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雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

早月川の河原より剱岳を撮る

2009年03月22日 | 自然の風景

3月21日(土)  上市町の早月川沿いを走る。


今日は予報通り朝から晴れていたが、出足が遅れて午後2時過ぎに自宅を出発!

上市に行く前に、常願寺川の河原に寄って見ることにした。



狙い通りに「はくたか」と立山連峰は撮れたが
午後から一気に湧いてきた雲で、肝心な山は霞んでしまって残念!

大阪から、電車とレンタサイクルでここまでやって来たと言う男性がきて、
私の隣で、同じ電車と立山連峰狙いで一眼レフを構えだした。
かなり道に迷いながら、偶然に辿りついたこの場所が
意外と電車マニアの間では、有名な場所だと言っていたのには驚き!

へ~~~っ!知らなかった!

普通電車は何枚か撮れたが、特急を撮ったのはこの一枚のみ!
電車が来た直後に、カメラが作動しないと言うハプニングもあって、ここは散々だった^^;
次の電車を待つには時間がかかりそうで
第一の目的は上市町だったので、お先にと早々に引き揚げ
怪しくなってきた雲行きを心配しつつ、戻ろうかと迷いつつも、上市町に向かった。



眼目山 立山寺(がんもくざん りゅうせんじ)栂の並木参道

ナビ通りに進んでいたが、工事中で通行止の為大きく遠回りになってしまった!
おかげで、偶然にも以前から気になっていた
上市町の「眼目山 立山寺」と言う、栂の並木参道を歩くことが出来た!

規模は違うが、以前に行った戸隠の杉並木参道を思い出した^^;
戸隠では、立派な杉並木に圧倒されたものだったなぁと…



折戸を過ぎて、剱橋からは真っ白の立山や大日岳が見えていた!



剱橋から、更に2Kmくらい進んだ所に別の橋があり剱岳が一望できる(クリック拡大)
ここが、今日のメインスポットだ!
心配していた雲は、ここに来てすっかり晴れてきた!




カメラも復活!剱の稜線もクッキリ撮れた(^-^)v

この場所に立つのは2度目になるが、いつ来ても感動の地!
今日もデジイチの先客が3名、既に立派な三脚を構えていた!
何と、その中の一人はフランス人だった!まさかミシェランに三ツ星掲載されたとか?^^;

一番最新のキヤノン…聞けば400mm望遠レンズだとか
首にはもう一台のカメラを引っかけて2段構え、いつもながら壊れかけのマイカメラが惨めだった^^;
そんな中、皆さんの狙いは夕日だったので、私もお仲間に入れて頂き
一緒に日の入りを、今か今かと待つことにした。



早月尾根や、手前の山がわずかに赤く染まってきたが
もしやこのまま終わってしまうのか?と…皆さん後ろを振り向きながら
山陰で見えない太陽の、最後の輝きを待っていたが、東の空は曇に覆われて来た。
期待して待っていただけに、とても残念だった。



5分後くらいには、剱岳もぼんやり色づいて来たが、これまで!
まだ明るかったが、一斉に別れを告げて解散となった(+_+)


ここで諦めて、帰り道に振り向いたら赤く染まっていた!…何て事にならないよね!
と、一人のおじさんが私に聞いてきた。
この様子では、そんな奇跡は起きないだろうと思ったが
ジッと待ちかまえていただけに、後ろ髪引かれる思いで引き上げてきたからだった^^;

気持は皆同じ!

美しい夕陽と、夕日に映える美しい剱…両方一度にと言うのは、そう簡単ではなかった!


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環水公園と立山連峰②

2009年01月29日 | 自然の風景

1月28日(水)   朝から夜まで快晴の一日…

今日は、冬真っ只中の1月とは思えないような、気もち良い快晴のお天気だった!
北日本新聞の発表によると、3月上旬の暖かさだったとか…

福井在住(実家が富山)の友人 Y さんからメールが来た!
「今日は凄く天気が良くて、立山が綺麗に見えるでしょうね?」

仕事が終わって自宅に戻り、デジカメを持って急いで環水公園へ!
Y さんの為に、今日の立山連峰を撮って来ました(^-^)v



昨年末に撮って以来、2009年初撮りの立山連峰。
剱岳が一段と白い…(16:40)



周りの高層ビルに夕日が反射して、それぞれ黄金色に光っていた!
環水公園の展望台より…(16:52)



