1.脱衣所を暖房やヒーターなどで温めておく。
2.浴室はシャワーや湯船の蓋を開けたりして蒸気を立たせて温めておく。
3.湯温は暑くし過ぎない。(42度以下)
4.かけ湯(心臓から遠い四肢からスタート)をしてから浴槽に浸かる。
5.長湯をしない。
6.浴槽で居眠りをせず、意識が遠のくのを感じたら、一旦浴槽から出る。
7.浴槽から立ち上がる時や浴槽内の移動は急激な動きはしない。
8.心臓に疾患を持つ場合、半身浴が望ましい。
9.食事直後、飲酒後には入浴しない。
10.お風呂の前後に水をコップ1杯飲む。
※出展:平成25年12月2日地方独立行政法人東京都健康長寿医療センタ ーリリース
お風呂の死亡事故の原因の大部分を占めるのが「血圧の急激な変化」です。
直前までいた場所と温度差がある脱衣所で裸になると、寒さが刺激となります。すると体は体内の熱を逃さないように、急激に血圧を上げて対応しようとします。
また、42度を超えるお湯に浸かれば、冷え切った体に刺激が襲いかかり、さらなる血圧の上昇を起こす可能性が!これが「ヒートショック」です。
また、血圧が上がったまま、長湯すると、脱水症状になり、血液がドロドロになることも……。