白雲去来

蜷川正大の日々是口実

マグロの行列に仰天。

2008-12-31 18:09:27 | インポート

十二月三十日(火)晴れ。

 何処の家でもこの時期は同じだろうが、今日は朝からバタバタだった。朝食後は事務所の片づけを済ませてから、今月二度目の買出し。まず清水の舞台から飛び降りたつもりで、マグロを買いに松原商店街へ向かった。相変わらずすごい人手である。日本人がいかに正月を大事にしているかが分かる。

 さあー何はともあれマグロと思って、有名な「魚幸」へ行ったが、なななんと、「こちらがマグロ購入の最後尾です」というガードマンがプラカードを持って立っている。その後ろには、百人ぐらいの人が並んでいた。唖然として見ていたら、ガードマンを先頭に、三十人ほどの人がロープに捕まり、店の中へと引率されて行く。聞けば四十分待ちだそうだ。申し訳ないが、私にはマグロを買うために、四十分も並ぶ体力も気力もない。そこまでしてマグロが食べたいのか・・・。いやはやすごいバイタリティーだ。マグロ以外は自由に買えるとのことなので、タコと海老を買って、横浜橋商店街へ向かった。

 横浜橋では、正月飾りの松や仏壇の花、そして交通安全の飾りを買って、最後は、鳥の専門店の「梅や」へ。雑煮のダシにする鳥のガラや手羽、マグロが買えなかった代わりに、名古屋コーチンのモモ肉を一キロほど買って帰宅。

 帰宅後は、玄関に松飾をつけたり、簡単な鏡餅を飾るなどして、時計を見れば、もう七時近い。一水会の木村三浩会長から「来年も宜しく」との電話が入った。そう言えば、新撰組巡りを行おうと言ってから随分たつ。話だけではなく、来年こそは実現させたい。

 思うことあって、上坂冬子氏の「男装の麗人・川島芳子」を事務所から持ってきて読んでいる。裏表紙を見れば、その本を読んだのは、昭和五十九年の十一月十日とある。もう二十四年も前の事だ。当時は、本を読了すると、その前後の出来事を日記風に書き記していた。何年か経った後に、再びかつて読んだ本を開くと、ああこの本を読んだ時は、こんな事をしていたのか、と想い出が甦り、感慨深い。

 ちなみに「川島芳子」を読んだ頃は「十月の二十七日に大悲会の十周年記念と出版記念会が無事終了。二十九日には、全日本愛国者団体会議の全国大会に出席」とある。当時は私が大悲会の会長をしていた。

 そんな事を思い出しながら、「黒霧島」をチビリとやりながら、読書しつつ寝てしまった。

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2 コメント

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先生、大変ご無沙汰しております。今年も最後にな... (仙台支部 高橋)
2008-12-31 23:22:09
先生、大変ご無沙汰しております。今年も最後になりましたが、ご指導ありがとうございました。月並ではございますが、素晴らしい新年をお迎えください。来年もよりいっそうのご指導を賜りますようお願い申し上げます。また新年総会でお会いできることを楽しみにしておりますので、よろしくお願いします。
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蜷川様 (「雨やどり」夏井辰徳)
2008-12-31 23:48:47
蜷川様

ご無沙汰してしまい申し訳ございません。
私は群青忌以来、脱兎の如くダッシュ、ダっシュの日々でございます。
誠に蜷川様の御尽力賜物でございます。
心より感謝申し上げます。
加えてまたまた御尽力戴きたいこともございまして、詳しいことは後ほどメールさせて戴きます。

ともかく、これから数年で激動の時代がくると思われます。
八紘一宇(世界平和)、共存共栄、この理念が、いよいよ世界から求められる時代がくるでしょう。
その為に、我々は自らの根っこをしっかりと鷲掴みにしておかねばならないと思います。

ともかく今年は大変お世話になりました。
くれぐれも御身体には御自愛され、益々の御活躍をお祈りしております。


感謝合掌 「雨やどり」夏井辰徳拝
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