スケルトンハウス‐きまぐれCafe

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『終活』の一つのあり方

2016-10-22 08:19:24 | 日記・エッセイ・コラム

“終活”は高齢者に必要なことだと考えられているような傾向にありますが、「20代だから関係ない」とか、「70代だから真剣に」とか区別できるものではなく、誰にも等しく必要なことだと思います。

父親が逝去したら・・・
母親が他界したら・・・
自分自身が死んだら・・・
その時、何をどうすればいいのか?
その時、何をどうして欲しいのか?

2015年11月にお墓を建立しました。

2016年9月15日、最初の役所への届け出や火葬場の手配などを代行してくれる、条件に合う葬儀社として“コープこうべのお葬式” で知られる『クレリif共済会』に入会しました。

 そして今回必要な各種手続きを纏め、結果的には多くを、家族にその後始末を託す形になると思いますが、私のいわば「終活」が完了するものと思う。あとはどうやって家人に知らしめるかが課題でしょう。
 (PCを見てくれれば簡単なんですが……)

 昭和二十三年五月三十一日法律第四十八号、最終改正:平成二三年一二月一四日法律第一二二号「墓地、埋葬等に関する法律」に基づいて、遺骨の埋葬場所としてのお墓を手配し、死亡したときの“やるべきこと”を纏め、通夜・葬儀・火葬のための葬儀社の契約と法第二条7に謂う「火葬場」の手配に困らないようにしておくことが、最低必要な終活ではないかと思っています。

 病気や寿命による自然死、交通事故や災害による事故死といったように、その人の死の迎え方、シチュエーションによって遺族がとらなければならない手続きも違ってくると思います。
 また、病院で亡くなった場合、即日遺体の引き取りをしなければならないのが一般的です。


≪自宅で亡くなった場合≫

 自宅療養中に容態が急変した場合は、早急に掛かり付けの主治医に連絡し、指示を仰ぎます。健康な人が突然倒れたときは、救急車で病院に運んでもらいますが、病院に運ばれる途中や、病院に着いてから死亡した場合は、死因に疑問が残らない限り病気による自然死と同じ扱いになります。

 家人が気付かず亡くなっていた場合は遺体に手を触れず、主治医に連絡します。掛かり付けの医師がない場合は、最寄りの警察署に連絡します。警察に連絡すれば、警察の指定医が来てくれます。

 いずれの場合も医師が来て遺体の検死を行い、死亡診断書が作成されます。死亡診断書が作成されるまでは遺体に触れたり動かしたりしてはいけません。


≪病院で亡くなった場合≫

 入院中に亡くなった場合はほとんどが病気による自然死として扱われます。この場合、通常は即日遺体の引き取りをしなければなりません。


≪事故死・変死の場合≫

 交通事故などで、病院に運ばれてから死亡した場合は、病気による自然死と同じ扱いになります。即死やだれもいないときの急死、その他不自然な死の場合は警察医の検死が必要になります。
 検死が終わり、警察から死体検案書(自然死の場合の死亡診断書に相当)が交付されるまでは、遺体に触れたり動かしたりしてはいけません。


≪旅先・海外で亡くなった場合≫

 旅先などで死亡した場合、現地の医師に死亡診断書を作成して貰います。
 自宅への遺体の搬送については、遺体のまま自宅へ運ぶか、現地で火葬して遺骨で持ち帰るかの二通りがあります。死亡の状況や遺族の事情を考慮して決めます。海外でも同様です。現地で火葬した場合は、現地での死亡診断書、火葬証明などを持ち帰り、亡くなった人が居住していた市区町村の戸籍係に提出します。


≪訃報の通知≫

 亡くなった人が生存中の親兄弟、親戚、親しかった友人・知人、勤務していた会社などに、できるだけ漏れなく連絡するようにします。
 連絡する内容は、
  ①いつ、どこで、どうして(病名等)亡くなったのか。何歳であったか。
  ②喪主は誰か。故人と喪主との関係。
  ③通夜の日時・場所。
  ④葬儀・告別式の日時・場所。一般葬かそうでないか。
  ⑤花輪、生花、香典などの供物が可能かどうか。


 以上は家人が亡くなったシチュエーション別に考察しましたが、その後の手続き等については添付の「家人の死亡届・手続き」として以下の通り取り纏めました。

家人の死亡届・手続き ページ1 ページ2


<終活としてやっておくべき三つの事…>

(1) お墓(遺骨の埋葬場所)の手配
(2) 葬儀社の契約(通夜・葬儀、役所への届け出、火葬場の手配)
(3) “やるべきこと”の纏め
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【関係サイト】

 〇 クレリネット

 〇 墓地、埋葬等に関する法律



【関連記事】

 〇 お墓開き

 

 

 

 

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