薩摩川内市にある新田神社の大樟(くす)を紹介します。
うっそうとした参道の階段を進みます。両側に多くのクスノキの大木があります。
このようなクスノキの古木がたくさんあります。
新田神社社殿の下にある大樟。薩摩川内市指定文化財です。
根元は空洞化しています。
神社側から見た大樟の全容。
根回り:13.3m
幹周り:9.9m
樹高:20m
樹齢:650~800年
下部。与謝野鉄幹・晶子夫婦が、ここを訪れて歌を詠んでいます。
可愛の山(えのやま)の 樟の大樹の 幹半ば うつろとなれど 広き陰かな 与謝野鉄幹
当時は、もう少し枝が広がっていたのでしょうか。
社殿の横にあるクスノキ。これは大きく枝を広げ、樹勢がいいです。
可愛(えの)山稜の前にあるクスノキです。幹が大きく空洞化しています。
反対より見る。さまざまな植物が寄生しています。
根元。空洞化が激しいです。