雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

秋の千里浜で野鳥たちと遊ぶ

2009年09月16日 | 野鳥たち

千里浜なぎさドライブウェイ。。。


9月15日(火)  秋の千里浜で野鳥たちと遊ぶ!

今年は残暑も厳しくなく、一気に涼しくなったようだ!
しばらく気持のよい秋晴れが続いていたが、今日はあいにく朝から小雨で
午後には止むであろうという期待の元、海岸方面に出掛けることになった。
金沢市内の国道17号線を一直線に走り、金沢新港に出た!
河北潟から流れる大野川を渡って、内灘海水浴場に出たら、砂地が固く車でも入れる様子

さすが~ (^-^)v 千里浜もどきかぁ?…石川県の海岸は違う!




内灘の海岸には 千鳥 がたくさん来ていて、波打ち際で餌を探していた。
( しのしのさんからのコメントで、この鳥たちはチドリではなく、シギと言う名前の鳥との事です。)



波が引いたら砂を突くようにしている…いったい何がいるのだろう?
もしかしたら小魚などが波で打ち上げられてくるのを、待っているのかな?
( しのしのさんのコメントより、この2羽の鳥は、「トウネン」と言うシギとの事。)



おっ?何か見つけた?
( しのしのさんのコメントより、この鳥はオバシギとの事。)

千鳥の歩き方はとてもユニークだった!

ちょこちょこ歩きだが、足の動きがとても素早く、走るように歩いていたのだが
千鳥足の語源が、この千鳥の歩き方から来ているらしい。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
普通の鳥の足には後ろにも支える足の指があるが、千鳥の足は前3本で後ろに足がなく
よろめいた歩き方をする為に、左右の足踏みがジグザグになり、
酔っぱらった人の、よろめいた歩き方に似ているとのこと。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

とても素早く歩くのは、もしかしたらゆっくりだったら、よろめいてしまうからなのか??



千鳥と別れて、能登自動車海浜道路を走り、千里浜へ。。。




夏は賑わったであろう、ここ千里浜海岸もすっかり秋の気配で
車やライダーの数も、両手で数えられるほど少なく^^;
余り人が多いと寄り付かないであろう 「カモメ」 の集団に、海岸を占領されていた!
( しのしのさんのコメントより、カモメではなくウミネコとの事です。)



カモメさんに交じって、仲間から外れたのか?ここには孤独な千鳥が一羽!
大きなカモメさんを見ても、ビビる気配なし!皆さん仲良しだったのだ(*^_^*)



あれっ?…そこに、ひと際目立つ茶色の鳥がやってきた!
「やぁ…こんにちは!」…こんな挨拶を交わしているような雰囲気^^;



出で立ちはカモメにソックリだが、ど~見ても大きいし、何者だろう?
この大きさで画像を撮るにはかなり近づいたのだが、逃げる気配はなし!
( しのしのさんのコメントより、茶色の鳥はワシカモメの第一回冬羽との事。)



仲良くカッポ!!



他のカモメさんに、何故か注目されているような?いないような?^^;



海岸には他にも、見覚えのある「アオサギ」や「ダイサギ」も来ていた!




カモメさんの集団よりちょっと離れて、辺りを見回す 「アオサギ」 さん。



そのすぐ近くには、風になびく白い羽がひと際美しい 「 ダイサギ 」 さん。


    
白いボディに細くて黒い足、長~い首をスッと伸ばした時の、後姿が超~カッコ良い!
と思っていたら、どうしたんだろう?こんなカッコ悪い歩き方もするのかぁ^^;



普段はS字に曲げているので、飛んでいる姿からは想像も出来ないくらいに、長~い首だ!
サギ類は、どうしてこんなに長くて細い首が必要だったのだろうか?



アオサギさんが、いつの間にかお魚を銜えていた!



じっと注目して見ていたら、そのまま銜えて飛び上がって場所をちょっと移動。。。
横取りしませんからご安心を!と追いかける!



波と砂浜に思いっ切り左パンチ、ピシッ



これでもか! 今度は右パンチ パシッ



ピシパシを5~6回繰り返した後、まいったか…パクッ



ゴクッ

そして、何もなかったかのように、またジッと遠くを見つめていました。



日本海に美しい夕日が沈む


朝から降っていた雨は、早くに上がったものの、ずっと曇りで日差しがない一日だった。
当然、この日の夕焼けは期待薄だったが、雲の切れ間が赤く染まり出していたので
帰ろうと海岸を離れていたが、急きょ、海の見える場所まで戻るために走った!



