宮崎県小林市の旧岩瀬橋と永仁の碑を紹介します。
岩瀬川に架かる国道268号の橋から、下流の旧岩瀬橋を見たものです。
右岸より見る。
下流側です。切石積みの橋脚は明治25年に造られたものです。
右岸から見た近景。
下流側。鉄骨トラスは大正14年の建設です。鉄骨は神戸三菱造船所から運ばれました。
左岸より見る。
上流側です。
橋から上流を望む。最初の写真を撮った国道の橋が見えます。
橋から下流を望む。ここにオオヨドカワゴロモ(カワゴケソウ科の水生植物)が自生しているそうです。
橋の左岸側に永仁の碑があります。
永仁元年(1293年)の文字があり、宮崎県で最も古い石碑の一つです。
梵字が刻まれています。
726年前 改元された年なんですね。
どういう改元だったでしょうね。
気になって 検索したら えいじん で出てこない。
永仁【えいにん】 だったんですね。
後に「元冦」と呼ばれた襲来の時
永仁元年は弘安の役から12年目に当たり、永仁の碑は、岩瀬渡の交通難所が改善されたことを記念するとともに、恐ろしい外敵の侵攻が再び起こらないことを祈って建てられたものと思われます。
へ~ 永仁の字も読めなかったけど ・・・
襲来は脅威だったでしょうね。
こんばんは~
検索していただき、ありがとうございます。
この岩瀬橋は明治時代ですが、永仁の時代にも交通難所が改善されたんですね。
蒙古襲来なんて、ずいぶん古い石碑が残っていたものですね。