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桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

トンボ

2018年08月24日 18時13分11秒 | 日記

季節感がなくなったと嘆くことが多くなった。本来、地球の環境変化のスパンは人の

一生で分かるほどの速度ではないはずなのに、私たちが丁度その曲がり角に立っ

ているにしても何かおかしい。

稲穂が風に揺れる田の近くで赤トンボが飛んでいた。私の記憶では秋近くになって

から見かけたものだが、この暑さの中で見る赤トンボに風情は感じられない。

写真を撮ってやろうと待っているのに構えると遠くの方に逃げてしまう。待つ時間は

灼熱との闘いになるのであきらめる。

山で草刈りをしていたら久しぶりにシオカラトンボを見つけた。昔々はトンボすら私た

ちの遊び相手だった。

さてさて、これから何十年も経った後、今の子供たちを含め過去の想い出はどのよう

なものが残るのだろうか。私たちのように虫だとか川で遊んだとかではなくヒットした

ゲームの名前になるのだろうか・・・・・。


****** 桑並の杜 営業のお知らせ ******

      8月26日(日) 9時~        

       茶飲み話にお立ち寄りください         

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プランター米づくり、その4

2018年08月19日 17時00分00秒 | 日記

隠れていた稲穂が顔を出してきた。

受粉中でこれからしっかりとした実になり米に成長してくれることを期待。

盆明けから過ごしやすくなったがこの状態はどうやら一過性で、暑さはぶり返して

くるらしい。

台風騒動、彼岸、秋ゆかば、炭焼き到来とまたまた一年の早い事を知る。

 

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八雲町、最後の『おいでな祭』

2018年08月15日 07時57分02秒 | 日記

長らく続いていた八雲町夏の最大イベントは今年をもって終わることになった。資金

面、人的な事、イベント企画等々、多岐にわたりご苦労されてきた主催者の方々に厚

く感謝を申し上げたい。

おいでな祭の最大の特徴は会場の目前で打ち上げられる花火である。弾ける花火の

音は山々に響き渡り、時には目線を真上近くにして観る花火、火の粉もすぐ近くにひ

らひらと落ちてくる。大輪の花火は地響きのする音で腹の底からも花火を楽しむことが

できる。

花火の構成は大きな規模とはいえないが商工会や町民の寄付によるものだから手作り

感のするものと言える。今年が最後との事なのかどうかは分からないが会場から離れた

所にも駐車の列、今までに見たことのない光景だった。

最後とは残念であるが昨晩はしっかりと楽しませていただいた。

花火の一部をお裾分けします。

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プランターの米づくり

2018年07月04日 17時00分00秒 | 日記

桑炭会の会員の大半は何らかの形で米作りと関りがあり田んぼへのパトロールに余念

がないものと思われる。ブログ管理人はこうしたことと全く無縁ながら久々にプランター

で米作りを興じている。会員の田んぼの残り物のもち米の苗を貰いプランターに植え育

てている。5月20日過ぎの田植えだった。梅雨が過ぎ陽が強くなるとプランターの容量が

小さいことと重なり水が直ぐになくなる。

こんな田んぼでも秋には頭の垂れる稲穂が実るから面白い。近所の方に苗の裾分けを

した。この方は出来上がった稲穂を庭にぶら下げておくと雀が啄むので見るのが楽しみ

と話をしていた。


最近の獣たち

2018年06月25日 21時16分23秒 | 日記

水を張られた田んぼの中、稲の苗が風に揺られてゆらゆら。時折、田の中で白い塊を

見ることがある。白鷺、これは保護鳥。色、大きさの違いで似たような鳥にゴイサギもい

る。

昔、有害鳥獣駆除で歩いていた時、田を見回りしていたお年寄りから声をかけられた。

『何の駆除かね』『カラス』というと、

『カラスは大して悪い事はせん、白鷺は植えたばかりの苗を踏み潰すからカラスより白

鷺を捕ってくれ』と言われたことがある。

この頃、直接的な害獣はイノシシくらいだった。

きみまろではあるまいが『あれから30年・・・』獣の様子にも変化がある。当時はいなか

ったハクビシン、アライグマ、ヌートリアなど定住しなおも増殖中、加えて熊の目撃情

報、猿の出没。

人が作り込んだことによるもの、人が里山に手をかけなくなり変化した環境など要因は

色々とあろう。

これからもっと先にはどのようなことになるのだろうか。

狸やイノシシたちにも都会と田舎で生活格差が大きくなるのであろうか。