南九州市知覧町の相之浦(あいのうら)という古い港を紹介します。
国道226号の東塩屋バス停から海側に行ったところです。
相之浦の案内看板。
自然の入り江を利用した港です。これは入り江の最上流部で、岸壁があります。
この港は、江戸から明治にかけて海上交易で栄えました。
前の写真の下流側。ここには岸壁はなく、岩盤が露出しており川のようです。
海に出ました。開聞岳が見えます。
前の写真の中央に、岩をくりぬいた穴があります。
これは「めくい」といい、船のもやい綱を結びつけるためのものです。
港の入口です。
僧俊寛が鬼界ケ島(硫黄島)に流された逢之湊(あいのみなと)は、この港ではないかという説があるそうです。
近くにある相之浦神社。
こんな静かな所で海上交易が??
当時は賑わったんでしょうね!!
海の色が本当に綺麗ですね!!
相の浦という地名が、佐世保にもあるんですね。
ここは、今は田舎ですが、当時はにぎわったんでしょうね。
入り江になっているので、いい港だったんでしょうね。
晴れていると、本当にきれいですよ。
骨と皮で船を待っている図が浮かびますね。
>逢之湊(あいのみなと)は、この港ではないかという説があるそうです。
きっとそうだと思いますよ。。。
>岩をくりぬいた穴があります。
これは珍しいですね。。。 「ぬくい」初めて聞きました。
ぬく(抜く) に 意味があるのかな? くい(杭) に意味があるのかな?
それとも そんなの関係ない のかな?
因みに むかし母が あたたかいことを 今日はぬくいねって言ってました。
硫黄島に行って、俊寛の像を見ましたよ。
現地を訪れると、俊寛の悲哀がわかりそうでした。
「ぬくい」ではなく「めくい」です。
案内板には、ひらがなで書いてあったので、漢字はわかりません。
私は「目杭」ではないかと思いましたが、どうでしょうか。
暖かいことを、「ぬくい」と言うのは、普通に言いますね。
種子島では、「ぬくか」がなまって、「ぬっか」といいます。