鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

相之浦

2013-04-10 | 水辺の風景

南九州市知覧町の相之浦(あいのうら)という古い港を紹介します。

国道226号の東塩屋バス停から海側に行ったところです。

 

相之浦の案内看板。

 

自然の入り江を利用した港です。これは入り江の最上流部で、岸壁があります。

この港は、江戸から明治にかけて海上交易で栄えました。

 

前の写真の下流側。ここには岸壁はなく、岩盤が露出しており川のようです。

 

海に出ました。開聞岳が見えます。

 

前の写真の中央に、岩をくりぬいた穴があります。

これは「めくい」といい、船のもやい綱を結びつけるためのものです。

 

港の入口です。

僧俊寛が鬼界ケ島(硫黄島)に流された逢之湊(あいのみなと)は、この港ではないかという説があるそうです。

 

近くにある相之浦神社。


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4 コメント

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相の浦 (とん子)
2013-04-10 20:02:00
この地名は佐世保にも有るんですよ!!

こんな静かな所で海上交易が??

当時は賑わったんでしょうね!!

海の色が本当に綺麗ですね!!
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佐世保にも (chiro)
2013-04-10 21:19:47
とん子さん

相の浦という地名が、佐世保にもあるんですね。

ここは、今は田舎ですが、当時はにぎわったんでしょうね。
入り江になっているので、いい港だったんでしょうね。
晴れていると、本当にきれいですよ。
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俊寛といえば・・・ (momomama)
2013-04-11 07:57:11
おはようございます。
骨と皮で船を待っている図が浮かびますね。
>逢之湊(あいのみなと)は、この港ではないかという説があるそうです。
きっとそうだと思いますよ。。。

>岩をくりぬいた穴があります。
これは珍しいですね。。。 「ぬくい」初めて聞きました。
ぬく(抜く) に 意味があるのかな? くい(杭) に意味があるのかな?
それとも そんなの関係ない のかな?
因みに むかし母が あたたかいことを 今日はぬくいねって言ってました。
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めくいです (chiro)
2013-04-11 18:18:13
momomamaさん

硫黄島に行って、俊寛の像を見ましたよ。
現地を訪れると、俊寛の悲哀がわかりそうでした。

「ぬくい」ではなく「めくい」です。
案内板には、ひらがなで書いてあったので、漢字はわかりません。
私は「目杭」ではないかと思いましたが、どうでしょうか。

暖かいことを、「ぬくい」と言うのは、普通に言いますね。
種子島では、「ぬくか」がなまって、「ぬっか」といいます。
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