岩屋寺跡
2018-10-08 | 史跡
姶良市加治木町木田の岩屋寺跡は、一度紹介しましたが、再訪しました。
岩屋寺跡の入口。
少し進むと、石垣などの寺の遺構が残っています。
寺跡と思われる平坦面。追悼碑があります。
ここに大巌屋寺というお寺があり、958年に再興したという記録があるそうですから、1000年以上の歴史があります。廃仏毀釈で破壊されました。
斜面裾に大きな岩があり、この上の斜面に多くの史跡があります。
岩は四角にくりぬかれています。上の丸の中には梵字が刻まれていると思われます。
この中に頼昌法印石坐像があります。
頼昌法印石坐像。宝永年間の住職でした。破壊されていません。
さらに登ると、左に不動明王磨崖仏像があります。
高さ3mの不動明王磨崖仏像。これも破壊されていません。
頭部のない仏像。
斜面の上の岩屋に奥の院があります。
向かって右から見た奥の院。
祠です。
祠の中の仏像。
祠の横の破壊された仏像。
ここは、あまり有名でなく、訪れる人も少ないですが、山の斜面に壮大な寺院があったことがわかります。