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雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

はるばる新潟…大崎雪割草の里へ

2009年04月07日 | 花と風景

4月5日(日)  はるばる新潟…大崎雪割草の里へ



前日の夜に電話がかかって来た!

「明日、北朝鮮からミサイルが発射されれば、新潟に向かう道中で

何か通行止めなどの規制があるかも知れないが、予定通りだ!」…とのこと。
そう言えば、富山では影響がないと思い、余り騒がれてもいないようだった!

そして何事もなく、予定通り大崎雪割草の里へやって来た。

古来(数百年前)より大崎の地に自生していると言う 雪割草(オオミスミソウ)
花の見頃は3月下旬頃まで
、今年の雪割草祭りも2週間前に終わったようだったが

北国新潟はまだ寒いだろう?と思い、見頃を期待していたが
期待は見事に外れて何と!花も終盤、雪割草の里は今日で営業も終わりだとの事だった!

花の数は少なかったが、何はともあれギリギリ鑑賞には間に合った^^;



大崎のユキワリソウは種類も豊富で、紫系の色が多いようだった!






















ショウジョウバカマ
は見頃だった!




白いキクザキイチゲの群生




雪割草の里への入り口にある管理棟、ここで入場料(一人200円)を払う。
入り口も出口もここ…雪割草の販売もしていた。



500円
は安い方で、他は高くてなかなか高級な花だ!




里で見つけることは出来なかったが、八重咲きの雪割草だ!
貴重な種類なのか?価格は何と…4000円と書いてあった。



これは、ギフチョウのさなぎが葉っぱを好んで食べると言うコシノカンアオイ



イカリソウ…
終わりかけだったが、里にも咲いていた。




シラネアオイ
の鉢植えもあった。



帰路は大崎城跡「愛宕山」登山と雪割草の湯へ。。。


雪割草鑑賞の後、時間があったので直ぐ近くの「大崎城跡」に寄ることにした!



15分ほどで山頂に到着!…大崎城跡より日本海を望む。

大崎城跡は「愛宕山」と言う、標高103mの低い里山にあった。
東側は山だが、西側は急斜面で海岸を望むことができ、眺望も素晴らしかったが
水平線辺りは霞んでハッキリせず、晴れていたら見える…言う情報だったが
眼下に佐渡島を望むことは出来なかった!



大崎城跡にあった建物?…中にはお地蔵様のような石の仏像がいた。
4等と書かれていたが、一応「愛宕山」としての三角点もあった!


北朝鮮がミサイル発射!


山頂で昼休憩を取っていたら、眼下の国道を走る車からスピーカーの声が聞こえてきた!

『 国からの情報によると、北朝鮮がミサイルを発射したとの事です!』
2度目に回って来た情報では、

『ミサイルは日本の上空を飛び越えて太平洋に向かったので、危険は去ったようですが
引き続きテレビやラジオの情報を見て、注意してください!』

この時、時計を見ると、ちょうど11時40分だった!

自宅に戻って見た情報では、発射されたのが11時30分頃だったらしいが
山にいた私達にも、5分後くらいには発射情報が伝わり
更に10分後くらいには、太平洋に飛んで行ったとの情報が伝わってきた訳で
上空を飛ぶと言われていた秋田からは離れているが、新潟にいると言うだけでやや緊張した!



下山しようとした12時頃、F14戦闘機が2基、上空を飛んで行った!
秋田や新潟の空を偵察していて、小松基地に帰って行くようだった。

これを見つけたのは私^^; …「 あっテポドン!!」と冗談で叫んでみたら
何故か間が空いてから皆に笑われた後、蹴飛ばされそうになった(*_*)


そして、雪割草鑑賞の後のお決まりのコース!


雪割草の里の近くにあった、3番目の目的地…大崎温泉「雪割草の湯」

露天風呂もあってとても良いお湯…ここでゆっくり温泉につかって帰路についた!

 

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徒歩と電車…通勤の風景④

2009年04月06日 | 自然の風景

4月6日(月)  松川の桜は7~8分咲き。。。


桜が膨らみ始めた今週の富山は、ずっと晴れの予報が出ている。

今日はいつもより2~3分早めに自宅を出た!

桜で有名な富山の「松川」は、実は「いたち川」から枝分かれしている川である!
そして「いたち川」は、「神通川」から枝分かれしている川である。


いつもの通勤路…いたち川の橋沿いの桜は5~6分咲きくらいになっていた
花開く前の少し膨らんだ蕾は、何とも言えない愛らしいピンクだ!



いたち川の桜…やはり南側は満開の枝もある。



いたち川の橋の手前にある花壇では、陽気に誘われて早々とチューリップが満開だった!
富山ならでは?の、桜とチューリップの共演^^;


市電の中から…



開花宣言からちょうど一週間目の松川べりの桜…まだ満開とは言えない!
陽のあたる場所でも8~9分咲き、もうしばらくは電車からも楽しめそうだ(^-^)v


仕事が終わって、松川の堤防を歩いてみた。



松川べり…この辺りは満開だった!桜並木の下を優雅に通る屋形船

通勤の帰り…今日は桜橋駅で下りて見ることにした!
桜を見上げながら堤防下の歩道を歩いていたら、屋形船が行きかっていた!

