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鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

馬毛島

2006-08-02 | 風景
馬毛島は、種子島西之表市の西12kmの海上に浮かぶ面積8.4km2の小島です。
かつては人が住んでおり、小中学校もありましたが、1980年から無人島に
なっています。

定期船「馬毛島丸」が通っていたころ、何回か遊びに行ったことがあります。
港につくと、一面のソテツ林とカヤぶきの小屋が並んでいました。
小屋は種子島の漁師小屋で、トビウオ漁のときここに泊り込んで作業を
するための小屋です。

森林はなく、ガジュマル等の木が少し生えているだけで、草原が広がっていました。
一番高いところが岳之越(標高71m)で、ここからは360度の大展望が広がっています。
種子島とはまったく異なる、南洋の小島のような雰囲気のある島です。
また、マゲシカというニホンシカの亜種が棲んでいます。


西之表の海岸から馬毛島を望む。島の手前に、高速船トッピーが白波を立てている。


夕方、国道を走っていたら、馬毛島の岳之越に夕日が沈むところだった。

馬毛島は、現在大部分が企業の土地になっています。
核廃棄物の貯蔵施設、日本版スペースシャトルの着陸場などと、何回も開発の話が
出ては消えていった、時代に翻弄されてきた島です。

そして今は採石場として開発が進められているようです。
採石場として掘削した後を、産業廃棄物処理場として利用するのでは?といった
憶測もあるようです。
美しい馬毛島を採石場として掘り起こすこと、ゴミの受け入れ地とすることには、
反対です。
馬毛島の現状や開発の歴史について、ここで述べるスペースはありませんので、
下記に詳しいです。

http://www12.plala.or.jp/tazoe/
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