなく『少し寒い』くら
いのことだった。今晩も警戒が必要と放送していたが夕方は日差しも見え峠は越えた
のではと素人予報士。朝、窯に向かう道すがらはまるで白黒写真の世界に飛び込んだ
ようになっていた。図柄としてはもう少し雪を被っている方がいいのだが。
炭焼きは最終章を迎えた。昨夕は余り急な温度変化がないか17時、18時と確認してあ
った。朝7時、308℃といい温度になり煙突、通風孔を全開にし精錬作業に取り掛かる。
ここから温度が上がり9時に328℃、外の煙突は外気が低いためか水蒸気の蒸発する煙
のようなものが、まるで炭焼きの最中のようにでていた。
しかし内部の煙突からは何も出ていない。10時に煙突内部が白くなり始めその後、通風
孔、煙突の順に閉鎖し11時45分に炭焼きの終了となった。
ここのところ山行きを頑張ってきたので材料の備蓄は順調、窯が冷えたら直ぐに次の窯
立て、また伐採してあるカシ材の持ち帰りが待っている。
昨年の今頃は大雪で山に行くことがならず自宅待機ばかりの日々を過ごした。
地球温暖化は私たちの代ですら検証できない長いスパンが必要とされる。
しかし素人予報士の子供のころと今では明らかに違いを見て取れることから、確かに何
かが変化していることだけは『fake フェイク』ではない。
9時ごろ
13時ごろ
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