日赤病院側より…茜色に染まった夕焼けを撮る…(17:03)



夕日に映える剱岳…(17:05)


今朝の快晴に魅かれ、思い立って、
金沢から立山連峰を見に来たと言う、女性二人連れに出会った。
ライトレールで岩瀬方面にも行ってきたらしく
今日は、何処から見てもて立山連峰が綺麗だったと言っていた。
ここ環水公園で、夕日に染まる立山連峰を最後に、電車で帰宅とのことだった。

見知らぬ同士だったが、いつの間にか山の話で盛り上がり
石川が誇る白山や、雨晴海岸からの立山連峰などが話題となり
自然や山好きの行先は、どうやら同じらしい^^;

「スイスアルプスを2回見てきたが、立山連峰の美しさと大差はないよ!」
と、誰かが言い出したので、えっ…うそ~ と思ったが
そう言えば、昔々イタリアに行った時の帰り、
乗り継ぎのロンドン空港から見えた、スイスアルプスをふっと思い出した!



スイスアルプス…2004/4/8 撮影。



夕暮れ時の立山連峰…2009/1/28撮影。


本当だ!!遠目では余り変わらないかも!

冬山…立山連峰って美しい…

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環水公園と立山連峰①

2008年12月07日 | 自然の風景

12月7日(日)  環水公園に初雪 積もる。。。。。。


昨日の午後から降り始めた牡丹雪が、一面を白く染めた日曜日の朝
ふと…カモさんたちが気になり、いつものスタイルでお散歩。。



雪が冷たいのか足を真っ赤にして……いえ^^; 元々赤でした。
羽根に顔を埋めて、上手に立ち寝をしていた。
他の鳥たちも元気に泳いでいたり、昼寝をしていたり…

けれど、心配なことがひとつある

昨年まで群れになって悠々と泳いでいた噴水の近くには
カモたちが寄り付かなくなってしまっていることだ!
スタバ効果で人が増えているが、敏感なカモたちは居場所を変え
人目に付きにくい場所にひっそりと集まっていた。



噴水の上にはウミネコたちとアオサギが一羽
いつもはひな壇のように、たくさんのカモが下の段で昼寝をしているのだが
最近はほとんど見ることがなく、今日は一羽もいない。



アオサギはとっても首が長いのだが、休む時は不思議と首がないように見える
目つきは相変わらず鋭いが、きっとこれはリラックスのポーズなんだろう。
ひげ長で、つるっぱげのおじいちゃんアオサギ?



環水公園から今日の立山連峰を撮った。(クリック拡大)



いつもより、より立体的に見えていた今日の剱岳

今日も、一眼レフと凄い望遠レンズを持ったおじさんに声をかけられた。
「そのカメラで良い画像が撮れるのですか?」とのこと。
12倍ズームが限度だと話をすると
何と!おじさんは2000倍ズームレンズを持っているとのこと!
スコープと言う、一種の望遠鏡のようなものをカメラに取り付けるらしいが
そこまでズームになると、立派な三脚を使っても手ブレ現象は起きるとのことで
一瞬のチャンスを狙う小さな鳥を撮るには、やはりピント合わせが難しいらしい。
で、しばしカメラ談義に花が咲き、
見た目通りの画像は、どんなカメラでもうまく撮れないと言う
共通の結論に達したのだ!

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雨晴海岸と立山連峰

2008年12月01日 | 自然の風景

12月1日(月)   雨晴海岸から立山連峰 を撮る

昨日の大雨とは裏腹に、外はピッカピカの快晴!
洗濯機を2回まわしてお布団も干して、ジッとしているにはもったいない休日の午後
ベランダから見える北アルプスが一段と輝いているので、思い立って氷見まで走った

富山の代名詞!…観光ポスターに必ずと言っていい程掲載されている
氷見の海岸から撮影された雪の立山連峰
初めて富山に足を踏み入れ、目前に連なる山岳連邦を見た時の感動を思い出す。

標高差4000mのキャッチフレーズ通り、
3000m級の立山連峰と1000m級の深海、富山湾を目の前にして
山頂からの眺望とはまた別の、新たな、驚異的・神秘的な感動がある。

コンパクトデジカメなので鮮明さには欠けるが
ずっと撮ってみたかった憧れの風景、憧れの一枚 だった



さすがに冬の日本海!次から次に打ち寄せる荒波



中央に見えているのは「女岩」

ひとりで写真を撮っていたら、「今日は綺麗でしょう!」とおじさんに声をかけられた。
おじさんは、今年の年賀状に使う画像を撮りに来たそうだ!
次は、男岩の上か(右側に写っている)剱岳の上から朝陽が上る画像を狙いなさいと
またまたありがたいアドバイスを受ける^^;
県外の人は、全体が綺麗であればどうでも良いらしいが
富山人は何かと剱岳にこだわる とのこと!…同感!納得!

