板取橋から上流へ行きます。
日置市吹上町永吉の、坊野下バス停付近から上流を見たものです。
前の写真の橋から上流を望む。上流の橋は新常堀橋です。
さらに上流へ行くと、堰がありました。上流の橋は渡瀬橋です。
渡瀬橋から上流を望む。この少し上流の右岸側に「西郷屋敷跡」があります。
西郷屋敷跡にある「西郷隆盛開地之碑」と、西郷さん愛用の手水鉢。
西郷さんは、官職を辞して鹿児島に帰ってから、よく坊野の仁太郎宅に泊って狩をしました。仁太郎の妻は、かつて西郷家に仕えた縁で、西郷さんにかわいがられていました。
西郷さんは、この地を開いて家を建て、狩をしましたが、家は柱野に移されてここにはありません。
さらに上流へ行くと、永吉川の右岸に黒川洞穴があります。小さな橋を渡って行きます。
前の写真の橋から上流を望む。
黒川洞穴の入口に対の仁王像があります。
黒川洞穴です。
昭和27年に発見され、縄文時代晩期の黒川式土器出土の標識遺跡となりました。鹿児島県指定文化財です。
洞穴内には、黒川神社があります。
縄文時代から平安時代までの5000年間、住居として使われ、土器、石器、貝類、獣骨、人骨が発掘されました。
黒川神社。
洞窟の奥です。