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大学入試は「覚える」から「考える」へ方向転換

2015-12-09 | ブログ

<大学入試は「覚える」から「考える」へ方向転換>

 大学入試センター試験に代わって2020年度から始まる新テストで、文部科学省が、記述式問題についてコンピューターによる採点支援を検討していることがわかった。新テストでは、表現力などを問う長文の記述式問題を24年度から充実させる計画。採点時間を短縮するため、人手を補うのが狙いだ。

 新テストの「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」では、選択式だけでなく記述式問題も取り入れる。20~23年度も記述式を導入するが、解答が数十文字程度の短いものになりそうだ。

 記述式は採点に時間がかかるため、約55万人が受験するセンター試験ではできなかった。新テストに向け、採点期間を長くすることや、コンピューターで記述の解答も採点できる仕組みづくりを検討している。文科省によると、例えば正解に必要な単語の有無をコンピューターが判断し、無ければ、後で採点する人に示すことなどを想定している。

 また、24年度から受験生がパソコンやタブレット端末などを使って受験する方式の導入も検討中だ。導入後は記述式問題も端末上で解答することになる。24年度は新しい学習指導要領で3年間勉強した高校生が受験する年で、現在の小学3年生にあたる。

 

 

<大学入試改革>

 政府の教育再生実行会議が議論し、「能力・意欲・適性を多面的、総合的に評価する大学入学者選抜制度」を提言した。センター試験は、知識の暗記だけでは解けない「考える力」をみるものに転換することを提案。学力水準の判定とともに、面接や高校時代の活動歴も評価するよう大学に求めた。これを受け、中央教育審議会が改革案を議論している。