考えてみたら、いつの間にか私も何かと剱岳にこだわっていた。
富山に来てそろそろ2年半、すっかり富山人になれたってことかぁ?



えんじ色の電車 が目の前を通過した…海岸淵を走る JR氷見線 だ!
まだ一度も乗ったことはないが、海の中を走っているような乗り心地だろうか?



自宅に戻って、(16:33)環水公園から 夕陽に染まる立山連峰 を撮った!

コメント (2)
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県民公園 頼成の森

2008年06月19日 | 自然の風景

6月19日(金) 一時 

70万株と言う数字に魅かれて、県民公園 頼成の森花しょうぶ を見に行く。

花しょうぶ祭りと言うだけあって、今まさに満開だった!

一周するだけでかなりの運動になるが、
所々に休憩所もあって、過ごしやすい公園になっている。

今日から北陸地方も梅雨入りとのことで、
天気が心配だったが、昼前にざ~っと通り雨…
雨粒のおかげで花びらが生き生きして見える。



 
今開こうとしているはとても可愛い…
けど…花しょうぶ味のソフトクリームに見えてきた^^;




あれっ?デジカメでもちょっと綺麗に撮れたなぁ (^^)v

一眼レフと勝負だ!!
花勝負?…うふっ…ダジャレでした m(_ _)m

 

 
これもなかなか…後ろの緑に映えて綺麗。

 


雨粒が良い感じ




ミツバチさんがやってきた!




観察していたら、内側の花びらを頭で持ち上げて
花びらと花びらの間に深く潜りこんで行った!
何処に蜜があるのか、学習済みのようだ。

 

 


器用にお尻から バックで出てきたが、体中が花粉まみれになっている。
美味しい蜜をせっせと集めて、女王蜂さんに届けるのかな?
次から次へと花びらに飛び交っていた。

 


人面クモ?
よ~く見ると、お尻にお面のような物がくっついている。

 


モリアオガエルの卵

池の上に突き出た枝に産卵していた!

近くでゲコゲコ…泣いていたのはもしかして?
卵さんのご両親?
もっとよく観察して来るんだったなぁ…

 

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称名滝

2008年06月02日 | 自然の風景

6月2日(月) 落差日本一の称名滝 を見に行く!


称名滝は落差350mで日本一

しかも…日本滝百選に選ばれていた!当然かぁ^^;

やはり噂には聞いていたが、現場に行かないと分からないものだ!
画像で迫力を伝えるのは10年早いので、言葉で伝えよう^^;

な、な、何と凄い迫力!!

称名橋まで距離はあるが、水しぶきのシャワーを浴びているようだった。
カメラのレンズもスグにくもってしまう!
しかも、雪解けの時期と梅雨時しか見られないと言う
落差500mのハンノキ滝も V字になって流れていたので
両方の相乗効果で、滝壺に落下する音もすさまじい!




3段目の迫力!
雪国ならではの、滝の勢いを感じることができた。



 
滝壺と残雪
水量が多く、水深6mの滝壺の周りは白煙に見えていた。

あと何日くらいで消えるのだろう?
滝壺の前には、残雪が岩に寄りかかり浮いている。



悪城の壁 だったかな?
称名川沿いに見えていて、スプーンでえぐり取られたような地形だった。
駐車場にある称名滝展示館に、詳しい解説がある。

 


かんざしのように咲いていた「?名前?」
ハンノキ滝を後ろに撮る



ちょうど満開のニリンソウも群生していた。



 

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春の妖精「ギフチョウ」を求めて

2008年05月25日 | 自然の風景

蝶研究家…大野 豊さん出版 「富山のギフチョウ」より

 
5月24日(土)曇りのち雨
 当初の計画だったブナオ峠は、残雪の為未だ通行止めとの情報により
南砺市利賀村にある、山の神峠に行って来ました。

日本昆虫協会会員、北日本カルチャーナチュラリスト講師である、
大野 豊さんの案内で、蝶などの自然観察が目的でした。

蝶は晴天の日に、花の蜜を求めて飛び交うそうです。
花もまた、晴天の日にパッと花開くとのこと(大野さん談)
終始曇り空などの影響もあり、ギフチョウには会えなかったのですが、
何種類かの蝶に出会えて、まずまず…。
 
