白雲去来

蜷川正大の日々是口実

誕生日でした。

2009-03-23 10:12:39 | インポート

三月二十一日(土)晴れ。

 今日は、私の誕生日である。ついに野村先生の晩年と同じ歳になってしまった。キザなようだが、この歳になって中々死に場所を探せない。あらためて恩師の偉大さを感じる。

 お墓参りに行こうと思ったが、二十九日に伊勢原に行くので、その時に家族で行くことにした。嬉しいことに、ニュージーランドに行っていると言う社友の堀善太郎君や福井英史さん、札幌の石澤博文、梶浦直樹の両君、岐阜の細川嘉彦先生、成田功君、松本佳展君などからお祝いのメッセージが入る。正直言って、もうこの歳になると誕生日などiに余り感慨がない。門松ではないが、正に冥途の旅への一里塚、である。それでも早生まれなので、同級生よりも一つ若い、という現実のみが嬉しい。

  良い天気である。朝食の後に、すっ飛んで事務所に行き、機関誌の印刷を行った。天気が良いので事務所の窓を全て開けて、換気扇も全開にして空気の入れ替えを行った。印刷をしている間に、散らかっている本や送られてくる機関紙、手紙の整理も行う。凄い量で、気合を入れて片付けた。アルバイトの女性やお手伝いに来てくれた社友には、もっぱら掃除を担当してもらい、家族も加わって大騒ぎである。それでも印刷の終了した五時過ぎには、事務所はとてもきれいになった。手伝って頂いた方たちにお礼を言って解散。製本や発送は明日にして、自宅に戻った。

 夜は、我が家に友人ら三名が来訪しての一献会。念の為に言うと、私の誕生日の祝いの酒ではない。偶然に集っただけである。「黒霧島」で十時まで。恙無く一日が終わった。天気が良く、仕事も済ませ、誕生日を向かえ、家族も元気で、友も来て酒。金なんてなくとも、こんなに充実している。何となく、ザマーミロと大声で叫びたくなる。誰に対して?、もちろん貧乏神に・・・。

 


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