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桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

『壁、屋根工事』

2014年10月27日 17時54分51秒 | 新窯工事

用事があり炭小屋に出かけてみたら板金屋さんが来ていて炭小屋の壁、錣の屋根・壁の

工事をしておられた。炭小屋の後面は私たちが壁張りをすることにしているので、そこ

を除いたところ、つまり人目につくところは専門家にお願いしている。

炭小屋には一部サッシを入れているが全面を張ってしまうと暗くなるので間に透明なビ

ニールトタンを入れて貰った。

段々と出来上がってくるに従い、すべき事が背中を突くようで気が競れる。天気回復の

明日は作業の予定。

                    奥側はビニールトタンで採光

                   しころ


『新窯工事22日目、綴(しころ) 屋根工事』

2014年10月18日 18時12分44秒 | 新窯工事

午後からの作業は晴天下、ポカポカ陽気に恵まれ仕事も弾む。綴(しころ)の屋根用、垂

木の上にコンパネを張る。屋根材が当初の予定と変わったためコンパネの裁断を余儀な

くされ、要らない仕事の追加となる。結構、重量のあるコンパネの上げ下げは危険も伴

うので注意を要する。

コンパネを張った後にフェルトを張りつけなどと並行して、柱と柱の間に間柱を追加し

て壁補強、お願いする壁工事の作業をし易くしていく。

約10㍍ある煙突の取り付けは窯工事の最大の懸案事項。集煙装置を仮設して大まかな

方針を井戸端会議よろしく知恵の出し合い。少しずつ形になっていくが後回しになって

いることも多く、これからも胸突き八丁の連続になりそう。

 


『新窯工事21日目、綴(しころ) 工事』

2014年10月17日 17時48分42秒 | 新窯工事

 今朝も焚火が仕事始めとなった。これからは焚火で暖を取り少し温まってから仕事の段

取り、連絡事項の通知、そしていざ出陣のパターンとなる。

昨日、しころの桁を乗せるための作業を粗方、終えていたので今日は一番からその作業

にかかる。太い方の径が25㌢、長さが5㍍強の桁を2㍍一寸のところまで持ち上げて

柱の上に鎮座させ、もう1本を上げて上で接続する。口で言ってしまえば簡単な事だが

人出で重量のある桁を持ち上げることなどできることではない。そこは知恵者の出番、

昔からのローテクと思われる実はハイテクを駆使して難なく鎮座に成功。

桁上げ作業だけで午前の仕事は終了し午後からは垂木打ち、屋根支度の準備。ある程

の形が見えてくるとペースアップし、屋根じまいまで一気にやろうとなり、明日の午後

に屋根の下地打ちまで済ませることにした。屋根と壁は本職さんにお願いすることにな

っているので、私たちの作業を早く終え次の予定にまい進。。。。。。

  


『新窯工事、20日目』

2014年10月16日 18時11分46秒 | 新窯工事

母屋の屋根下から外に向けて出す屋根を綴(しころ)屋根という。元々、綴というものは

兜の後方を守るもので頭の部分から垂れ下がっている。これに由来して出屋根のような

ものを通常、しころを出すと言う(?)。

炭小屋の母屋から2㍍くらいの物置にする部分が綴に相当する。今日はその柱建て、桁

上げの準備作業を行った。朝は冷え込み集合時間にはもう焚火での出迎え、こんなにも

早く焚火が恋しくなるとは・・・・

天気の変化は目まぐるしく晴天の午前、小雨に遭い冷え込んだ午後、身体を休ませると

寒さを感じる。夕方は再び朝方の気温に戻り焚火が欲しくなる。

 


『季節の移ろい』

2014年10月14日 12時53分57秒 | 新窯工事

台風一過のドピーカン、どうもこの表現は昔の表現みたいで最近は少しの間ズルズルと

した天気の後に訪れてくる。今朝も台風は東北の方に逃げたのに曇天、雨混じりで涼し

いを通り越して寒い。昨日も作業中は風と雨に見舞われ屋根の下にいて身体を動かして

いたのに、指先や足元が寒く感じる。

休憩しながら温かいお茶を飲む。暑さを凌ぐための仮休憩所で暑い々と言いながら年寄

り連中がアイスクリームを頬張っていた事は遙か彼方の事のように思える。

暑い中、寒い中、何れに居ても元気なメンバーに敬服。