雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

白山釈迦岳のオオサクラソウ

2013年09月08日 | 石川県の山

ハクサンチドリの群生…白山釈迦岳分岐から七倉山方向へ5分


2013/6/29(月) 市ノ瀬~白山釈迦岳~オオサクラソウを見に行く!


白山比神社P(5:00)→市ノ瀬釈迦岳P(5:50)→釈迦新道登山口(6:10)→釈迦岳登山口(7:00)
→水飲場(8:00)→釈迦岳前峰(9:50)→釈迦岳直下(10:15~20)→オオサクラソウ群生地2130m付近
(11:20~12:00)→釈迦岳(12:50)→前峰(13:00)→水飲場(14:10)→釈迦岳登山口(14:55)
→釈迦新道登山口(16:00)→市ノ瀬P(16:10~20)~永井旅館お風呂 ~白山比神社P(18:00)



標高差1000mのトレーニング第3段


カナダからはとっくに帰ってきているので、標高差1000mと言っても今更の報告となってしまった。

7月に行われるクラブのランクテスト、白山釈迦岳(2053m)の下見山行に同行させて頂いた。
トレーニング目的では釈迦岳往復(標高差約1200m)で十分だが、4~5日前に釈迦岳に登ったKさんから
少し先まで行くと、ハクサンチドリとオオサクラソウが咲いていて、見頃であったとの情報を頂いていたので
時間と体力が許せば、できれば見に行きたいなーと、メンバーに欲張りなお願いをしてあったのだ。

結果的に本番の釈迦岳ランクテストは、残念ながら悪天予報で中止となった (^^ゞ

市ノ瀬奥の駐車場に車を止めて、車道を歩き釈迦新道登山口へ、一旦車道をショートカットする登山道に入るが
再び車道に出て、二つ目の釈迦岳登山口まで、30分強の車道歩きである。
釈迦新道ではちょうどササユリが満開で、目を楽しませてくれて、釈迦岳直下には残雪が多かった!
雪で夏道が見えなかったのもあり、釈迦岳山頂はそこだったが横目で見ながらスルーして、先に進む。

山肌から雲が湧き上がっているが、青空が見えていてお天気の心配もなかったので
白山方面の尾根が一望の場所(山頂は雲に隠れて見えなかった)から、本日の目的地を探す!
ちょうど下山してきた方に、あの辺りですよと教えて頂いた場所は、標高差はなくてもかなりの距離である。
既に4時間強は歩いていたので、行こうかどうか迷うところではあったが、時間的には余裕だったので
片道1時間頑張れば良いだろうという判断と、オオサクラソウ見たさにGOサイン!

ここからの登山道途中には、両脇にハクサンチドリが群生しており、見頃で見応えがあった!
そして何とか約1時間で到着したが、思ったよりアップダウンあり登りありで、足の疲れもピークとなり、
その1時間がとても長く感じられ、この分を引き返すのかーと、早くも下山の心配が頭をよぎる(^^ゞ

そして辿りついたオオサクラソウの群生地、残念ながらやや終わり気味で、花に元気がなかった。
群生と言う程ではなくボチボチだったが、白山山系では滅多に見られない花と言う意味では、貴重な花である。

2130m付近で昼休憩を取って寛いでいたら、七倉山方面から下山してきた単独の男性がいたので
「ここはオオサクラソウが咲いていますよ!」とメンバーが声をかけたところ、途中でも群生を見たそうな。
逆に、もうちょっとだけ上ですよと言われたが、これ以上は何があっても無理無理…と、足が言っている。

5時間ちょっとで登ってきた道のりを、4時間弱で下山してきたのだったが、ど~も足爪先に違和感が!
ピリピリとした痛さだったが見るのが怖くて、長い時間我慢して(無理やり)下りて来たのである。(>_<)
そして、やっとの思いで到着した駐車場で初対面! 何と足指7本が切れて靴下が血だらけに 

サイズを含めて元々登山靴の選択を間違え、足の形に合わず、いつも負担に思っていたのであるが、
本日の歩きで最悪の結果となったようだ。(カナダでは7日間連続で歩くので、後に登山靴を新調した。)

お風呂でもキズに温泉がメチャメチャ染みまくり(>_今日の下山、我慢しすぎて後半は痛くて最悪だったはずだー、
もうこれしか頭に浮かばなくなっていた。

 スマホのGPS軌跡(性能がイマイチなので参考程度)


 
釈迦新道登山口                        一旦この車道に出る


 
今にも崩れそうなトンネルを抜けて、左手に釈迦岳登山口がある。(右画像は下り方向)


釈迦岳前峰に到着!



前峰から釈迦岳…山頂直下の登山道に雪渓が残っている様子が見える。



前峰から白山方面…道中ずっとガスの中だった。


 
前峰から見えていた雪渓を歩く                   右手、山頂への道だけ確認


七倉山方面、目的地はしっかり見えていた。



山頂直下から七倉山方面…今立っている場所も雪渓の上である。



標高2130m付近の花園にオオサクラソウが咲いていた。



登山道を挟んで、花園のすぐ右手側は崩壊しており、このまま崩壊が進むと危険!


流石に花の白山山系、出会った花は多かった!


 
釈迦新道には、開いたばかりのササユリが見頃で多く咲いていた。


 
雪解けが遅くぬかるんでいる登山道脇に、水芭蕉がチラホラ。



釈迦岳直下から5分程でハクサンチドリの群生に出会う♪…見えているのは七倉山


 
ウズラバハクサンチドリ                        ハクサンチドリ


    
ギンリョウソウ   アカモノ・マイズルソウ    コイワカガミ      コバイケイソウ     キヌガサソウ


    
  ハクサンチドリ     イブキトラノオ     シナノキンバイ       サンカヨウ     グンナイフウロ(白)


 
オオサクラソウ


    
        オオサクラソウ          オオバミゾホオズキ     アカモノ       ニッコウキスゲ   


 
    斑点のある水芭蕉の葉                  アオモリトドマツ(オオシラビソ)


コメント (4)
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