白雲去来

蜷川正大の日々是口実

祝・皇国の春

2010-01-01 22:18:28 | インポート

平成二十二年一月元旦。(金)晴れ。

 あけましておめでとうございます。謹んで御皇室の弥栄と今上陛下のご健康をご祈念申し上げます。

 また、新年が、皇国はもとより、皆様にとりまして、良い年でありますことを、心からお祈り申し上げます。本年も、旧に倍しまして、ご指導とご鞭撻の程をお願い致します。

  株式会社・二十一世紀書院 代表・蜷川正大

 八時起床。顔を洗い、口をすすぎ、皇居を遥拝し、玄関に国旗を掲げる。

 九時に、松本佳展君、志村馨親子、小森正春君らが来訪。毎年恒例となっている、野村先生のお墓参りに出かける。よく晴れていて東名高速から富士山がきれいに見えた。

 是非を説くなかれ雪富士今日も追う

 とは、野村先生の句である。

 富士山に向かい、手を合わせる。途中、海老名のSAで、メロンパンを買うのもお約束。

 十時前に、伊勢原の淨発願寺着。冬の凛とした寒気が気持ちよい。先生のお墓を掃除し、今年が、良い年であることをお願いする。

 その後、私の両親のお墓参り。正月にお墓参りをする人が多い。周りのお墓も新しい花が供えられている。両親に一年の無病息災をお願いした。

Dscf1278 ※先生のお墓の前で。

 伊勢原から、新横浜の三会寺(さんねじ)にある板垣哲雄君のお墓に詣でる。板垣家のお墓は、ちょうど大木の脇にあり、そこが烏の住居となっているらしく、ちょっとご無沙汰をすると、お墓が烏のフンで汚れてしまう。近くに住む、先輩の岩上賢氏にも来て頂き、全員で、お墓を掃除し、哲ちゃんの好きだったお酒を供えて、皆で手を合わせた。

Dscf1288 ※哲ちゃんのお墓の前で。

 帰宅後は、我が家で、雑煮を食べて、正月を祝う。食後、私は少し昼寝し、録画しておいたニューイヤーズ駅伝を堪能した。

 夕食後は、酒を控えて読書。今年の本の読み始めは、野村先生の獄中句集「銀河蒼茫」である。

 吹き上ぐる獄の寒風敗けてならじ

 北風の咆哮 蒼き夜空なり

 冬三日月 祖国は何処へゆかむとするか

 蒼茫たる冬の夜空をまつすぐゆく

 男の悔恨黙しをれども息白し

 昭和維新史を読む朝からの牡丹雪

 先生の、この本を傍らに置いて、学んでいた、網走の独房時代を思い出す。先生が示した「一筋の道」をただ、まっすぐ行くのみだ。

 

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