間に合った(^-^)v…10分ほど走って、大野川分水路に架かる「おおの大橋」にて撮影(17:57)
真中に防波堤があったので、遠くの海の色は暗いが、手前の海は夕焼けが反射して美しい。


もしや?噂のだるま太陽?



海に落ちていく夕日…言葉では言えないくらいに美しかった!
カメラの性能が追いつかないので、余り良い画像ではないのが残念だ。



海に落ち始めてから、約3分間で海の中に消えていった!
その間、一層の船が(画像では太陽の左に小さく見える)太陽を横切って行ったのだが
船から見る今日の夕日は、いったいどんな風だったのだろう?
この一瞬に、海の上にいられることが、とっても羨ましい。



夕日が沈んだ直後の海岸と大野川分水路



夕日を撮り終えて、自宅に着いたのは30分後だったが(18:35)
海の方(西の空)を見ると、まだまだ…と言うか余計に赤く染まり、夜景が映えて幻想的な色合いだった!


久々に見ることができた、海に沈む美しい夕日だったなぁ!



コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 不思議な画像と光の正体 | トップ | 北海道で出会った野生動物たち »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すごいですねー。 (しのしの)
2015-08-14 02:43:00
石川県の海岸はさすがですね。
2羽で写っているシギはトウネン、1羽のはオバシギ、カモメと言っているのはウミネコ、茶色いのはワシカモメの第一回冬羽です。チドリはパッと見では写っていなくて、全部シギですね。
こんなに沢山の種類が同時に見えて羨ましいです。
綺麗な写真をありがとうございました。
返信する
しのしのさんへ (snoopy)
2015-08-15 01:04:52
毎回、鳥の名前が違っているようで、恐れ入りますm(__)m
チドリではなくシギ?、千鳥足で歩いていたんですが、シギと言う鳥でしたか。
カモメとウミネコはどう見分けるのか?やっぱり顔が違うのかな?
ワシカモメはカモメの仲間?隣のウミネコと同じ顔に見えるから、素人は判断難しいですね!
しのしのさんが鳥に詳し過ぎてついて行けない私、そんなにポンポン名前が出てくるとは…(^^♪
お盆過ぎまでは車でごった返している千里浜ですが、夏が過ぎると鳥たちの休息の砂浜になるようです。
機会があったら石川県に是非是非、来てくださいね!
返信する
返事ありがとうございます (しのしの)
2015-08-15 01:26:13
snoopyさん

お返事ありがとうございます。干潟や浜辺の鳥はみんな千鳥足ですよね(^-^;それでもシギの仲間なんです。チドリとは近い仲間です。
カモメとの違いと言うより、嘴の先端の模様がウミネコは独特なんですよ。あと、飛んでる写真に僅かに写ってますが、成鳥(顔が白くて羽が灰色の姿)でも尾に黒い帯があります。
ワシカモメは、目付きと嘴の形、全体の雰囲気です。カモメ類は難しくて僕も勉強中です。
snoopyさんは写真の腕前が素晴らしいですよね!すごく憧れます。
返信する
しのしのさんへ (snoopy)
2015-08-15 01:42:56
こちらこそ色々教えて頂きありがとうございます。
そんなに細かく教えて頂くと、今度見た時にジックリ観察したくなりました(^^ゞ
名前を覚えると、写真を撮っていても数倍楽しいような気がします。
写真を褒めて頂き恐縮です(*^^*)
小さい鳥を撮るには、望遠レンズが必須なのですが、持っていません。
なので、近寄っても大丈夫な比較的大きな鳥しか撮れません(^^ゞ
最近は山ブログばかりですが、また良かったら遊びに来て下さいね!
返信する
Unknown (通りすがり)
2018-11-15 09:49:35
ワシカモメ → オオセグロカモメ
ワシカモメにしては全体に色が濃すぎます。
写真の砂と同じくらいかそれより薄く見えるはずです。
あと、測定値から嘴や目の大きさは当てにならないとされています。
返信する

コメントを投稿

野鳥たち」カテゴリの最新記事