Exercises 3
1. 各組の文がほぼ同じ意味になるように( )内に適語を入れなさい.
1)It seems that the boy is from England.
The boy ( ) ( ) ( ) from England.
2)It seemed that they knew the news.
They ( ) ( ) ( ) the news.
*3)It appears that she likes playing basketball.
She ( ) ( ) ( ) playing basketball.
*4)It ( ) ( ) ( ) saw a friend of his at the station.
He happened to see a friend of his at the station.
2. 日本語に合うように( )内の語句を並べかえなさい.
1) 彼は今は家にいないようだ.
(at the moment, not, seems, is, it, he, that, at home).
2) トムは新しいグローブを買ったようだ.
(a, it, seems, bought, Tom, glove, that, has, new).
*3) 私には彼女はダイエットに成功したように思われる.
It appears (me, has, her diet, been, successful, to, that).
*4) 私は列車の中でたまたまベンの隣に座った.
(sat, I, it, in the train, that, Ben, next to, happened).
3. “should” の意味
It seems that some Japanese students of English have been taught that “should” has the same meaning as“must,”and thus is a stronger expression than “had better.” In modern American English, however, just the opposite is true, and “should” is considered the softer of the two expressions.
文章9 メディアの持つ力とは? 上智大学
日本における【大衆社会】は、一九二〇年代に萌芽(ほうが)したとされる。都市化が進み、大量生産・大量消費社会が不完全ながらも出現し、様々な大衆文化が花開いた。戦時中から戦後にかけていったん停滞するが、一九六〇年代以降の経済の復興やテレビの浸透などによって、大衆社会の本格的な到来を迎え、現在に至っている。
大衆社会の出現に重要な意味を持ったのは、【マスメディア】の発達である。新聞などに代表される【ジャーナリズム】は、明治時代の半ばから飛躍的に発達し、不特定多数の受け手に情報を発信するマスメディアの出現を促した。戦前期の日本における大衆社会の萌芽には、一九二五年のラジオ放送の開始が影響していたと考えられる。戦後日本においてもテレビの普及が従来のマスメディアとともに大衆社会の到来に大きな意味を持っていた。マスメディアの発達は、不特定多数の受け手が同時に同じ情報を共有することを可能にし、大衆社会を現出させる基盤を作るのである。すなわち、それまで特定の人間しか知り得なかった情報を多数の人々に伝達することをマスメディアが可能にしたのである。
加えて、芸術の大衆化や新しい文化の出現を支えるのもマスメディアである。現在コミックやアニメーションなどは広く文化として認識されている。また、それまでは一部の人間しか見ることができなかった芸術作品を自由に楽しめるようにもなった。こうしたマスメディアによる芸術の大衆化や大衆文化の出現は、古典的な芸術や知の体系を支える【アカデミズム】を揺るがすものでもあろう。時として芸術や学問を権威的な位置に置くアカデミズムを相対化し、活性化する意味でマスメディアは重要だといえる。ただし、情報過多による、情報の無批判な受容を生じさせる傾向もマスメディアにはある。情報の海に溺れないように、情報の発信と受信について、個々人が注意する必要もあるだろう。