2月は母と、主人の命日の月です。
ふたりとも寒い時期に旅立ってしまったのです。2月になると何だか寂しくなります。
そこで薬師寺東京分院に行き、般若心経を写経してきました。
墨をゆっくりすって、般若心経の意味のプリントを読んで書き始めました。
260余字を前半は母の事を思い出しながら、後半は主人のことを思い出しながら書きました。良い思い出しかありません。そして結局「ありがとう」という言葉ばかりです。
約一時間かけて書き上げました。
正面には薬師如来様が鎮座されていて、書き終えた写経はお香にかざしてから納めます。
帰りは写経の余韻からか混雑した電車で帰る気にならず、五反田からバスで、座って渋谷までゆっくり街の景色を楽しみながら帰りました。