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桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

3夜越しを迎える、5日目

2017年02月15日 17時20分41秒 | 日記

道路の端や田には雪を残し白い世界には変わりはないが量はだいぶん減ってきた。

日中の天道さんは雪解けを足早める。炭窯はいよいよ動き出した。朝一で80℃だっ

たものが9時には140℃に急上昇、いよいよ全体に火が回り元気であることを示してい

る。午後3時に120℃に下がったものの17時には159℃に上昇。

過去のデータと比べると遅れ気味になっている。近年にない雪により窯の温もりに時

間を要した結果かもしれないが、当初の目論見は明日、人間の都合のいい時間に籠

めること。しかし成り行きは窯の御心次第。

 

                 以上、9時ごろ

     


谷間のチェーンソー

2017年02月08日 16時58分52秒 | 日記

久々の活動。ここのところ霙やら雨のぐづついた日が続き炭作業が予定されていた

としても『よーし!やるぞ!』と元気が湧くような状況ではなかった。昨日もパッとしな

かった、明日から荒れ模様の間の今日はまさにピンポイントの炭作業デー、しかも山

行きの日だから申し分のない。

集合するとメンバーは薪ストーブを囲みひと時の近況報告やら、聞き入る人やら。

回、途中まで伐採した所の続きで樫、雑木を引きづり出し、新たに伐採する。昼食を

挟んで集積すれば結構な量になり炭木、枝木、焚き木ともに十分。久々の材料確保に

安堵する。ここまで揃えておけば天候に左右されることなく窯立てをすることができる。

『えーと、次はいつがいいですか・・・』

『毎日が祝祭日』

『x日は都合が悪い』・・・・・結局、次回は11日となった。

先日までは大雪に見舞われ炭小屋から煙の出ることはなかったが、もうすぐ冷え冷えと

した空気の中をおんぼらと煙が棚引く美しい光景が見られる。


灰を求めて・・・

2016年11月30日 18時14分35秒 | 日記

知り合いの人から『灰はないか』と。

現代人には必要とされない、日常生活で出すこともない忘れ去られようとしている代

物である。何でも揃うホームセンターに出かけてもニーズのないものは売られていな

い。ノスタルジックな昔を思い出し懐かしさのあまり火鉢を取り出してみたが肝心の灰

を捨てたままの状態だった。そこで冒頭の台詞が出た。灰は物を燃やした後に残る

厄介者とされているが、その利用範囲は広く中々の巧者である。

炭焼きをした後にも灰は残るが、あんなに大量の木を焼くのに米袋に1杯弱の量しか

ない。こうした所から出る灰は純粋な有機物質のみのものだから灰の中の灰。さて貧

乏性の筆者が保管していた灰、細目の濾し器に通せば目の細かいサラサラのきれ

いな灰になった。やがて、火鉢に収まり温かい冬を過ごすことだろう。


志多備神社の総荒神祭り

2016年11月09日 17時59分15秒 | 日記

炭窯から少し離れた所に日本一といわれるスダジイの巨木が鎮座する志多備神

社がある。今日はそのスダジイに藁で造作した「たち」と呼ばれる大蛇を巻き付け

て荒神さんを祀る。藁250束(1束は16の小束)で作られた大蛇は長さが40㍍くらい

はある。今年の当番は桑並上で造作、今日の神事を執り行う。手前味噌だが桑炭

会のメンバーが主力となっている。神主の大蛇に祈念から始まり地区の人が大蛇

をスダジイの木まで運び、3メートルくらいのところに頭を据え付け、胴体をスダジイ

の幹に巻き付ける。経験豊かな先達が下から頭の向きや格好の細やかな指示す

る声以外の音はなく静寂の中で作業は進められる。据え付けが終わると再び神主

の祝詞で新しい大蛇に生命を吹き込む。町内にはこうした神事が地区々で行われ

ているが高齢化、若者の伝統行事離れで後継者の育成がままならず、いずれは大

蛇の作り手のなくなるのではないかと危惧される。

       大蛇の頭、口を開けているようにする