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桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

炭焼き2日目、点火

2015年11月19日 17時07分56秒 | 新窯工事

前回の窯同様に2日目には枝木に火が点き焚口を閉鎖する点火作業となった。

朝6時ごろ70℃前だったものが9時には77℃に上昇していた。この時、朝一に投入

された焚き木は燃え尽きてオキ状態になっていた。この時点で枝木に点火してい

るのが確認でき昼の様子を見て夕方には点火作業をするとの予定となる。

初期に出る木酢液は良質とは言えないので大体80℃くらいになってから採取を始

める。今回は78℃からスタート。午後になっても大きな温度変化はなく17時に消火

作業を行い本日の子守りを終わる。

点火の頃の煙は刺激臭があるのに今のところそれが感じられない。

   朝の煙の状態

   焚口からは逆火が出て内部は元気印にあることを示している

   消火作業中


炭焼き2日目

2015年10月20日 17時27分03秒 | 新窯工事

私は社会人になるまで町中で育ったので昔懐かしい田舎の風景は叔母の家で見

たものに過ぎず生活実態はない。なのに心は何故か日本の原風景を求めている

ようで、谷間に煙が棚引く風景を見るとそうした体験の欠片もないのに昔懐かし

気がする。これも日本人のDNAの一つなのだろうか。

昨日点火した窯は火が途切れることなく燃え続け窯を温めている。焚口下にある

通風口は煉瓦で閉めているのに煙突からは勢いのいい煙が出ている。この調子

だと明日には木酢液の採取開始、炭木に点火となりそう(枝木に火が付き炭木に

火が回る)。

                                      昼過ぎの様子

                      カラスと一緒に帰る頃


雨後の闘草

2015年08月29日 08時39分01秒 | 新窯工事

台風一過、多少なりとも涼しさを感じるようになってきた。

先月に草刈りをした炭小屋、ひと月も経てば抗生物質も効き目のないウィルス

の如く『蔓延る(はびこる)』の餌食にされてしまう。

駐車場は背丈が膝上まで延びている個所もあり、その勢力の強さを恨めしく思う。

昨日はその討伐作戦が実施された。夕方から1時間弱で綺麗に刈り上げ、その

は久々の定例会で積もる話、今後のへの想いに花が咲いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  


ササユリの季節

2015年06月23日 18時17分53秒 | 新窯工事

八雲町には未だ残された自然が沢山ある。

少し前は薄暗い川辺に蛍が飛び交かい、それと交代するかの

ように山の裾野ではササユリが咲き始める。

道端から見えるササユリは一寸登れば手が届くように思うが

簡単には近くに行くことは出来ないものだ。

野花は無闇に摘み取るではないと教えているのである。

蕾が5つ付いたものもあったが虫に食べられてしまった。