鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

皇徳寺跡

2024-09-12 | 史跡

鹿児島市山田町の皇徳寺跡へ行きました。

 

この奥が皇徳寺跡です。皇徳寺台の下にあります。

 

入口の岩の下に、破壊された仏像が2体あります。

 

頭部のない仏像。

 

破壊された対の仁王像です。

 

右の仁王像。頭部、下半身、両腕がありません。

 

参道を進みます。

 

ノカンゾウが咲いていました。

 

皇徳寺は福昌寺の末寺で、7つの伽藍を持つ大きな寺でしたが、明治2年の廃仏毀釈で破壊されました。

 

石塔があります。

 

破壊された宝篋印塔。

 

大きな六地蔵塔があります。

 

地蔵は削られてありません。

ここは、徹底的に破壊されたようです。

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地頭所の田の神他

2024-09-10 | 田の神

南さつま市加世田の田の神を2体紹介します。

 

地頭所の田の神です。後ろは溜池で、堤にクスノキがあります。

 

塘池農道完成記念碑と並んで建っています。

 

右手にメシゲ、左手に鍬を持っています。文化年間(1804~1818年)に建てられました。

 

顔は風化しています。

 

ワラヅトを背負っています。向こうの山は金峯山。

 

クスノキです。

 

溜池にホテイアオイがあります。

 

ホテイアオイの花。

 

唐仁原の田の神です。

 

旅姿の僧侶の立像です。建立は1826年です。

 

頭巾風の大きなシキを被り、右手にメシゲ、左手にお椀を持っています。

 

後ろ姿。

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熊野神社のクスノキ

2024-09-08 | 巨樹・古木

南さつま市加世田の熊野神社を紹介します。

 

熊野神社。鳥居の横にクスノキの巨木があります。

 

南さつま市名木古木です。

 

根元から大きく三つに分かれています。

 

上部。

 

鳥居をくぐって神社へ行きます。

 

熊野神社拝殿です。

 

赤い本殿。創建は1385年と古いです。

 

社殿の横にヤマモミジがあります。

 

ヤマモミジの下から神社を見る。紅葉の頃はきれいでしょう。

 

イチョウです。

 

切り株から小さな木がびっしりと生えています。

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火之神公園

2024-09-06 | 水辺の風景

枕崎市の火之神公園を紹介します。

 

前回の平和祈念展望台の近くにあります。

 

キャンプ場になっており、ここでキャンプをしたことがあります。左奥の岩は立神岩。

 

海に突き出た岩場へ行きます。

 

岩場から見た公園。

 

反対より見る。向こうが枕崎市街地です。

 

岸辺の岩と立神岩。

 

岩場の淵です。

 

前の写真の左に立神岩があります。立神岩をバックに、映画「男たちの大和」のロケが行われました。

 

別名ローソク岩です。岩の上に沈む夕日は、まさにローソクでしょう。

 

近景。高さ42mです。

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平和祈念展望台

2024-09-04 | 水辺の風景

枕崎市の平和祈念展望台(戦艦大和等殉難鎮魂の碑)へ行きました。

 

入口から展望台(中央)を見たものです。

 

両脇に石灯籠のある坂を登って行きます。

 

平和祈念展望台です。

 

殉難鎮魂之碑。

 

火を掲げる乙女の像があります。

 

広場の先に鎮魂の碑が複数並んでいます。

 

右の碑。

 

昭和20年4月7日、戦艦大和など6隻の軍艦は、敵機の攻撃でこの先200キロの東シナ海に沈みました。

番号1が大和の沈没地点で、屋久島の西になります。

 

沈没地点方向の海を望む。

この近くで、映画「男たちの大和」のロケが行われました。映画は私も見ました。

 

右を望む。

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滝之下大滝

2024-09-02 | 水辺の風景

鹿児島市中山町の滝之下大滝へ行きました。

 

広場の奥のクスノキの左に滝が見えます。

 

滝の下流から取水している水路に桁橋があります。

 

クスノキと滝。

 

クスノキの下の祠です。

 

ヤマモミジの隣にレンガ煙突があります。かつてここに骨粉工場があったそうで、その遺構です。

 

滝へ近づきます。上の赤い橋は、指宿スカイラインの橋です。

 

滝之下大滝の全景。川は永田川の支流の滝之下川です。

台風の後で水量が多く、水しぶきがすごくてカメラが濡れました。

 

上部。

 

下部と滝つぼ。

 

滝の下流です。

 

堰があります。

 

近くの支流にも滝があります。

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竹屋神社

2024-08-31 | 史跡

南九州市川辺町勝目の竹屋神社を紹介します。

 

杉やクスノキなどの巨木に囲まれた竹屋神社。

 

鳥居の柱に文字が刻まれています。

 

右の柱には「日露戦役記念」と書かれています。戦役記念碑は多いですが、鳥居の柱に書かれているのは珍しいです。

 

左の柱には「明治四十年五月建設」と書かれているようです。

 

左右に祠があり、右の祠です。屋根が立派です。

 

最初の写真に見えるクスノキの下部。

 

上部。

 

別のクスノキです。

 

鬱蒼とした境内と竹屋神社社殿。

ニニギノミコトは竹刀で子供たちのへその緒を切ったが、その時捨てられた竹が茂って竹林となったのが名前の由来です。

 

本殿。御祭神は山幸彦と妃の豊玉姫です。

 

近くを流れる大谷川と、堰から落ちる滝。向こうが勝目麓です。

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勝目城跡

2024-08-30 | 史跡

南九州市川辺町勝目の勝目城(山田城)跡を紹介します。

 

国道225号の勝目麓信号から東へ行くと、道路左に入口があります。

 

空堀跡を登って行きます。

 

勝目城跡です。

 

案内板。島津氏の子孫の大野氏の城でしたが、一時断絶し、その後再興されました。

 

仏像や石塔が並んでいます。

 

仏像です。

 

頭のない仏像。

 

大野氏供養の石塔です。

 

別の石塔。

 

近くに穴があり、ロープが張られています。

 

底は見えませんが、井戸でしょうか。

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清魂水

2024-08-28 | 水辺の風景

南九州市川辺町の清魂水を紹介します。

 

万之瀬川右岸の水路を下流から見たもので、この先に清水磨崖仏があります。清魂水はこの右です。

 

看板の所を下りていきます。

 

万之瀬川右岸に洞窟があります。

 

洞窟の中に湧水があります。

 

岩の割れ目から水が湧いています。

 

流れ出る清魂水。水質が良く、汲みに来る人が多いそうで、この時も来ていました。

 

隣の石像です。

 

湧水の横を、最初の写真の水路の水が滝になって落ちています。

 

万之瀬川上流を望む。

 

下流を望む。

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清水桜元の隠れ念仏

2024-08-26 | 史跡

南九州市川辺町清水桜元の隠れ念仏を紹介します。

 

案内板に従って行くと、道路の正面に水路があり、ここを進みます。

 

正面にシラスの崖があり、ここを右へ行きます。シラスの崖に穴があります。

 

シラスの崖の穴。これが隠れ念仏ではありません。

 

内部です。何の穴かわかりません。

 

山道を登って行きます。

 

案内柱の左の階段を上がります。

 

隠れ念仏入口です。人がしゃがんでやっと入れるくらいの大きさです。

江戸時代、浄土真宗(一向宗)は禁止されていたので、信者は夜ここに集まり、念仏を唱えていました。

 

内部。先で穴が右に続いているのがわかります。

集落からの入口に見張りを置き、役人が見回りに来ると鐘をたたいて知らせ、谷を伝って鳴野原へ逃げていたそうです。

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