 
 
大野さんがタモで捕まえた「ヤマキマダラヒカゲチョウ
 
 
 
 
道中は桐の花や栃の花も満開で、中部北陸自然歩道となっていた林道では
初夏を思わせるブナの新緑の中をゆっくりと歩くことが出来、
タラの芽・ゼンマイ・ウドもちょっぴり収穫^^;
いつもとは一味違った、早春の山ハイキングを楽しめました。
 
 
 
 
森の揺りかご?
人が寝ころべそうな空間、ブナの巨木
 
 
 
 
パラっと来た雨を心配しながらも、ついでにと寄った猫池では、
浮き島と言って、草が池に浮いている様子や
クロサンショウウオの卵を見ることが出来ました。
 
 
 
 
クロサンショウウオの白い卵
ブドウの房のように、数十個まとまって浮いているのを観察
ニワトリの玉子位の大きさで、確認できたのは7ヵ所です。
以外に大きいんだなぁ…
 

 
 
 
 
最近よく見かけて、余りにも綺麗な色なので
花なのか?新芽なのか?分からなかったのですが
山ブドウの新芽と判明!ちょっと成長して右の画像に…
考えてみれば、なるほど新芽はブドウ色です。
 
収穫の秋に、こっそり来てみたいかも
 
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雪の大谷

2008年05月04日 | 自然の風景

5月4日 雲上の散歩道…雪の大谷ウォークに行って来ました。
2008年は、雪壁の高さがピーク時は16mあったそうです。

立山駅より「立山ケーブルカー」で美女平へ
美女平からは「立山高原バス」に乗り換えて約50分で室堂に到着。
日本一高所と言われる(標高2,450m)みくりが池温泉もあります。

 
立山(室堂)一帯も、夏や秋の雰囲気とはまるで違っています。


歩道も案内板も全てがまだ雪の下にあり、真っ白な丘のようです。
グルっと回って、やっとたどり着いたはずの「みくりが池」もすぐそこに!
息を切らせながら下りた階段さえも、滑るように下りるだけ!
登山道もなく、好きな場所を好きなだけ登ってみることが出来るようでした。
5月の雪は固く、街歩きのスニーカーでも十分歩けます。


観光客がほとんどでしたが、中には本格的登山者やスキーヤーも



この後、雄山の下を貫いている立山トンネルトロリーバスで移動し、
大観峰展望台にて、ダイナミックな北アルプスの大自然を満喫。
エメラルドグリーンの黒部湖も眼下に…


 
昨秋、初めて雷鳥と出会って感動した鹿島槍ヶ岳
今日の青空に映えてひと際白く高く…

よ~く見ると、爺ヶ岳への稜線までもが綺麗に見えています。
あの時の光景を一人思い浮かべながら、シャッターを押しました。


 
黒部平から見た雪の後ろ立山と、立山ロープウェイ乗降場(中央)

大観峰展望台より、立山ロープウェイにて黒部平へ
黒部平にも広い展望台があり、
大観峰展望台よりも更に、黒部湖や山々が身近に見えていました。


 
黒部ダムより見た黒部湖…中央に見える雪山は薬師岳。

日本で唯一全線地下式になっている「黒部ケーブルカー」にて
黒部ダムのある黒部湖へ…

室堂2,490mではダウンに帽子、手袋を履いても寒かったけど
標高1,455mの黒部湖まで下りてくると、半袖でも暑いくらいでした。
考えてみれば、たった数分(22分)で1,000mの標高差を体験できる
この立山黒部アルペンルート  は凄い!
まさに富山が世界に誇れる観光地 !!

北日本新聞の発表によると、この日は1万9千人が
ここ立山一帯にやって来たそうです。
立山駅から扇沢までの間に見た、人人人の波……納得!

アジアからの観光客もグッと増えてきているそうです。
そしてこの日も、あちらこちらで中国語や韓国語が飛び交っていました。
日本人の3倍くらいの大声で話すので、気にしなくても耳につきます。

立山黒部アルペンルート公式ページはこちらから。 

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