11月4日15:39に近畿地方で “木枯らし一号” が吹いたと、気象庁大阪管区気象台の発表がありました。
関東地方については東京管区気象台で未だ“木枯らし一号”が吹いたとの発表がありません。
近畿地方で木枯らし1号が発表され、去年より18日早い木枯らしとなります。
木枯らしが吹くということは、上空には冷たい空気が流れ込んでくる証拠です。夕方以降は一層、冷え込みが強まりますので、今日は冷たい風への備えが必要になりそうです。
気象庁は10月半ばから11月末にかけて、二十四節季でいうなら凡そ霜降(そうこう)から冬至(とうじ)の期間において、西高東低の冬型の気圧配置になった時、北よりの風速8メートル以上の風が吹くとその風を「木枯らし」と認定します。そして関東地方と近畿地方について、毎秋最初の木枯らしを木枯らし一号(こがらしいちごう)として発表します。
木枯らしは「1号」のみ発表されます。「木枯らし1号」が観測されたとき以降、同じ年に同様の北風が発生した場合には、俗に「木枯らし2号」「木枯らし3号」と呼ぶことがありますが、気象用語ではなく、気象庁もそのような発表はしません。
今年は暑い夏でした。秋も無いような気象でした。 今や冬が近づいています。
またぞろ強風、雨、高波、急激な冷え込み、降雪等による被害が齎されることがあり、心配です。油断せず、初冬の嵐への十分な対策が必要です。
【関係先】
○ 東京管区気象台
○ 大阪管区気象台
○ 日本気象協会 本社日直主任の記事
〇 大阪管区 お知らせ 2019年11月4日
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