宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

皐月の茶会

2018-05-21 11:01:45 | 茶道


爽やかな五月晴れに恵まれて茶会をすることができました。表千家流と裏千家流、4席の茶会で、私は立礼席を受け持ちました。
床には「青々翠」の軸を、鮎籠に紫の鉄線とリョウブを、香合は神代杉の白鷺香合。点茶盤に桶川の皆具を設えました。
9時に一席目を始め、十一席までできました。毎回平均15名ほどのお客様が入って下さり盛況で嬉しい限りです。今回は4月から社中の皆様で稽古時間に折紙でお菓子の箱を作り、その中に時鳥のせんべいと花菖蒲の干菓子を入れました。
珍しい趣向にお客様も「素敵!」と喜んでいただきました。

お点前の方は事前の練習の効果があってしっかり心を込めて点ててくださり、「お若い方なのに、動じない良いお点前でした」とのお正客様のお言葉もあり嬉しかったです。


お水屋の方は本当に大変でしたが、チームワークよろしく美味しいお薄を手際よく何服も点てていただきました。
社中皆様の協力がなければ茶会はできません。本当に感謝、感謝です。


コメント
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