そう言えば、富山に来て直ぐの2年前の桜祭りの時期に、この屋形船が珍しくて、
長い待ち時間にも関わらず、観光客気分で乗ってみたのだった^^;

乗ったからどうってことは無かったかも?強いて言えば、船頭さんの話が聞けて良かったくらいで
桜を見るなら、自分の足で歩いて鑑賞した方が良かったような^^;
地元の人はきっと乗らないんだろうなぁ…
好きな場所で、屋形船が行き交う松川と桜並木を見下ろしている方が、ずっと情緒がある。


富山の桜情報…まだまだ続きます。

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皆月湾~外浦海岸ウォーク

2009年04月04日 | 歴史街道&自然歩道


刑部岬(ぎょうぶみさき)は目前だったが・・・


3月29日(日)  皆月~外浦海岸の海崖路を歩く。。。


富山から車で3時間!ここ出発地点の皆月青少年旅行村キャンプ場にあった看板には、

中部北陸自然歩道 「のと荒磯のみち」 となっており、
門前町皆月から輪島市の上大沢を繋ぐ、総延長5.5Kmの歩道と書かれていた。
整備されたアスファルト道なのか、土道なのか、果たしてどんな所なのか?
ここに到着するまでは、全く未知の世界だった!



皆月青少年旅行村キャンプ場の看板



出発から10分、通ヶ鼻付近(自然百景ポイント)絶景に魅せられて足が止まる!
眼下には、千畳敷のように見える岩が連なる藻浦海岸



出発から20分、岩を繰り抜いた手彫り風のトンネルをくぐる



暗くて少々長いトンネル…このトンネルを含めて途中でのトンネルは4か所あった!




出口には青い海が待っていた!



そしてトンネルを抜けると、荒波とギザギザの大岩が目に飛び込む。
削られた岩が歩道になっていた!



出発から40分位、小長崎を過ぎると険しい断崖の地形が続く。


更にこの後、壊れた橋を渡ることになった!



縦の板はポンと置かれているだけのなので、体重のかけ方によって

歩くたびに浮き上がり、かなり不安定で危険な個所だった。



岩超えが続き、何処が歩道なのか全く分からなくなってきた!
風と波の技だろうか?天然の岩窓もあった。



11:40分頃、特にこれと言った特徴のない大長崎に到着した
一本道と言うこともあるのだろうが、ここまで距離などの書かれた
歩道案内の看板などは、ほとんどなかった!
この後広い場所を探して、12時より昼休憩をとった。



今にも落ちそな木の橋を渡り、岩が大きいため先が見えず
更に進路を探りながら岩を超えて行く!



更に海沿いの断崖を行き、大長崎を過ぎてからは、左にカーブしている地形の為
遠くには刑部岬(ぎょうぶみさき)まで見渡せた。
所々、歩道に木の柵が取り付けてあったが、壊れている箇所も目立った!


富山湾とはまた一味違う、日本海の荒波と断崖に魅了されながらも
順調に歩いていたが、途中で崩落している岩壁が2か所あった。


 最初の崩落地は何とか乗り越えることが出来たが…



最初の崩落地…崩壊なので足場の土は柔らかくて滑りやすく、ズルズルと滑る!
手で掴もうとする岩や石は、全て浮いていて頼りにならない。
何とかサポートして頂き、助けて貰って無事に乗り切ることが出来た。

この画像だけは、先に渡り終えたメンバーの(T)さん提供!
赤いリュック白い帽子で、恐る恐る歩いているのが私…カメラを出す余裕は全くなし!

落ちたら海だったが、海に落ちる前に岩で砕けそうだったから、ここはマジで恐怖だった^^;



この後も更に、迷路のような岩場が続く。



4つ目のトンネルの少し手前で、再度橋を渡った!
横から見ると一見丈夫そうに見えるが、これがとんでもない!
何処に足を置いて良いものやら…木は朽ち果てて穴が空き、半分落ちていた。


荒磯自然歩道の岩はとってもカラフルである!


と言うのは良く見ると、色とりどりの小石をセメントで固めたような岩ばかりだからだ。

どのように出来たのかは分からないが、特徴的な岩ばかりだった。



4つ目のトンネルをくぐる…荒磯自然歩道は秘境度が高い。



トンネルを抜けてヘアピンカーブのような地形を行く。
荒波が押し寄せるせいなのか?岩沿いの手すりが壊れて下に落ちていた。



トンネルを抜けると波打ち際の歩道が続く。
そして、ここから5~6分行った場所が第2の崩落地だった!




