宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

小原古邨展 @太田記念美術館

2019-03-07 17:26:58 | 美術

先週のNHK新日曜美術館で小原古邨を取り上げていました。再放送の番組です。
小原古邨・・は初めて聞く画家です。
日本ではあまり知られてなく、海外で高く評価されている版画絵師です。まるで肉筆画の様な版画で、花鳥画、風景画、動物画など凄い技で版画に仕立てています。色彩も透明感があります。偶然、何某かの倉庫で300枚ほどの作品が見つかったそうです。

東京では初めての展示、まだ太田美術館で展覧会後期をしているというので雨の中出かけました。
会場は休日でもないのにひどく混んでいました。結構小さいサイズなので皆、食い入るように鑑賞しています。
色々な鳥が植物と共に描かれています 。版画とも思えないリアルさ、色彩も複雑、背景は版木の木目も見えています。
《月にみみずく》《雪にマガモ》《雨中の鷲》《月夜の烏》・・・等


主人が好きだった美術散歩をわたしも引き継いでいこうと思います。

小原古邨の展覧会は東京では初めてということで、主人もきっと見たかっただろうと思います。
主人のブログを検索すると上記の番組を昨年10月7日に見た時の記事がありました。
TVから写真を撮って、写真いっぱいのブログ。この頃はまだ主人は元気だったのです。
主人は美術散歩を沢山しました。西洋絵画、日本画、彫刻、仏像など色々なジャンルを本当にたくさんの展覧会に行きました。そしてブログにきちんと書いていました。
私もいっしょに行きましたので色々思い出があります。

これからは一人で美術散歩しますよ!見守っていてね。
コメント (2)
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