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LGBTQ+の「Q」と「+」について

2022-05-28 08:42:21 | 社会・経済

 

 LGBTQのうち、LGBTについては知っているつもりです。では、「Q」と「+」は何でしょう?

 最近、「LGBTQ」という表記も見られるようになってきています。

 LGBTがレズビアン(lesbian)・ゲイ(gay)・バイセクシュアル(Bysexual)・トランスジェンダー(transgender)それぞれの頭文字をとっているように、「Q」も「クエスチョニング」「クィア」という2つの言葉の頭文字をとっています。

セクシャルのタイプを決める要素

クエスチョニング(Questioning)とは?
 自身の性自認や性的指向が定まっていない、もしくは意図的に定めていないセクシュアリティを指します。

 例えば、どのセクシュアリティもピンと来ない。「わからない」が自然といったような理由で、クエスチョニングを自認している場合があります。

 つまり、性自認や性的指向について、「まだ決まっていないと思う」「わからない、違和感がある」「ひとつに決まるものではないと思う」などに当てはまるのが、このクエスチョニングです。

クィア(Queer)とは?
 元々は「風変わりな・奇妙な」といった英語圏の言葉です。「変態」の意味合いを持って、侮蔑的にゲイを表現する言葉として用いられていました。

 当時権利を主張していたゲイだけでなく、その運動の陰に隠れてしまっていたレズビアンやトランスジェンダー、クロスドレッサー(自身の性を表現するにあたり、異性装を行う)なども包括する概念であるため、マイノリティ全体を繋ぎとめ、連帯へと導く働きがあるのです。

 性別を聞かれ「私は単に人間だ」という力強い彼の言葉は、まさに「クィア」という言葉が歩んできた道のりというものを表現しているように感じます。


 どうして「LGBT」でなく「LGBTQ」という表現を使うのでしょうか。
 セクシュアルマイノリティの略称として、「LGBT」ではなく「LGBTQ」と表現することが、クエスチョニングやその他のセクシュアルマイノリティに対しての配慮を示すことに繋がるからです。


 そう表現すること自体が、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー以外にも偏見や差別に苦しむセクシュアルマイノリティがいることをわかっています。
というメッセージになるのです。


 「他にも様々なセクシュアリティがあるよ」と示すために「+」が付けられ、「LGBTQ+」と表現されています。



【関係先サイト】

 〇 jobRainbow HP -LGBTとはー









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