2か所目の崩落地を見下ろす…これは絶対に無理っぽい!!
上を見ても下を覗いても、身動きとれず!
ここは鵠ノ尻の少し手前、かなり大規模に崩落していた為、
ロープを装備していないこともあり、上大沢に通り抜ける計画はここで断念!
はっきりと距離は分からないが、上大沢まで残り1.5km程だったと思う。

荒磯制覇ならず

2時間近く歩いてあと少しの所まで来たと言うのに、
とても残念だったが、ここから出発地点の皆月青少年旅行村に引き返した!



右端…崩落地と、海の繋がりの様子

ここから先を行くには、鳥になるしかないかなぁ

もちろん誰一人渡ろうと言う人はいなかったが、引き返すと言われた時の反応は
皆さん口を揃えて、「え~~っ!またあの崩落地をトラバースするのかぁ^^; 」でした!
誰かに言わせると死ぬ思いだったとか!
冷や汗もので渡ったので、再挑戦せざるを得なくなってしまったことが、ショックのようだった。



崩落地より撮影した鵠ノ尻奥に見えている刑部岬(ぎょうぶみさき)を
グルっと回れば、終点上大沢だったが、今回ここまで来れて、
予想を遥かに上回る能登の秘境を体験できただけでも、十分に価値があった!


帰路に撮った画像より…


崩落地を後にして、今度は右手に迫力の大海を見ながら帰路を行く。



大長崎の分岐で下から見上げると、望楼台公園への階段が上に伸びていた!
時間がなくて望楼台公園には行けなかったが、いったい何があって、どんな公園何だろう?



逆光になったが遠目で見ると、まるでノコギリのように岩がギザギザに見える…ここはノコギリ岬か?

途中では、晴れているのに小雪がチラついたり、寒くはなかったが情緒のある光景を楽しんだ!



藻浦海岸に戻り、丸太のイスでホッと一息ついていたら、
前方の岩で、海鵜が3羽くつろいでいた!(途中にも飛んでいるのを見た)



前方と言っても、カメラの望遠でやっとの距離だったかも^^;
羽根を広げてくつろぐ海鵜をズーム。。。
そしてシャッターを押した瞬間に、頭上を飛び越えて来て偶然に写ったのはアオサギ?カモメ?


帰りの時間は予定より大幅に押していたが、
全員一致で、猿山へ「ユキワリソウ
を見に行くことに決定した!



雪割草(スハマソウ)の群生

          
猿山岬灯台                 キクザキイチゲ

 
   

 
    

雪割草…花の色は紅・濃赤紫・桃・白と多彩!

駐車場の入り口では、地元の人らしき方達が3~4名で入場料の徴収をしていた。(一人300円)

到着が4時を過ぎてしまったため期待はしていなかったが、聞くところによれば
今日が満開だったらしい(駐車係のおじさんの話)


帰路、猿山から富山までは、またまた3時間のドライブが待っていた!   


ひとこと…

『 通行できなかったのは、昨年の能登沖地震で崩壊したからだろうか?
と思っていたが、後日知った情報では、この荒磯自然歩道は
 2006年4月時点より何年もの間、閉鎖されたまま だと言うことだった。
もしも行ってみようと思ったら、大長崎から望楼台公園への分岐があったので、
公園まで行ってみると言うコースに留めておいた方が良さそうだ。』 


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徒歩と電車…通勤の風景③

2009年04月02日 | 自然の風景

4月2日(木)  富山駅地下道のカラクリ時計。。。



駅北の地下道に入ってすぐの広場に設置されている、チンドンのカラクリ時計
いつもの通勤路…9時ちょうどにここを通ると、動き出す。
駅前より毎回9時10分発の市電に乗る為、いつも軽快な音楽と共に迎えてくれる。

富山市では、毎年春の桜が満開になる頃、全日本チンドンコンクールが開催される!
2009年、今年は4月3日(金)~5日(日)までの予定で

県庁前公園をメインに、プロアマそれぞれの戦いの後は
県庁から駅前に向けて、チンドン大パレードが繰り広げられる予定だ!

初めてチンドンを見た2年前は、明治時代にタイムスリップしたかのような
異様な雰囲気に驚いたと言うより、不思議な世界に見入ってしまったと言う感じ^^;
何と言っても役者揃い!と言うか、コンクールなので気合いが入っていると言うか
とにかく、時代劇でしか見たことが無かったので、見ていて恥ずかしいような楽しいような

そしてその後、富山で見て更に驚いたもの…

普通の日に商店街のアーケードを、チンドンが開店のお店の宣伝をしながら練り歩いていたことだ。
さすが~全日本コンクールを開くだけのことはあるなぁ…



電車の中から…4月2日の松川べり桜並木

明日はチンドンの前夜祭で、ライトアップされた夜桜の下を笹舟に乗って演奏するとか!
この様子では、1日で満開は無理だろう…残念ながら桜のタイミングが、少しズレたようだ!

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