白雲去来

蜷川正大の日々是口実

大好きな鰹が、また一本届いた。

2012-07-28 22:59:57 | インポート

七月二十六日(木)晴れ。

とりあえず、ノルマの原稿がすべて終わて、つかの間の安息日。後は、機関誌の製作が残っているのみで、午後から事務所に行って丁合、と中綴じの作業。その昔は、この作業を全て手作業で行っていた。暇な友人、社友にお願いして、三四人で丁合(ページを揃える作業)を行っていた。この丁合が終わると、専用のホッチキスで中綴じ。そして中折りをしてから、余白を切る作業をして終了。すべてが終了するのに六時間ぐらいかかった。

それが、お陰様でほとんどの作業が機械化し、最後の余白切りのみ手作業で行う。楽になったと言っても、部数が伸びなければ、経費倒れとなってしまう。印刷機の「トナー」も、カラーを全色揃えると、六万円を超える。機械のローンも終わっていないし、ふと、何やってんだか、と自嘲気味になるが、好きでやっているのだから仕方がない。

自宅に戻ると、何と、社友の隠岐康氏から、鰹が一本とどいていた。今月は社友の福井さんから送って頂いたし、シーズンに入って二本目である。すっ飛んで近くのスーパーに行き、ミョウガと生姜を買って、早速、卸して食べた。ふふふ至福の時である。金があろうが無かろうが、酒に肴に友がいる。これだけで十分である。金儲けや事業の才能など全くない。人に迷惑をかけずに浪人生活を全うするだけである。

やはり頂き物の「佐藤」で、鰹を堪能した。


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