「Windowsメール」の設定が完了したら、OutlookExpressからWindowsメールへのアドレス帳とメッセージ(メール内容)の引越しをしますが、そのための準備としてXP機のメール情報(アドレス帳とメッセージ)の取り出しを行います。
ここではアドレス帳とメッセージに分けて話しますが、実際にはXP機で一気に続けて行います。
1.XP機での準備
(1) XP機のデスクトップに新しいフォルダを作成
(2) フォルダ名を付けるここでは「メールの引越し」とする
(3) 「メールの引越し」フォルダ内に
・「アドレス帳」
と
・「メッセージ」
の二つのフォルダを作成
2.アドレス帳の取り出し(エクスポート)方法①Outlook Expressを起動
②メニューバーの「ファイル(F)」をクリック
③表示されたドロップダウンメニューの「エクスポート(E)」をプロット
④表示されたメニューの「アドレス帳(A)」をクリック⑤「アドレス帳エクスポートツール」ポップアップ画面が表示される
⑥「テキストファイル(CSV)」を選択(クリック)し、〔エクスポート(E)〕ボタンをクリック⑦「CSVのエクスポート」ポップアップ画面が表示される
⑧〔参照(R)〕ボタンをクリック⑨「デスクトップ」をクリック
⑩「メールの引越し」フォルダをダブルクリック
⑪「アドレス帳」フォルダをダブルクリック
⑫「ファイル名(N)」に address と入力
⑬〔保存(S)〕ボタンをクリック⑭「CSVのエクスポート」ポップアップ画面が表示される
⑮〔次へ(N)〕ボタンをクリック⑯必要な項目にチェックを入れる
⑰〔完了〕ボタンをクリック⑱「アドレス帳」ポップアップ―「アドレス帳のエクスポートは正常に完了しました。」のメッセージが表示されるので、〔OK〕ボタンをクリック
⑲⑤の「アドレス帳エクスポートツール」ポップアップ画面に戻るので、〔閉じる(C)〕ボタンをクリック
3.USB記憶媒体にデスクトップの「メールの引越し」フォルダをコピーする
***ここからは Vista 機での処理***
4.USB記憶媒体からVista機のデスクトップに「メールの引越し」フォルダをコピーする
5.アドレス帳のファイル形式を変更するWindows XP と Windows Vista では文字コードが異なるため、XPでの「ANSI」形式からVistaの「UTF-8」形式に変更する
①デスクトップの「メールの引越し」フォルダ→「アドレス帳」フォルダを開く②「address.csv」ファイルを右クリック
③「プログラムから開く(H)」をクリック
④「メモ帳」をクリック
⑤「csvアドレス帳」がメモ帳で開く⑥メニューバーの「ファイル」をクリック
⑦表示されるドロップダウンメニューの「名前を付けて保存(A)」をクリック⑧「文字コード(E):」を「UTF-8」に変更ファイル名に「.csv」の拡張子が付いていることを確認付いていなければ入力
⑨〔保存(S)〕ボタンをクリック⑩「名前を付けて保存の確認」ポップ画面が表示されるので、〔はい(Y)〕ボタンをクリック
⑪開いているファイル(メモ帳)の右上の×ボタンをクリックして終了する。
これで、ファイルの保存文字形式が変更された。
6.アドレス帳の取り込み(インポート)方法
①Windowsメールを起動②メニューバーの「ファイル(F)」をクリック
③ドロップダウンメニューの「インポート(I)」、「Windowsアドレス帳(c)」の順にクリック④「Windowsアドレス帳にインポート」画面が表示される
⑤中央の窓内の「CSV(カンマ区切り)を選択(クリック)し、〔インポート(I)〕ボタンをクリック⑥「CSVのインポート」画面が表示される
⑦〔参照(R)〕ボタンをクリック⑧デスクトップ¥メールの引越し¥アドレス帳の各フォルダを開き、ファイル「address.csv」を選択(クリック)し、〔開く(O)〕ボタンをクリック
⑨「CSVのインポート」画面に戻ったら、〔次へ(N)〕ボタンをクリック
⑩「インポートするフィールドの割り当て」が表示されたら、必要とする項目をクリックしてチェックマークを入れ、〔完了〕ボタンをクリック
⑪「Windowsアドレス帳にインポート」画面で「アドレス帳は、以前の場所および形式からWindowsアドレス帳フォルダにインポートされました」が表示されたら、〔閉じる(C)〕ボタンをクリック
以上でWindowsメールへのアドレス帳の取り込みは完了です。
<シリーズ記事>
PCの引越し(その1)「もう限界!」
PCの引越し(その2)「Windowsメール」の設定手順
PCの引越し(その3)「アドレス帳」の引越し手順(この記事)
PCの引越し(その4)「メッセージ」の引越し手順