宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

指導方法

2024-02-07 18:50:18 | 茶道
今朝、TVでスポーツ選手などの今風の指導法について昔とずいぶん変わってきたことを言っていました。
昔は根性とか厳しい練習などで選手を鍛えていましたが、今は科学的な指導です。
ビデオで選手の姿を見せて もう少し肘を上げてしたらどうか等 可視化で納得させて改善する指導方法です。

茶道の世界でも私が若い頃は先生の言われた通りに稽古していました。稽古が上達するには”素直さ”が一番と言われていました。
たとえ疑問があっても、稽古していくうちに分かるという感じで、それはそれで正しかったと思う面もあります。先生には直接聞けず同門の先輩の方に分からないことは教えて頂いたことも多かったです。

今の生徒さんはとてもフランクです。ご指導中でも見学している方から「先生、ここで中蓋をするのではなかったですか?」など私がうっかりしているとすかさず声をかけてくれます。
私もお教え始めた頃は「お教えする立場」として気負っていましたが、年齢を重ねるうちに気負いもなくなり 生徒さんと共にに学んでいこうと柔らかな気持ちになってきています。茶道は「和」を大切にするお稽古事ですから、こういう稽古環境は良いと・・・・自負しています。



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