白雲去来

蜷川正大の日々是口実

沖縄から帰宅。

2012-07-05 10:43:23 | インポート

七月二日(月)晴れ。沖縄から帰宅。

 愚妻と子供たちは、学校があるので昨日の夜の便で一足早く帰宅した。今まで皆がいた部屋に目を覚ますと一人では、少々気が抜ける。レストランに降りて、お粥とコーヒーで朝食を済ませて帰り支度。大き目な旅行鞄を持ってきたので、あっという間に片付いてしまう。九時半にロビーへ集合。

 今回の巡拝団の一行は、ほとんどが羽田便だが、関空便の人が三名いる。羽田行きは三時三十五分発。関空は、申し訳ないが飛行機の都合で五時となってしまう。最も、千歳行きの人たちは、直行便が取れなくて羽田で乗継である。皆さん大変な思いをして今回参加してくれた。感謝するのみである。

 とりあえず、二時に空港に集合することにして後は自由行動とした。私は、沖縄に来る必ずと言ってよいほど寄る所が三か所ある。まずは、那覇港の「嶺吉食堂」。ここは「テビチ」と「煮つけ」が絶品で、ホテルにチェックインする前にここで「安着祝い」をする。もう一軒は、以前ブログに紹介したことのある、ソーキそばの名店「すーまぬめー」である。沖縄に来て、様々な店で様々なソーキそばを食べたが、この店を超える物を知らない。二軒とも沖縄の怪人、林さんに紹介された店だ。残念ながら今回は、「嶺吉食堂」と「すーまぬめー」にはスケジュールの都合で行けなかった。残念。

 最後は、国際通りの公設市場の二階の料理屋。地元の人や沖縄通の人たちは、この公設市場や観光客目当ての二階の食堂を、「俗っぽい」と言うが、私は、この混沌、雑然、市場が好きなのである。高いと言っても百円程度で、気にする値段ではない。一階の市場で好きな魚を買ってきて二階で料理して食べる。私は、ここに行かないと沖縄に来た気がしない。

 今日も、私は、ここの二階に陣取って、土地に不慣れな人たちの連絡基地として二時近くまで昼酒を楽しんだ。「かんがへて飲みはじめたる一合の二合の酒の夏のゆうぐれ」とは若山牧水の歌。

 その後、空港に集合し、見送りに来て頂いた明鏡会沖縄の永吉氏や同志の方々、関空組の皆さんにご挨拶をして機上の人となった。

 

六時に羽田着。野村先生の奥様や塚越和尚を見送って、横浜へ。まっすぐ自宅には戻らずに有志らと「愛福楼」にて、安着祝い。九時過ぎに帰宅。


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